Welcome to M's World

作者が毎日感じたこと等を書き込んでます!
ぜひ見てください!!
東京⇒北九州⇒福岡⇒名古屋⇒稲沢市に引っ越しました。

映画『フォードvsフェラーリ』(ややネタバレ注意)

2020年01月13日 | 映画
今日は近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」に一人で映画を見に行った。

月曜日はメンズデーで1200円で映画が見られたので。

見に行ったのは1月10日に公開したばかりの映画『フォードvsフェラーリ』。



『フォードvsフェラーリ』とは?(公式HPより引用)

元レーサーのカー・デザイナー、キャロル・シェルビーのもとに、巨大企業フォードから信じがたいオファーが届く。それはル・マン24時間レースで6連覇中の王者、フェラーリに対抗できる新たなレースカーを開発してほしいとの依頼だった。心臓の病でレース界から身を退いた過去を持つシェルビーは、そのあまりにも困難な任務に挑むため、型破りなドライバー、ケン・マイルズをチームを招き入れる。しかし彼らの行く手には、開発におけるメカニックなトラブルにとどまらない幾多の難題が待ち受けていた。それでもレースへの純粋な情熱を共有する男たちは、いつしか固い友情で結ばれ、フェラーリとの決戦の地、ル・マンに乗りこんでいくのだった・・・。

だそう。


感想は・・・

とても面白かった!

153分もある長い映画だったが、映画に惹き込まれてあっという間の時間だった。

やはり映画館の大画面と音響設備で見るレースシーンの迫力は最高!

左右上下から聞こえる大迫力のエンジン音や歓声に包まれ、まるで自分がレースカーに乗り込んでいるかのような大迫力。

クラッシュシーンでは思わず目を閉じてしまうほどだった。

レースシーンだけでなく、男の友情や妻との愛情、息子との心温まるエピソードなどヒューマンドラマにも涙を誘われるシーンが多かった。


当時からレースでの巨人フェラーリに挑むフォード。

巨大企業であるがゆえに資金力はあるが、まったくノウハウがない。

キャロル・シェルビーやケン・マイルズが必死にマシンを開発するが、大企業ならではの足の引っ張り合いが起こり・・・

特に後半のル・マンのゴールに関わる会社からの指示は全く理不尽なものであるが、それに対するケン・マイルズの選択は・・・

しかもそのことによるレースの結末には本当に腹が立った。

さらにレース後に起こってしまう悲劇。


実話に基づく映画であり、映画の撮影には映画にも登場したケン・マイルズの息子ピーター・マイルズ本人のかなりの協力もあったらしい。

2020年の初めに面白い映画を見ることができて大満足のめぐなのでした。
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映画『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』(ややネタバレ注意)

2019年12月22日 | 映画
今日は近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」に一人で映画を見に行った。

見に行ったのは12月20日に公開したばかりの話題の映画『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』。



『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』とは?(公式HPより引用)

今回、J.J.エイブラムス監督に託された使命は、スカイウォーカー家のサーガに幕を下ろすこと。ルーク、レイア、ダース・ベイダーことアナキン、そしてレイアとハン・ソロの息子カイロ・レン。善と悪が入り混じり、喜びと哀しみに彩られ、平和と戦争が織り成す怒涛の銀河宇宙の歴史に名を刻んだこの一族の物語に、ついにここでピリオドが打たれる。42年もの長い歳月をかけて語られてきたスカイウォーカー家の“家族の愛と喪失”の物語は、2019年12月20日、ついに幕を下ろす。

そのドラマの大きなカギとなるのは、かつて銀河に君臨していた祖父ダース・ベイダーに傾倒し、その遺志を受け継ぐべく、銀河の圧倒的支配者へと上り詰めた、スカイウォーカー家の一人でもあるカイロ・レン。そして、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの強い意志を引き継ぎ、類まれなフォースを覚醒させたレイ。
新たなるサーガを担う若者二人の運命が、この物語の行く末を担っている。二人の運命を左右し、このクライマックスの行く末を共に迎えるのは、R2-D2、C-3PO、BB-8ら忠実なドロイドと共に銀河の自由を求めて戦い続けるルークの双子の妹レイア将軍、天才パイロットのポー、元ストームトルーパーのフィンらレジスタンスの同志たちと、今回初めて登場するBB-8のキュートな相棒“D-O(ディー・オー)”。はるか彼方の銀河系で繰り広げられるスカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最終決戦に託された――。

だそう。

感想は・・・

面白かった!

