梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

朝型”梟”の独り言

2020-06-30 09:26:57 | 雑記
都知事選は終盤になって来た 、何人か出ているがほぼ3人の戦いではないか

しかし、大勢は恐らく小池現職が有利なんではないかと思う 、全立候補者を見渡しても残念だが都政と言うより政治が出来そうなのは小池都知事しかあるまい、

前回直前で立候補を取り下げた宇都宮けんじ氏を推す気持ちはあるのだがやはり「美濃部都知事」の二の舞になるのではないかと言う懸念が大きい、

無論、あちらは学者さんで宇都宮氏は法曹の出ではあるが政治は裁判の様に白黒はっきりさせる事は出来ない、

してはいけないことだらけである、1200万以上の都民の志向するところが完全一致することはぜった位にありえないしあってはいけない、

清濁併せ呑む事も必要だし最悪49対51の様な決断もしなければならない 、その時は49%を切り捨てる事になる事すらあるかも知れない、その怨嗟を受ける覚悟がいる、
無論そこのフォローが重要だしそれが政治と言う事だろう、

マイノリティへの対応は今回のコロナ騒ぎで職業職種によって強制力を行使できるか 、行使した場合の補償はどうするか、

どういう施政をやっても被害を受けたり援助から漏れる者が出てその怨嗟もかぶる覚悟とその曖昧さはやむを得ない事だろう 、

法の世界ではその曖昧さは絶対に許されない、「こう思われる」と言う法文はなく「・・・である」と言い切るのが法の文法の筈だ、

もう一人、ギリギリで突然の立候補の山本太郎氏に関しては私の見る限り彼は”政治をやりたい”のではなく”選挙をやりたい”だけに見える、

園遊会で陛下に直訴した事、先の選挙で障害のある方を枠で当選させて自らは議員にならなかった事、 ずっと、野党共闘の重要性を叫びながらの突然の立候補等々、今式で言えば彼は単なる「パフォーマー」にしか見えない

