梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

給付金と年金とマイナンバー

2020-06-23 10:47:48 | 雑記
投稿欄に特定給付金の手続きに関して投稿があった、

高齢の叔母が給付金の申請をあきらめたという話だ

「文字が小さくて読めない」「拡大して読んでも判り難い」

「添付書類が判り難いうえに取り寄せるのも大変だ」

「更に言えば投函に行くにも足が悪くて難しい」

彼女は93歳で単身者で年金で生計を営んでいるのでこの10万円は大きな援助になる

しかし上記の様な理由であきらめざるを得なかったと言う

投稿者が言うのは「年金受給者は基本情報は把握しているのだからそのまま年金に上乗せすればいいのではないか、」と言う

全くその通りで取り敢えず年金受給者には年金機構を通じて配布すれば済んでしまう

年金受給者である自分も知っているが年金受給者は「マイナンバー」が登録していなければ受給できないシステムになっている、

「口座にすべて紐付けをする事で給付等の利便性を確保する」といっておきながら一番底辺の高齢年金受給者ですら把握していないし全く利用していない

言っている事とやっていることが全くちぐはぐでどう考えても「国民の為」が見えてこない

10万円を一回だけ支給することでどの程度の効果があると思っているのか

戦後の混乱期に食糧管理法に沿って配給食糧だけで生活をし栄養失調で餓死をしたという裁判官が居たが今の議員官僚連中も年収300万で一年生活をして貰いたいものだ

経費も領収書なしではなく必要経費だけを支給して生活費は税込み月27万で生活してみるが良い

それでも未だましな生活で年金だけで生活している人は平均してみれば月12万程度だ

そこから家賃水道光熱費をだして一年でいいからやってみれば「特定給付金10万円」の意味が分かるだろう

政治家と官僚と経済界トップとその他国民の「生きる」事の違いを理解させるには「試しに」では意味がないかもしれないが最低でも身をもって痛みを知る事は必要だ

「乞食王子」を本気で読んでもらいたいがあれは純真な子供の時だから意味があるのかもしれない

生まれた時から「政・経・官」の家庭に育った人間は「純真な」子供であることを望むのは無理かもしれない

社会性動物と言う事を武器に発展してきた人間と言う生物はその社会性を失えば裸の猿だ

強大な武器は同じ人間同士にしか意味のない力で共食いは結局人間社会の衰退どころか破滅に向かうだけだ、


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1 コメント

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全くその通り (iwadonosansou2)
2020-06-24 06:43:38
お宅様の言う通りです。
感銘しました。
最近の政治家は質が落ちたというか、覇気がないのか、それに群がる官僚、日本国をどうやって引っ張っていくのか?
アメリカにも人がいないのかね・・・トランプの対抗馬が74歳です。
どうアメリカを・世界を引っ張って行くのでしょう?

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