42年もの長い歳月をかけて描かれた超大作の最終回。

いろんな期待を持って見に行ったが、期待を裏切られることはなかった。

これまで出てきたいろんなキャラクターやエピソードが満載。

ストーリーも様々な星や世界で目まぐるしく展開しまさに息つく暇もない。

今作品の撮影前に亡くなったキャリー・フィッシャー演じるレイア姫も前半にたくさん登場し驚いたが、CGとかではなく生前撮影した映像を用いたそうで全く違和感がなかった。

ハン・ソロの悪友ランド・カルリジアンも久々に登場。

いい具合に年齢を重ねており、本作でも重要な役どころで大活躍してくれた。

主人公レイの出生の秘密も明かされ、これまでの謎も解き明かされた。

最後のシーンでの台詞が今回のタイトルともつながるが、いろんな意味で良い結末だったと思う。

いろんな家族の愛や戦争を繰り返すことの無意味さなどいろいろ考えさせられる場面も多かったが、何より素晴らしい映像技術やアクションが散りばめられた冒険活劇としてとても楽しめた。

やはりこの映画は大きなスクリーンで見るのがおススメです!

とにもかくにも長きにわたり楽しませてくれたSF映画の完結編を見ることができて大満足のめぐなのでした。




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映画『 ターミネーター:ニュー・フェイト』(ややネタバレ注意)

2019年12月01日 | 映画
今日は12月1日で映画の日。

1000円で映画が見える日だったので、一人で映画を見に行くことに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは「ターミネーター:ニュー・フェイト」。



「ターミネーター:ニュー・フェイト」とは?(公式HPより引用)

 メキシコシティーの自動車学校で働く21歳の女性ダニーが弟のミゲルとともに、ターミネーター”REV-9”に襲われる。彼らを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士のグレースだった。かろうじて工場から車で脱出するダニー、ミゲル、グレース。執拗に追いかけてくるREV-9を、ハイウェイで待ち構えていたのは、サラ・コナーだ。ターミネーターを宿敵として人生を送ってきた彼女は、REV-9とも激しい死闘を繰り広げ、「アイルビーバック」と言って、その場を去って行った。
 再び合流したサラは、ターミネーター情報の謎のメールが誰かから届くと告白。グレースはその発信元がテキサス州のエルパソだと突き止め、3人はメキシコからの国境越えを決意する。しかし、国境警備隊員になりすましたREV-9が彼らを指名手配していた。
 そしてエルパソで、サラやダニーを待っていたのは、あの男だった・・・。

だそう。


感想は・・・


面白かった!


T2以降に作られた3作とは異なりT2の正当な続編だけあって懐かしいシーンが多かった。

28年も経ったのでCG技術の進歩は目覚ましく、アクションシーンも迫力満点!

いきなりシリーズのメインキャストでもあったあの人があっけなく死んでしまうのには驚かされたが、その分年を経たサラ・コナーの苦悩や活躍が目立った。

さらにようやくたどり着いたエルパソで再開したT-800がなんとカーテン屋さんを営み家庭まで築いているなんて!

年をとったシュワルツネッガーがとてもいい味を出していた。

ターミネーターシリーズのテーマである運命は決まっていない、自分が作るものという主張が今回もよく示されていた。

主要メンバーがほとんど女性でみんなとても強いところは昔に比べて女性が強くなっている表れか?(笑)

スカイネットがなくなっても結局AIによって人類対機械の戦争が起きる未来はAIが徐々に実用化されてきている現代への警告とも思える。


いろいろ酷評もされている今作だが、自分としては懐かしさもあってとても楽しむことができて大満足のめぐなのでした。
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映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』

2019年09月25日 | 映画
先日一人で見に行った映画。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは9月13日に公開されたばかりの蜷川実花監督の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち

『人間失格 太宰治と3人の女たち』とは?(公式HPより引用)

