みどりの野原

野原の便り

2月7日 家の庭 気まぐれの植え替え & やっと正月飾りを片付けた

2020年02月07日 | Weblog

久しぶりで、ちょっとゆったりした気分でベランダに出る。

冬のベランダはみな元気にしているが淋しい。
 
水鉢で育っているウォーターマッシュルーム 刈りこんであるが、だいぶ根も回ってきた。
            右)思い切り根を切り詰めて水鉢に戻す。


オリヅルランも葉は寒さで傷んでいる。
本当はもう少し暖かくなってからの方がいいなと思いつつ、鉢をひっくり返す。
根が回っていて抜くのに難儀して、ようやく抜けた。

  
すごい根張り。太い根がびっしりついていた。ここへ水分を蓄えているらしい。
               右)子株を切り離して、同じ鉢に植え戻す。

この子たちは「時期も考えないで、気まぐれで植え替えられて困るわ」と思っているだろうな。
ごめん。


冬場なのにまだ元気な「金時草」キク科の多年草 時々葉をちぎって食べている。
金時草(加賀野菜)の名の他、水前寺菜(熊本県伝統野菜)ハンダマ(沖縄)などの名もある。 


2月も7日になって、やっと我が家の正月飾りを片付けた。

 
来年までお蔵入りの正月飾り小物   シシガシラ 独楽 羽根  

 
  鏡餅は娘のフェルト製   上のお餅をくるりと回せば、今年の干支「ねずみ」になる趣向 

3月のお雛様の飾りを出してこないと・・。

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2月6日 奈良 ヒレンジャクはいないなあ 田中一光展

2020年02月06日 | Weblog

田中一光展を見に行くついでに、先にヒレンジャクを探しに歩いた。
(今年はヒレンジャクがよく見れる年だと聞いたので)

昔、ヒレンジャクを見たあたり、戒壇院から知事公舎のあたり、大仏池のあたり・・などいそうなところを歩いた

 
ヒレンジャクが好むというヤドリギがこんなにたくさんあるとは知らなかった。
だいたいが遠い所にあるが、双眼鏡で見ると実が見えるところもある。
こんなにヤドリギがあればヒレンジャクも見られそう・・と期待。
・・・が、全く出会わず。残念・・
ハクセキレイやカワラヒワ メジロ イカルなどが見れただけ。

  
戒壇院の山門のライオン?獅子というのか? 飾り瓦というらしい。ユーモラスな感じ。 

 
   1本角が生えかけのシカ。     水を飲みに来ていたシカ   
角が生えるのは雄だけ。1歳ぐらいから毎年角が生えては落ち、年々2又に3つ又にと増えていくそうだ。
のんびり見えるシカも鹿せんべいをくれる観光客が減って、地面に貼りついた「あるようなないような」草を食べているのを見ると、人間がみるほど優雅でもなさそうだ。

 
カワウがこうもり傘のような羽を広げて乾かしていた。 アセビの花 

 
ヒレンジャク探しをあきらめて、吉城園のお庭へ。
吉城園は興福寺の子院「摩尼珠院」があったところとされている。
今は県の所有で庭園を公開している。
春や秋には多いだろう観光客もなく静かな庭園。起伏を活かしたいいお庭だった。

奈良県立美術館で開かれている田中一光展へ。
田中一光は奈良生まれのグラフィックデザイナー 
作品ははシンプルなデザインときれいな色の組み合わせが印象的だった。

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2月5日 キンモクセイの果実?

2020年02月05日 | Weblog

鹿児島へ「建築巡り」に行っていた娘から「キンモクセイの果実」(?)が送られてきた。

「旧田中家別邸」という鹿児島県の文化財になっているところ。
(田中省三 建造 大正11年に完成 庭園も市の名勝に指定されている)
娘がそこの庭園で実のなっている木を見つけ、奥様に尋ねると「キンモクセイ」とのこと。
「キンモクセイって実ができるんですか?」と問うと「実のできるのもあるのです」との答え。

これは珍しいのではないかと思い、枝を伐ってもらったという。

先ずはラインで写真を送ってきた。初めて見る果実だ。
「帰ったら押し葉にしておいて」と言ったが「そんな面倒なことようせん」

旧田中家、1日目に時間が足りなくてまた翌日も再訪問したという。
その時にちょうど庭木が剪定中で、キンモクセイも剪定されていて、落ちていた小枝をまたもらったそうだ。

 
1月31日「旧田中家別邸」(鹿児島県の文化財)の庭のキンモクセイ(?)

