梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

子守歌の話

2024-03-05 11:12:56 | 雑記
フェイスブックのストーリーズに撮りためた画像に曲を乗せて流したら十年近く会っていない姪から流すたびにコメントがつく様になった
気軽に乗せたが毎回コメントが付くので段々プレッシャーを感じながら花の写真や神社寺なんかに無料で2小節提供されている曲を付ける
最初の頃は自分が好きな古いジャズ、ソニーロリンズだとか、MJQだとか乗せて、クラシックだったりしていたのだが姪のリクエストでマイクロジャクソンだったりビートルズだったりになっていた、
グラシェラ・スサーナの五木の子守歌を載せたら彼女が竹田の子守歌と勘違いしたので今度は竹田の子守歌と中国地方の子守歌を載せたら彼女から「放送禁止になったよね」とコメントが来た
これは知らなかったので調べてみたらこんな回答が出て来た、
この前が有りますが此処からが禁止理由だったらしい
「はよもゆきたや この在所こえて
むこうに見えるは 親の家
 ≪竹田の子守唄 歌詞より抜粋≫
まず「はよもゆきたや」は早く行きたいという意味で、この部分は簡単に言えば「遠くに見える親の家に帰りたい」と歌っています。
それがなぜ放送禁止となったかというと、問題は「在所」の言葉にあったようです。一般的に「在所」は故郷や田舎を指す言葉です。
ところが、「在所は被差別部落を意味するのでは?」という噂が広まってしまいます。
その点が問題視され、放送禁止歌となってしまったのです。「在所」の意味をさらに調べると、今住んでいる場所のことを指す意味もあるようです。
 そう捉えると単に子守奉公を終えて早く親元に帰りたいと歌っていると考察でき、よりしっくりくる内容と感じられます。」
在所と言うのは今でも「生まれた家」とか「生まれた所」と言う意味で結構使っている言葉だと思うが
昭和では結婚した後実家を訪問するときに「在所に行ってくる」と言っていたのだが今では死語なんだろうか
別の所で「放送禁止用語や禁止曲は殆どマスコミが臭い物に蓋をする様に自主規制をしたものが多い」と書かれていたが誰だったあ著名な小説家が「こんなに窮屈に言葉狩りをされたら本なんか書けないから小説家なんかやってられない」と言っていたがその時の禁止用語は「めくら・盲」と言う事ばだった、
此れには「めくらこうし」と言う言葉と「めくら蛇におじす」と言う言葉を例に出していた、
項目の最初に「この歌は子守奉公として働いていた10歳前後の少女が自身の心境を歌った“守り子唄”です。
「子守奉功で親元を離れて働く少女のつらさを唄った愚痴の様な歌」ですね
と書かれているが日本の有名な子守歌は殆ど子守奉功の歌が多い、
奉公と言っても実際は衣食住だけの報酬で「口減らし」が目的だったようだ、
五木の子守歌では「おどが盆きりぼんきり、盆からさきゃおらんど、盆がはよくりゃはよ戻る」と言う歌詞が有るが実際には帰っても居所は無かったのだろう、
「おどがうっちんじちゅうたかて誰が泣いてくりゅか、裏の松山セミが鳴く」と言う歌詞が続き、「おどがうっちんちゅうたら道端にゃ埋けろ、通る人ごち花揚げる」と続く、死んでも親は引き取ってもくれないだろうと言う悲しい歌詞をニューヨークのため息と言われたヘレンメリルは歌の意味を理解し涙を浮かべて歌ったと言う、
彼女の歌はLP版だったのでもうないのだがグラシェラ・スサーナの歌う五木の子守歌が気に入っている
子供を寝かせつけると言うより自分の心を寝かせつける様に小さな背中に他人の子供を背負って歌ったのかと思うとやるせなくなる

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