世界で活躍する写真家であり映画監督の蜷川実花が、構想に7年を費やし、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に映画化!
主人公の太宰治を演じるのは、『ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)』でハリウッド進出も果たす小栗旬。蜷川監督と初タッグを組み、大幅な減量も敢行しながら、究極のダメ男でモテ男、才気と色気にあふれた最高にセクシーでチャーミングな、かつてない太宰像を創りあげた。
太宰の正妻・美知子に宮沢りえ。作家志望の愛人・静子に沢尻エリカ。最後の女・富栄に二階堂ふみ。それぞれの世代を代表する女優たちが、一見太宰に振り回されているように見えて実は自分の意志で力強く生きている女性たちを、圧巻の演技力で魅せる。太宰と女たちを取り巻く男性陣にも、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也と超豪華キャストが集結。
太宰が死の直前に完成させた「人間失格」は、累計1200万部以上を売り上げ歴代ベストセラーのトップを争う、“世界で最も売れている日本の小説”。その小説よりもドラマチックだった<誕生秘話>を初映画化。蜷川組常連のスタッフに加え、脚本に『紙の月』の早船歌江子、撮影に『万引き家族』の近藤龍人、音楽には世界的巨匠・三宅純を迎え、日本映画界最高峰のチームが集結。ゴージャスでロマンティックな唯一無二の蜷川実花の世界観をさらに大きく進化させた。




感想は・・・


映像が綺麗だった!


太宰治と妻や2人の愛人とのお話。

昔読んだ太宰治の小説の雰囲気がよく出ていたとは思う。

なにより写真家でもある蜷川実花が監督をしただけあって印象的な綺麗な映像が多かった。

一面の彼岸花の中で太宰が子供と遊ぶシーンなどとても綺麗だった。

反面ストーリーはなかなか理解しにくい。

そもそも太宰治の小説自体がダメ男を描いたものが多く理解しにくいものだが、ダメ男に惹かれる女性が多いのもまた事実。

いろんな女性にもてる小説家の役をイケメンの小栗旬がよく演じていたと思う。


この映画を見て『斜陽』『ヴィヨンの妻』『人間失格』などの太宰治の小説を読んでみたがやっぱり良く理解できなかった・・・


いろんな小説を読み返すきっかけにもなったしたまにはこうした文学的な映画を見るのもいいかと思うめぐなのでした。
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映画『アルキメデスの大戦』(ややネタバレ注意)

2019年08月10日 | 映画
お盆休みに入り、一人で映画を見に行くことに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは7月26日に公開されたばかりの『アルキメデスの大戦』。

アルキメデスの大戦とは?(公式HPより引用)

1933年(昭和8年)。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。海軍省は、世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。だが省内は決して一枚岩ではなく、この計画に反対する者も。「今後の海戦は航空機が主流」という自論を持つ海軍少将・山本五十六は、巨大戦艦の建造がいかに国家予算の無駄遣いか、独自に見積もりを算出して明白にしようと考えていた。しかし戦艦に関する一切の情報は、建造推進派の者たちが秘匿している。必要なのは、軍部の息がかかっていない協力者・・・。山本が目を付けたのは、100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直。ところがこの櫂という男は、数学を偏愛し、大の軍隊嫌いという一筋縄ではいかない変わり者だった。頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつける。「巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず戦争を始める」・・・この言葉に意を決した櫂は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、たったひとりで飛び込んでいく。天才数学者VS海軍、かつてない頭脳戦が始まった。同調圧力と妨害工作の中、巨大戦艦の秘密に迫る櫂。その艦の名は、【大和】・・・。

だそう。






感想は・・・


面白かった!


なにより冒頭部分の戦艦大和の沈没シーン。

日本のVFXでもここまで表現できるかと思わせる大迫力の大和の沈没。

魚雷を多数被弾し傾き、沈んでいく大和と巻きこまれていく兵隊さんたちの悲劇が非常にリアルに描かれていたことに驚かされた。

とはいえ映画の本編では冒頭と最後しか大和は登場せず、ほとんどが会議室や人間ドラマで進んでいく。

さすがに数学で大和建造が阻止できるとは思っていなかったが、主人公が戦艦に関する情報のない中でも知恵を働かせて建造推進派に対抗していく姿には惹きこまれた。

最後に大和の設計者になる平山忠道役の田中泯が戦艦大和に対する実に深みのある考えを示し、日本人にとっての戦艦大和の意義についても深く考えさせられた。

大和の沈没シーンのCGだけでなく、いろんなことを考えさせてくれる映画を見られて大満足のめぐなのでした。
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映画 『空母いぶき』

2019年05月26日 | 映画
今日は入会しているCLUB SPICEのポイントが6ポイントたまり無料で映画が見れるようになったため、一人で映画を見ることに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは5月24日に公開されたばかりの『空母いぶき』。



映画『空母いぶき』とは?(公式HPより引用)