 
同じ日、娘から送られてきたキンモクセイ(?)の写真 

そして、今日4本の果実付きの小枝を送ってきた。

一般的にはキンモクセイは我が国には雄株しか導入されていないと言われている・・

キンモクセイの仲間にはギンモクセイやウスギモクセイもある。(変種などの関係)
ウスギモクセイには果実が付くこともあるとのことだ。
ネットで1件だけだったが、キンモクセイの果実がアップされた記事もあった。
それには「花」も「果実」もあった。どこかわからないが「公園」らしい。

送ってきた枝葉を見ると少し違う雰囲気もあるが・・
キンモクセイなのか?(主がキンモクセイと言っておられるのに・・)花の時期に見たい!

またドキドキする面白いものが出てきた。

家の子供たちは時々「面白いもの」を提供してくれるのでうれしい。

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2月4日 いもあらい地蔵尊 移転先  頭に直撃!

2020年02月04日 | Weblog

「いもあらい地蔵尊」それはかつて橿原市の国道169号線沿いにあった。
そこに、169号線から東に向けて新しい道路ができた(5・6年前?)

ちょうどその入り口あたりにあった「いもあらい地蔵」は行方不明に。
いい感じの木立の中にあったのにと(後に写真)残念に思っていたが、新しい場所に移されたことが分かったというので見に行った。

元の場所からほんの50mほどのところ、新しい道路のそばにあった。
あまり通らない道で気が付かなかった。

 
周りに木も植えられてちゃんと祀られていた。説明板もある。石碑も移転されていた。
説明板によると「いも」というのは疱瘡(天然痘)のことで、集落や峠に「いも」が入ってこないようにとの願いからお地蔵さまを祀った」という。
明日香の「芋(いも)峠」もそんな意味があるのだろう。 
           右)石標には「久米仙人伝説 いもあらい地蔵」と書かれている。

久米寺にも近く、有名な「久米仙人伝説」がある。
「空を飛んでいた仙人が、川で洗い物をしていた若い女性の白いふくらはぎを見て、心を乱し、飛行の神通力を失ったその女性の前に落ちた」

若い女性(妹)、また「芋」、疱瘡(いも)の言葉が重なることから「地蔵」と「伝説」が結び付いたのであろうとのこと。
「このあたりは「いもあらいしば とよばれ、そばには いもあらい川  が流れていた」と説明板にあった。


2011年1月に撮った写真が出てきた。(なんでも撮っておくものです)
なくなってしまわなくてよかった。
新しい場所の木も何十年かしたら、大きく育ってこんもりとした森になることだろう。

さて、その夜のこと。
パソコン作業をしていた私の後頭部にパチっと何かが激突。 痛っ!
「何や!」
そばの床に「豆」が1つ。探すともう1つ。
壁にかけておいた「フジの鞘」がはじけたのだった。

これがもし、鉄砲の玉なら私は即死だったところ。


種は2個見つかった。あと3つぐらいは部屋の隅に飛んでいるのだろう。

これが面白くて、フジの鞘を吊るしておくのだが・・忘れたころに爆ぜてびっくりさせられた。

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2月3日 イセリアカイガラムシ 卵 脚

2020年02月03日 | Weblog

担当をご一緒する人と下見に行った中で・・

先日も見た、ユキヤナギの枝に白い花かと見まがうカイガラムシ

 
イセリアカイガラムシ(別名ワタフキカイガラムシ) 1つ外して、体を軽く引っ張るとちぎれた。
  右)薄赤い卵が詰まっている後部は卵のうで、頭側?が虫体とのこと。針金っぽい脚が見えた。

農業害虫だが、天敵ぺダリアテントウの導入で制圧できたそうだが、こうやって野外で生きているものもいる。

カイガラムシというと、一度枝に付いた成虫は動かないイメージだが、イセリアカイガラムシには脚があり、成虫も歩けるらしい。

枝にしっかり付いているようでもなく、ぶら下っているものもあり、この状態、生きているのか? 腹に卵を残して死んでいるのか? 

