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米大統領選「模擬投票」にみる米国の姿勢

2012-11-07 | 日記
 米国ではオバマ再選が決まったようです。

 ところで、米国大使館は今日、北京で「米大統領選の模擬投票」を行った、と報じられています (↓) 。



YOMIURI ONLINE」の「オバマ氏、北京では大差「当選」…模擬投票」( 2012年11月7日18時29分 )

【北京=五十嵐文】北京市内のホテルで7日、米大統領選の模擬投票が行われ、オバマ大統領がここでも「当選」を果たした。

 在北京の米国大使館が、招待した中国の若者らにテレビで実際の大統領選の開票速報を見せながら、選挙の仕組みを紹介するため開催した。参加者は会場の一角に設けられた投票所で1票を投じ、オバマ氏は151票、ロムニー氏は53票と大差がついた。

 北京では8日から、中国共産党大会が開幕する。胡錦濤(フージンタオ)総書記(国家主席)から習近平(シージンピン)国家副主席に権力が移行するが、党員による投票など、新指導部の選出過程は非公開だ。

 模擬投票に参加した中国人の雑誌記者は「党大会を控えた中国で、民主的な選挙制度が優れていることを宣伝する絶好の機会だ」と米国の思惑を解説していた。




 これはおそらく、米国が中国人に「民主的な選挙制度」を実体験させようとしたものだと思います。

 ここには、米国の意志、あるいは現職オバマ大統領の意志が現れているとみてよいと思います。すなわち、米国の意志は「世界の民主化」です。

 米国は「アラブの春」の際にも民主化を支持する態度をとっていましたので、この米国の意志 (あるいはオバマ大統領の意志) は「本物」とみてよいと思います。



 とすれば、尖閣問題についても、米国の意志は「民主国家である日本を守る」「軍事力行使を伴わない解決を支持する」というものではないかと推測されます。

 マスコミの分析記事のなかには、米国は中国と対立しようとしていない、といったものもありますが、米国が中国の「機嫌」を損ねることを避けようとしているなら、上記報道のような「模擬投票」は行わなかったはずです。

 米国は、「建前」ではなく「本音」レベルで、「日本を守ろうとしている」と思ってよいのではないかと思います。



 なお、中国も「部分的に」民主化するのではないか、という報道もあるようです (↓) 。これが本当だとすれば、今回の「模擬投票」(または米国の態度) となにか関連があるかもしれません。



REUTERS」の「中国の胡国家主席と習副主席、新指導部選出にあたり初の選挙実施を提案=関係筋」( 2012年 11月 7日 09:17 JST )

 [北京 6日 ロイター] 中国共産党は8日から第18回党大会を開催する。複数の関係筋によると、胡錦濤・国家主席と習近平・国家副主席の2人は、次期指導部の選出にあたって民主的手続きを取り入れて初めての選挙を実施することを提案している。

 3人の関係筋は、胡氏と習氏が5年に1度の同大会で党指導部である政治局員を選ぶ際に、初めての選挙を行うことを提案していると明らかにした。

 現在の政治局は24人の局員で構成されるが、同案では定員を最大20%上回る人数の候補者を立てて選挙を実施し、今回の党大会で選出される約200人の中央委員が票を投じるとしている。

 政治局員はこれまで、旧指導部が党内抗争の結果を踏まえて事前に選んだ候補者リストをそのまま承認するのが慣習で、外部からは選出プロセスが不透明だった。

 今回の提案は、国民や外部に対して選出プロセスの透明性をアピールする狙いがあるとみられる。

 同様の選挙が、最高指導部である政治局常務委員の選出でも実施されるかどうかは明らかではない。

 関係筋の1人は「胡主席は、党内の民主化推進を実績の1つとしたい意向だ。また習副主席のイメージにとってもいいことだ」と語った。


 米ワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所のシニア・フェロー、Cheng Li氏は「これは非常に重大な進展だ」との見方を示した。

 ただし、Li氏ら専門家は、党のほかの上層部から反対が出る可能性もあり、胡氏と習氏の提案が採用されるかどうかについては依然不透明な状況だと指摘している。


 胡主席は党大会最終日に習副主席に党総書記の座を引き継ぎ、第5世代の党指導部が発足する予定。

 国家主席ポストについては、来年3月に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、胡主席が習副主席に引き継ぐ見通し。




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