20XX年、12月23日未明。未曾有の事態が日本を襲う。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、わが国の領土が占領されたのだ。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じた。その旗艦こそ、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦《いぶき》だった。計画段階から「専守防衛」論議の的となり国論を二分してきた《いぶき》。艦長は、航空自衛隊出身の秋津竜太一佐。そしてそれを補佐するのは海上自衛隊生え抜きの副長・新波歳也二佐。現場海域へと向かう彼らを待ち受けていたのは、敵潜水艦からの突然のミサイル攻撃だった。さらに針路上には敵の空母艦隊までもが姿を現す。想定を越えた戦闘状態に突入していく第5護衛隊群。政府はついに「防衛出動」を発令する。迫り来る敵戦闘機に向け、ついに迎撃ミサイルは放たれた……。
息もつかせぬ展開と壮大なスケールで描かれる、戦後、日本が経験したことのない24時間。日本映画界を代表する俳優陣が集結して贈る、超ド級のエンタテインメント大作がここに誕生する。

原作は「沈黙の艦隊」「ジパング」などで知られる巨匠・かわぐちかいじ氏の同名コミック。2014年より「ビッグコミック」誌にてスタートした連載は現在も継続中だが、日々変わりゆく昨今の国際情勢をにらみ、映画ではオリジナルの設定と展開も加え、日本がかつてない危機にさらされた、遠くない未来の一日の物語とした。監督は『ホワイトアウト』(00)『沈まぬ太陽』(09)『柘榴坂の仇討』(14)など骨太な人間ドラマで知られる若松節朗。
戦後初の航空機搭載型護衛艦《いぶき》とその乗員たちを中心に、政府やメディア、そして国民たちが、それぞれの立場、それぞれの思いで、この国が保ち続けた平和を守ろうとする熱き闘い。そのとき彼らは何を考え、如何なる選択をするのか。そして手にした力はどのような形で使うべきなのか。我々がこの映画で目撃するのは、そんな彼ら一人一人の決断が作る、明日の日本の姿である。

だそう。


感想は・・・


面白かった!


原作は読んでいないが、以前同じ作者の「沈黙の艦隊」は読んだことがある。

映画にする以上実際の国を敵国にするわけにはいかない大人の事情により今回は架空の国からの攻撃。

それでも映画の中の自衛隊員たちは専守防衛に努め国を守ろうと努力する。

政治家や官僚もそれぞれの立場で国を守ろうとする姿が描かれ、現代における国防の難しさが分かる。

自衛隊の存在意義や憲法、国防について考えさせられた。


映像については予算不足のせいか多少チープなCGシーンもあったと思うが迫力がありハラハラさせられた。

SFと違い実在する兵器(一部はフィクション)が描かれている分リアリティーがある。

さすがに護衛艦の中に衛星携帯電話を持ち込み使用できてしまうのはフィクションが過ぎるとは思ったが・・・(笑)


原作とは大きく違うとは思うが、映画は映画で十分楽しめたと思う。


この映画をきっかけに平和の尊さを実感しためぐなのでした。

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映画『キングダム』

2019年04月29日 | 映画
今日は近くの映画館がメンズデーで1100円で映画が見れるので久々に映画を見に行った。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは4月19日に公開された『キングダム』。



映画『キングダム』とは?(公式HPより引用)

紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。
戦災孤児の少年の信(山﨑賢人)と漂(吉沢亮)は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛練を積んでいた。ある日、漂は王都の大臣である昌文君(髙嶋政宏)によって召し上げられ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる……。
王宮では王の弟・成蟜(本郷奏多)によるクーデターが勃発。戦いの最中、漂は致命傷を負うが、何とか信のいる納屋にたどり着く。
「お前に頼みたいことがある」
血まみれの手に握られていたのは、ある丘に建つ小屋を示す地図だった。
「今すぐそこに行け! お前が羽ばたけば、俺もそこにいる……。信! 俺を天下に連れて行ってくれ……」
力尽きる漂。泣き叫ぶ信。漂が手にしていた剣とその地図を握りしめ、信は走り出した。
走る先に何があるのかもわからず一心不乱に走る信。たどり着いた先で、信の目に飛び込んできたのは、なんと冷静にたたずむ漂の姿だった!? 死んだはずの漂がなぜ?
「お前が信か」
そこに居たのは、玉座を奪われ、王都を追われた秦の若き王・嬴政(吉沢亮)だった。その嬴政に瓜二つの漂は、彼の身代わりとして命を落としたのだった。激高する信だったが、国を背負う嬴政の強さと漂の遺志を受け止め、嬴政と共に行動することを決意。二人は王宮を奪還するため立ち上がる。しかし、それは嬴政にとって、路の第一歩に過ぎなかった。
中華統一。戦乱の世に終わりをもたらす、未だかつて誰もが成し遂げていない、とてつもなく大きな夢を嬴政は心に宿していた。
信は天下の大将軍を、嬴政は中華統一を。その夢は途方もない修羅の道。
若き二人の戦いの火蓋が切られた——