恐らく彼にこの巨額の都予算を使い切る能力は認められないと私は思う

申し訳ないがこの3人以外は論外だ、都政をどうしたいのか、その力があるのかなどは全く見えて来ない

残念だが小池氏が当選するだろうとは思う、だからと言って小池百合子氏に投票すると言うわけではないが、

今期に関すればオリンピックは反対だし、福祉関連も進んだとは言えない、感覚的な話を言えば「横文字が多すぎる!」

まあ、飲み屋で爺さんが口角泡を飛ばす様な酔っ払い放言だがコロナでそんな事も出来ない

正真正銘「夜行性でない梟の独り言」である

庶民文化が文化財なんだろう

2020-06-28 11:22:06 | 雑記
東京和楽器と言う会社が廃業するという記事を見た

知っていた会社ではないが内容を読んでみたら三味線などの和楽器を作って130年にもなる大手の老舗らしい、

従業員も(職人と言うべきか)18名も居る会社で維持が難しくなり税理士からも通告をされていたという、

此処数年需要が低迷しさらにこのコロナ騒ぎで花柳界も演奏も低迷しここ数か月注文はゼロだったそうだ、

利用者のインタビューでは「これからどうすれば」う人が多かった、

他にこの様な仕事を営む会社があるかわからないが大手の一角か、もしかしたら最大の会社が廃業するとなるとやはり衰退を否めなく今後の和文化に大きな影響がでるだろう、

日本の伝統文化、それも庶民レベルで広がっている日本人の中で育んできた伝統と言うより 更に深く沁みこんだ血のようなものだろう、

江戸時代から数百年をかけて育て上げた日本人の心と言うか血液の様なものはいくら科学が発展してもそれを乗り越える事は絶対にできないいし他国からも支持されている、

新しいものはこれからもどんどん出てきて経済的にも文化的にも発展をしてゆくだろう、 が「古いもの」は絶対に作る事は出来ない、

数百年かけて記憶の遺伝を繰り返して育んできた物を経済的なアンバランスで消滅させることは絶対に避けるべきだろう、

これは経済産業局という金だけを見ている官庁の問題ではなく文化庁の様な所がイニシアティブを取って支えて貰いたい

これこそ「無形文化財」と言っても過言ではあるまい、文化の継承は民族レベルで支えなければならない、

どんな良い施策を施してもそれが単に経済的援助では本当の伝統は育んでいけない、それが「仕事として成り立つ」事が文化なのだという事が肝心なのだ、

職人文化は日本の伝統文化であり、利益最優先では成り立たない、

アメリカ発の新自由主義経済と言う悪しき風潮はトランプ大統領に象徴されて世界は不安定になりかかっている、

世界レベルのウィルス感染禍を乗り切るには民族の隔絶ではなくそれをを超えた協調が絶対的に必要だ、

民族主義と民族の文化の尊重と理解は全く別のあるいは逆の話だ、

本題がそれた、東京和楽器を文科省の力で支えて継承を支えて貰いたい、クラウドファンディングでも立ち上げて貰えば喜んで協力しようと思う、

良い世の中にしたいからに決まってる

2020-06-26 10:24:36 | 雑記
案の定経産省と電通の関係が次々出て来た、

定年後の引受先として重要なポジションであり電通から出向と言う形で経産省に複数の人間が行っているという、

他の省庁とは違うルールで「中間管理費」と言う名目で10%が認められ更に下請け孫請けも全く問題視されていない様だ、

今回の窓口組織は決算報告も出されて居ず、急遽出してきた決算書も各項目の詳細説明がなされていないらしい、

此処に至った経緯を追及されてある官僚が「そんな事を追及しても良い世の中になる訳がない」と言ったらしい、

”お前が言うな”経産省がやっていることが諸悪の根源だ、取り敢えずお前の様な官僚が居ること自体が「いい世の中じゃない」言う事なのだ

こう言う輩を制御するために官邸人事権と言う法を作ったのに政府がそれを餌に自らの都合の良い官僚と省庁をコントロールする、

幾ら良い法を作ってもそれを手にしている輩が低悪だったら何にもならない

それが安倍政権の間に政官のズブズブ関係と腐敗を撒き散らしてるとしか見えない

良かれと思い作った抑止力を利用して自らの利益誘導にしか使えないのなら一体我々国民はどうしたら良いのか、

少なくともこれは第三者機関として独立して機能しなければ悪法でしかない、

しかしそれを決めるのも政治家当人だからどうにもならない

唯一の抑止力はあくまで選挙だが対立野党が全くどうにもならない状況だ

又自民党が政権に付き安倍政権になればなりふり構わず強行採決の連発になるだろう

憲法改変・国民監視管理は運転免許も携帯電話もマイナンバーで管理するという

特定秘密保護法で盗聴管理は政府の判断で可能になっている、

ゲシュタポ如き政府が出来そうだ、ナチ政治は麻生副総理が賞賛した事があるのだから、

日独伊は既に日本以外は敗戦国条項から外されてナチズムは禁忌になっているが安倍政治は当時の大日本帝国に傾倒しているように見えるのは私だけか、

私のこんな見方は偏った認識なんだろうか、

我々の人生残りは大したことはないがこのまま行ったら日本はどんな未来を掲げられるのか

一番の被害者になると思う世代が真剣にこの状況を考えて選挙に立ち向かってもらいたいものなのだが、

民主党とは”民が主”ではなく”民の主”である

2020-06-24 09:26:22 | 雑記
政府がマイナンバーカードとスマートフォンの一体化を検討していることがわかった。
政府関係者によると、利用が低迷しているマイナンバー制度の普及促進に向け、政府が、将来的にマイナンバーカードとスマートフォンを一体化させることを検討していることがわかった。
一方、政府は23日に開いた会合で、マイナンバーカードと運転免許証や国家資格証、在留カードなどとの一体化に向けた議論に入った。
菅官房長官は「年内に工程表を作成し、できるものから実施していきたい」と強調した。
政府はすでに健康保険証との一体化については、2021年3月から始めることにしている。
運転免許証やスマートフォンとの一体化が実現すれば、さらに利便性が高まることになる。