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2月2日 南港野鳥園 ウミアイサ ヒマラヤザクラ ツルナ オオキンカメムシ

2020年02月02日 | Weblog

久しぶりの南港野鳥園であったが、鳥はあまりよく見れなかった。

 
展望塔 窓辺にずらりと大きい望遠鏡を据え付けた人たちが陣取っている。
              右)目の前にヨシ原?や水辺が見えるが・・
 
ウミアイサらしいものやカイツブリは見えたが、他はよく見えず。
鳥も少なかったように思う。
     右)観察記録によると、たくさんの種が書かれている日もある。


北観察所にも行ってみたが、ほとんど見えず・・野鳥観察は不調・・

その代わり、面白いものが見れた。

 
①オオキンカメムシ でかい!スケールで計ったら2.5㎝ぐらいあった。 右)ナナホシテントウ
こんな大きいカメムシは見たことが・・ない? いや、どこかで見たことあるぞ・・
帰って調べたら、南紀で・石清水八幡宮の近くで・舞洲で・そして何と長居植物園でも見ていた。
すっかり忘れていた。バカな私。

 
②ツルナ 花が咲いていた。黄色いのは花弁はなくガクで、茎や葉は多肉質 海岸性の植物
これは見たことがあるし、知っている。
「アイスプラントみたいだね」との声が聞こえる。アイスプラントも同じハマミズナ科の野菜だ。
   右)ツルナにも茎や葉に、アイスプラントと同じような粒々が見える。葉裏を拡大
かじると少ししょっぱさを感じる。
ネットによるとシュウ酸を含むため生食はしない方がいいようだ。
多肉の若葉は茹でて食べることができる。


近くにはハマダイコンらしいものもあった。 海辺なんだと実感した。


向こうに見える建物は「咲州・夢咲トンネルの管理事務所とトンネルの通排気筒」らしい。

 
③このヒマラヤザクラにはびっくり! 秋から冬にかけて開花する桜で果実をつけていたのだが・・
この果実の多さはちょっと異常。

 
こんなに実を付けて、来年花を咲かせる力が残っているか・・心配だ。
                   右)花も少し残っていた。

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2月1日 長居公園 植物園 オガタマノキ

2020年02月01日 | Weblog

長居公園

 
  タイワンツバキ 満開      大きい冬芽 ナラガシワかなあ。

 
  短枝の目立つイチョウ      毛細血管のようなケヤキの枝


 コブクザクラ よく咲いている。(樹名板は十月桜)
今から春まで咲き続ける。

植物園

 
  果実を付けたエンジュ     
   右)落ちていた果実 さやの中はまだジューシー ネチャネチャ。 
黒い種子も落ちていた。
 
 
オガタマノキが満開だった。香りがあると書いてある図鑑もある。
開きかけの花には少し香りがあったが、開いたものは香りを感じない。
「大師香」の別名があると参加しておられる方に聞いた。
ネットで調べると確かにそう書いてあるものもあり「葉は香料とされる」との記事もあった。
    右)雌花群と雄花群の間には柄がある。これがオガタマノキ属の特徴。

 
ハンノキ 枝先にたくさんの雄花序が付いている。
 右)落ちていた去年の果序 果序を振ると、残っていた「実」が出てきた。
この小さい「実」が果実。


落ちていた 左)ラクウショウの雄花序 右)メタセコイアの雄花序
並べると違いが分かる。


  センダンの果実の輪切り。(横はエンジュの種子 ヘソが見える)
果実には5つの部屋があり、その中にあるのが種子だ。

 
ウメも見ごろ。 雌しべのない花が多いように思った。 右)雌しべのある花。

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