だそう。


感想は・・・


まあまあ面白かった。


原作の漫画は読んだことはなかったがストーリーはシンプルで分かりやすかった。

何より映像が大迫力で美しかった。

アクションもワイヤーアクションやCGを駆使して、ハリウッド映画並みの迫力。

さらに俳優陣の熱演でそれぞれのキャラクターが活きていてとても楽しめた。

特に大沢たかおが演じた王騎はかなり個性的なキャラで少ない出番ながらかなりの存在感を示していた。

この映画は中国ロケなどもありかなり本格的な映像で日本映画もここまでの映像が作れることに驚かされた。

まだ54巻ある原作の5巻ほどのエピソードらしいのでぜひ続編も見てみたいと思っためぐなのでした。


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映画『七つの会議』(ややネタバレ注意)

2019年02月03日 | 映画
今日は一人で映画を見に行くことに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは2月1日に公開されたばかりの『七つの会議』。



映画『七つの会議』とは?(公式HPより引用)

『陸王』、『下町ロケット』、『オレたちバブル入行組』などの半沢直樹シリーズほか代表作は数知れず。企業の矛盾、そして働く人々の葛藤や絆など身近な視点を題材に、痛快でありながら、エンターテインメントとミステリーが 絶妙に融合した小説を生み続ける作家・池井戸潤。その作品群の中でも“傑作”との呼び声が高いクライムノベル『七つの会議』(集英社文庫刊)がついに、スクリーンへ登場する。
「結果がすべて」そんな考え方が今なお続く会社が物語の舞台。きっかけは社内で起きたパワハラ騒動だったが、そこに隠されたある謎が、会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがすことに……。
働くことの「正義」とは? そして、守るべき信念とは何か?
現代に生きる全ての日本人に捧ぐ、企業犯罪エンターテインメント

だそう。


感想は・・・


とても面白かった!


原作が池井戸潤。監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄となれば面白くないはずはない。

俳優陣も香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也といった池井戸ドラマ常連俳優たち。

さらに今回は野村萬斎を加えて、熱くて濃い演技合戦を見せてくれた。

内容もパワハラ、不祥事の隠蔽など企業にはびこる不正とそれを生じさせる企業体質を鋭く描いていて考えさせられた。

特に最後のエンドロールでの主人公のせりふは日本企業の本質を突いている気がして印象に残った。


派手なアクションや映像は無くても面白い映画は出来るんだと実感しためぐなのでした。
コメント (1)
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映画『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』(ややネタバレ注意)

2018年08月12日 | 映画
今日は家族で映画を見に行くことに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』。



妻と姫2号がぜひ見たいということで・・・

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命とは?(公式HPより引用)

地下鉄トンネル崩落事故から3ヵ月後、旅立ちの時が迫る藍沢たち。
その旅立ちが「別れ」を意味することに気づきながらも、
彼らは10年間を共にした互いへの思いを抱えたまま、
日々を過ごしていた。

しかしそんな彼らの思いに構うことなく、出動要請が入る。
成田空港への航空機着陸事故と、
東京湾・海ほたるへの巨大フェリー衝突事故という、
「空」と「海」を舞台とした未曾有の大事故が連続発生。
史上最悪の現場に、彼らはいかに立ち向かうのか。
そしてその先に、答えはあるのか-。

だそう。


感想は・・・


まあまあ面白かった!