国家管理が容易で個人を管理しやすくなり政府が好きに出来て危険性がたかまる事になる

運転免許証や通信インフラを政府が干渉するという事は社会を政府が管理するという事になる

運転免許証を発行しているのは政府ではなく交通安全委員会と言う別組織だ、

あくまで国民が自主的に管理祖組織を運営している筈だが其れをマイナンバーで政府の管理下に置くという、

多くの知識人や世論でも戦前にもなかった国民監視政策だと言われている

それにも拘らず強硬に進めて行き、いくら声高に利便性を叫んでもその後ろにある国民監視社会に関して何の説明もない

「そんなことはない」と言うだけでその為の第三組織の設立などは一切出さない

安倍政権になってから三権分立が機能していない事は検察の不祥事、官僚の開き直り、人事権を握って強権を手にしている事は野党も世論が追及し続けている、

その事に関して全く真摯に回答をしない政府をどうして信じる事が出来るというのか

高市総務大臣が放送各局に「政府批判をするなら放送権を剥奪する」と言った事は記憶に新しい、

こんな政府にプライバシーのすべてを管理刺さる事がどれだけ危険か言うまでもない

特定秘密保護法ですでに警察と公安は我々の通信傍受の権利を正当化している

ロシア、共産党政権にも匹敵する独裁恐怖政治になると危惧するのは当然だろう

今の議席数では多数決の悪で押し切る事が可能なのだ、次の選挙は必ずこの政権を倒さなければならない

せめて絶対与党状況だけは避けなければならない、頼むから野党共闘を確定してもらいたい








給付金と年金とマイナンバー

2020-06-23 10:47:48 | 雑記
投稿欄に特定給付金の手続きに関して投稿があった、

高齢の叔母が給付金の申請をあきらめたという話だ

「文字が小さくて読めない」「拡大して読んでも判り難い」

「添付書類が判り難いうえに取り寄せるのも大変だ」

「更に言えば投函に行くにも足が悪くて難しい」

彼女は93歳で単身者で年金で生計を営んでいるのでこの10万円は大きな援助になる

しかし上記の様な理由であきらめざるを得なかったと言う

投稿者が言うのは「年金受給者は基本情報は把握しているのだからそのまま年金に上乗せすればいいのではないか、」と言う

全くその通りで取り敢えず年金受給者には年金機構を通じて配布すれば済んでしまう

年金受給者である自分も知っているが年金受給者は「マイナンバー」が登録していなければ受給できないシステムになっている、

「口座にすべて紐付けをする事で給付等の利便性を確保する」といっておきながら一番底辺の高齢年金受給者ですら把握していないし全く利用していない

言っている事とやっていることが全くちぐはぐでどう考えても「国民の為」が見えてこない

10万円を一回だけ支給することでどの程度の効果があると思っているのか

戦後の混乱期に食糧管理法に沿って配給食糧だけで生活をし栄養失調で餓死をしたという裁判官が居たが今の議員官僚連中も年収300万で一年生活をして貰いたいものだ

経費も領収書なしではなく必要経費だけを支給して生活費は税込み月27万で生活してみるが良い

それでも未だましな生活で年金だけで生活している人は平均してみれば月12万程度だ

そこから家賃水道光熱費をだして一年でいいからやってみれば「特定給付金10万円」の意味が分かるだろう

政治家と官僚と経済界トップとその他国民の「生きる」事の違いを理解させるには「試しに」では意味がないかもしれないが最低でも身をもって痛みを知る事は必要だ

「乞食王子」を本気で読んでもらいたいがあれは純真な子供の時だから意味があるのかもしれない

生まれた時から「政・経・官」の家庭に育った人間は「純真な」子供であることを望むのは無理かもしれない

社会性動物と言う事を武器に発展してきた人間と言う生物はその社会性を失えば裸の猿だ

強大な武器は同じ人間同士にしか意味のない力で共食いは結局人間社会の衰退どころか破滅に向かうだけだ、