TVドラマから結構見ていた私は過去のバックグラウンドも把握できていたのでまだ理解できたと思うが、かなりのエピソードが盛り込まれていたので追いつくのが大変だった印象。

末期がんの若い女性とその婚約者、フェリーの事故に巻き込まれた父親とその息子、脳死の少年とその両親、アル中の母親とその娘たち等々感動的なエピソードが盛りだくさん。

その分感動がやや薄れてしまったかも。

それでも藤川と冴島の結婚式や藍沢の大怪我などの見所も満載でコードブルーファンでなくても十分楽しめる内容だった。


ストーリーは完結とはならず、まだまだスペシャルドラマとかでも続くような雰囲気。

劇中のキャラクターのみならず、俳優陣の成長も楽しみなこのシリーズ。

ぜひ更なるシリーズ化をして欲しいと願うめぐなのでした。





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映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』(ややネタバレ注意)

2018年08月03日 | 映画
今日はお休みをもらったので映画を見に行くことに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは今日から公開の『ミッション:インポッシブル フォールアウト』。



ミッション:インポッシブル フォールアウトとは?(公式HPより引用)

IMFのエージェント“イーサン・ハント”と彼のチームは、盗まれた3つのプルトニウムの回収を目前にしていた。だが、突如現れた何者かの策略で仲間の命が危険にさらされ、その最中にプルトニウムを奪われてしまう。イーサンとIMFチームは、プルトニウムを再び奪い返し、複数の都市の“同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受ける。この事件の裏側には、シンジケートの生き残り勢力が結成したアポストル(神の使徒)が関連しており、手がかりは“ジョン・ラーク”という正体不明の男の名前と彼が接触する“ホワイト・ウィドウ”と呼ばれる謎めいた女の存在のみ。だが今回のミッションに対しイーサンの動きを不服とするCIAは、敏腕エージェントのウォーカーを監視役に同行させることを条件とした。
イーサンはホワイト・ウィドウの信頼を得るため、やむなく収監中の敵“ソロモン・レーン”の脱走に手を貸すが、その影響で味方の女スパイ“イルサ”と対立してしまう。一方、同行するウォーカーはイーサンへの疑惑を深め、二人はやがて対決の時を迎える。
やがてタイムリミットが刻一刻と迫る絶体絶命の中で、チームの仲間や愛する妻の命まで危険にさらされる等、いくつもの〈フォールアウト(余波)〉がイーサン・ハントに降りかかる・・・。

だそう。


感想は・・・


面白かった!!


やはりこのシリーズはアクションがすごい。

シリーズを通してさまざまなスタントに挑んできたトム・クルーズが、今作でも、ヘリコプターを自ら操縦してアクロバット飛行にも挑戦するなど、数々の危険なスタントをこなしたらしい。

市街地でのカーチェイスやヘリコプターでの空中戦、崖の上でのアクションなど見所満載!

さらに今回は別れた奥さんとの秘密なども明かされる。

さすがに実行不可能だと思われるミッションをギリギリでこなしていくのでちょっと非現実的すぎる面は否めないが、そこは映画。

純粋にアクション映画としてかなり楽しめた。


大きなスクリーンの前で大音量で楽しめて大満足のめぐなのでした。


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映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(ややネタバレ注意)

2018年07月18日 | 映画
先週の3連休、時間があったので一人で映画を見に行くことに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。


今回見たのは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。



ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーとは?(公式HPより引用)

「スター・ウォーズ」最新作!
シリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロは、いかにして愛すべき悪党<ハン・ソロ>となったのか!?
スター・ウォーズのヒーロー伝説のはじまりを描く、ノンストップ・アクション大作。銀河一のパイロットを目指すハン・ソロと、生涯の相棒チューバッカ、そしてミレニアム・ファルコン号との運命の出会いとは?
やがて彼は、謎の美女キーラらと共にカリスマ性を持つベケットのチームに加わり、 “自由”を手に入れるために莫大な金を生む“危険な仕事”に挑む!

だそう。



感想は・・・

なかなか面白かった!!


1月に見た『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』とは違い、いわゆるスピンオフ作品。

今回の主人公はハン・ソロ。

演じるのは新人のオールデン・エアエンライク。

ハリソン・フォードとはあまり似ていない気がしたが、見ているうちに雰囲気があると思った。


映画は、のっけからスピーダーを使ったカーチェイスなどアクションシーンが満載。

なぜ「ハン・ソロ」と呼ばれるようになったのか、相棒チュー・バッカとの出会いは?などの情報の盛りだくさん。


ストーリー的にも何度も裏切りがあるなどどんでん返しの連続。


アメリカではあまり人気がなかったようだが結構面白かった。


暑い日が続く中、涼しい映画館で久々に映画を満喫しためぐなのでした。

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映画『いぬやしき』(ややネタバレ注意)

2018年05月02日 | 映画
昨日は映画の日のため映画が1100円で見られる日。

GWにお休みをいただいていたので、近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」に一人で映画を見に行った。


今回見たのは遅ればせながら『いぬやしき』。



『いぬやしき』とは?(公式HPより引用)

定年を間近に控える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎(木梨憲武)は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓(佐藤健)は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。自分の意志に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷。


人間の本質は善なのか、
それとも悪なのか…?
強大な力を手に入れた二人が、
いま、それぞれの想いで動きだす———。

だそう。


感想は・・・

なかなか面白かった!!


とにかくVFXの映像がすごい!!

犬屋敷壱郎(木梨憲武)と獅子神皓(佐藤健)が機械の体に生まれ変わるのだが、その映像はハリウッド映画以上にリアル。

日本のVFXもついにココまで来たかという感じ。

特に新宿上空での格闘シーンはすごい迫力。


ストーリー的には、TVやスマホを通して獅子神皓(佐藤健)が大量殺人するシーンなどが昔流行ったリングを思い出させて怖かった。

家族の絆を描くシーンもあり少し感動した。


とにかく日本映画でもココまで大迫力なVFXが出来ることに驚かされためぐなのでした。

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映画『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(ややネタバレ注意)

2018年01月08日 | 映画
昨日時間があったので近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」に一人で映画を見に行った。

今回見たのは遅ればせながら『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』。



シリーズ前作の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」から2年。

スピンオフ作品だった『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』からでも1年経っており、期待して見に行った。


『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』とは?(公式HPより引用)

『フォースの覚醒』のラストシーンで、万感の思いを込めてルークにライトセーバーを差し出すレイ。彼女をじっと見つめるルーク。そこに言葉はない。観る者の胸を感動で満たし、同時に様々な想像をかき立てずにはいられなかった、このラストシーン。――そして物語は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』へと受け継がれる。

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーとめぐり逢ったレイが知ることになる驚くべき真実とは? なぜカイロ・レンはダース・ベイダーを受け継ごうとするのか? さらには、レジタンスを率いるカイロ・レンの母親レイアと、ポー、フィン、BB-8らレジスタンスたちの新たなるミッションとは? そして、タイトルの“最後のジェダイ”が意味するものとは?
――知られざる秘密が明かされるとき、さらなる謎が生まれる。

だそう。



感想は・・・



なかなか面白かった!!



いい意味でも悪い意味でもコレまでのスター・ウォーズの概念を打ち破る映画だと感じた。

冒頭の戦闘シーンから大迫力!

戦争なのでいろんな人が犠牲になっていく・・・

レジスタンスもどんどん仲間が減っていきあわや全滅にまで追い込まれてしまう。



前回の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」で印象的だったラストシーン。

「万感の思いを込めてルークにライトセーバーを差し出すレイ」の続きは・・・

まさかの展開。


今回のスター・ウォーズはパロディーのようなコミカルなシーンも多く賛否両論あるらしい。

個人的には結構楽しめた。


ストーリーはたくさんの登場人物が複雑に絡むためちょっと理解しにくいかも。

しかもかなり強引。

これまた賛否両論あるらしい。


でもいわゆる勧善懲悪ではなく、何が正義で何が悪か良く分からないのは現実的。

理想のリーダー、指揮官とは?

理想の師匠とは?

いろんなタイプが出てきて考えさせられる。


ただ大どんでん返し的な展開が多く全く先が読めない。

果たして次回作でどのような展開になるのやら・・・


さらに今年の夏にハン・ソロを主人公のしたスピンオフ作品「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」が公開になるらしい。


なんだかんだ言いながらもスター・ウォーズを楽しみにしてしまうめぐなのでした。

コメント (2)
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映画『エイリアン コヴェナント』 (ややネタバレ注意)

2017年09月24日 | 映画
先日近所にある「ユナイテッド・シネマ稲沢」に一人で映画を見に行った。

今回見たのは「エイリアン コヴェナント」。

言わずと知れたエイリアンシリーズの最新作。

エイリアンは子供の頃からTVなどで見たことはあったが、映画館で見たのは初めて。





感想は・・・


なかなか面白かった。



映像技術が格段に進歩しているのでエイリアンの迫力もかなり増している。

おなじみの人体からエイリアンが飛び出してくる様も思わず目を背けてしまうほど。


エイリアン1や2の時のように今回もアンドロイドと人間のあり方もテーマ。

マイケル・ファスベンダー扮する旧型アンドロイドと新型アンドロイドの掛け合いが興味深かった。

最近現実社会でもAIが話題になっているが、果たしてアンドロイドが創造性を発揮するとどうなるのか・・・

チェスや将棋の世界でAIに人間が勝てなくなってきた時代だからこそ余計に現実感が増し恐ろしくなった。


後半はエイリアンとの地上戦だけでなく、宇宙船内での戦いもありSFホラーとしても楽しめた。

映像が進歩している分迫力がすごい!



エイリアンの直接的な恐怖とアンドロイドの精神的な怖さにかなり恐ろしい思いをしてしまっためぐなのでした。


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映画『関ヶ原』 (ややネタバレ注意)

2017年08月26日 | 映画
今日は近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」に一人で映画を見に行った。

見たのは本日から公開の「関ヶ原」。

関ヶ原とは?(公式HPより引用)



関ヶ原の戦い――
それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本の在りようを決定づけた。

幼くして豊臣秀吉(滝藤賢一)に才を認められ、秀吉の小姓となった石田三成(岡田准一)。成長し大名にとりたてられた三成は自分の石高の半分をもって、猛将として名を馳せた牢人・島左近(平岳大)を家来に乞う。秀吉に忠誠を誓いながらも、利害によって天下を治めることに疑問を感じ正義で世の中を変えようとする三成の姿に、左近は「天下悉く利に走るとき、ひとり逆しまに走るのは男として面白い」と配下に入る。伊賀の忍び・初芽(有村架純)も、“犬”として三成に仕えることになる。
秀吉の体調が思わしくない。天下取りの野望を抱く徳川家康(役所広司)は、秀吉の不興を買う小早川秀秋(東出昌大)や他の秀吉恩顧の武将たちに、言葉巧みに取り入っていく。三成は、そんな家康が気にくわない。
1598年8月、秀吉逝去。翌1599年閏3月、大老・前田利家(西岡德馬)も亡くなると、先の朝鮮出兵時から三成に恨みを持つ福島正則、加藤清正ら秀吉子飼いの七人党が、三成の屋敷を襲撃する。三成は家康の屋敷に逃げ込み難を逃れるが、このことで佐和山城に蟄居。家康の影響力が増していく。
1600年6月、家康が上杉討伐に向かう。上杉家家臣・直江兼続(松山ケンイチ)と家康の挟み撃ちを図っていた三成は、盟友・大谷刑部らを引き込み、毛利輝元を総大将に立て挙兵。三成の西軍、家康の東軍が、覇権をかけて動き出す。1600年9月15日。決戦の地は関ヶ原。三成は、いかにして家康と世紀の合戦を戦うのか? そして、命を懸けて三成を守る初芽との、密やかな“愛”の行方は……。
権謀渦巻く中、「愛」と「正義」を貫き通す“純粋すぎる武将”三成と野望に燃える家康の戦いが今、幕を開ける!!

だそう。



感想は・・・


面白かった!!


岐阜県出身のワタシは関ヶ原の戦いについては現地に行ったこともあるほど思い入れは深い。


主演の石田三成役 岡田准一の熱いながらもストイックな演技がよかった。

以前見た「海賊とよばれた男」でも好演していたが、今回もなかなかよかった。

対する徳川家康役 役所広司の演技も秀逸。

ただ太った家康をスリムな役所広司が演じるのはかなり難しそうだったが・・・(笑)


印象に残ったのは島左近が三成の家老になるキーワード「天下悉く利に走るとき、ひとり逆しまに走るのは男として面白い仕事」。

秀吉に取り立てられ小大名でしかなかった三成が、知行の半分もの俸禄を与えて島左近を召抱えたのは有名な話だが三成の義に共感して家来になる場面。

家康を始め、どの戦国大名も自分の家をどう守るか「利」を求めて動く中「義」に殉じる三成と左近。

今の世の中にも通じるところがあるような気がする・・・


関ヶ原の合戦シーンも大迫力。

大きなスクリーンいっぱいに展開される戦国絵巻。

映画館の音響効果と相まって自分が戦場の真ん中にいるような気にさえなった。


内容が濃いので149分の上映時間もあっという間。

むしろ時間が足りなくて展開が駆け足になってしまった面も感じられるほど。


映画を見たことで以前読んだ司馬遼太郎の原作を読み直してみたくなっためぐなのでした。









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