工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

ナローの自由形箱型DL 完成

2020-04-30 08:35:25 | 今日の製作所
県をまたぐ移動は自粛を
国道の電光掲示板にこんな情報が流れるとは思いもしませんでした。

という事で近所を散歩。
田舎でも近所に線路があり何となく嬉しい趣味人w



やって来たのは復刻塗装の元井の頭線。
銀色のステンレスカーも、松本では塗装されて活躍中。
・・・上高地線、意外と住宅が建て込んでいたり、走ってる所が単調なので、ここぞという撮影地が少ないんですよね。


さて、年明けにボディーを作ったナローDL
サフを吹いただけで暫く机に放置されていましたが、ようやく塗装しました。





車体はサフのまま、屋根と下回りはMrカラーのジャーマングレーです。
単調なので、窓枠をニス仕上げという事で近鉄オレンジ、ヘッドライトと屋上のラッパにソビエト海軍グリーンを色挿ししています。
・・・三重交通の箱型EL、窓枠を別色にする作例が多いですが、単色だと単調すぎるんですね・・・

今回は水色が色あせて灰色になった感じを出そうとMrフィルタリキッドのシェードブルーをフィルタリングしてみました。
鉄道模型ではあまり見ない技法ですが兎に角テスト。
結果はなかなか良い感じ?産業用の機関車や貨車には有効だと思います。



作りかけ(汗)のジオラマも無事走ることが出来ました。
車高が高く、トンネルが心配だったので屋上は警笛以外載せていません。

ということで、正体不明のアメリカンロコが完成しました。

飯田線の荷電を作る その2

2020-04-26 11:02:23 | 今日の製作所


今年も桜が咲いて散ります。
出かけられずストレス…みたいな声も聞かれますが、家にいれば模型を作っていればいいだけ。
誰とも会う必要もなし、良い趣味ですw



前面の整形が終わり細かいパーツの取付を開始。
Hゴムはキットのままでは窓が大きめに思えたので、t=0.5の紙で一回り小さく作り上手く嵌め込み。
やや大げさな表現となり私の作風らしい?感じとなりましたw





床板は付いてないので自作。
普通は木で作りますが、今回はt=1mm位のボール紙で作製してみました。
3枚重ねるとかなりの強度が出ました。



台車もキットについていますが、難易度が高すぎるwので日光製の台車を使用。
ここまで来るとあと少しという感じです。
・・・実は先は長いw

飯田線の荷電を作る その1

2020-04-09 07:10:00 | 今日の製作所
みなさまお元気でしょうか
この場で敢えて色々言う気はありません。予防策の励行で元気に過ごしましょう。

さて、知人との話の中で話題になったショップKIHAさんのペーパーキット

http://www.cab-inc.jp/index.html

自分も持っているぞと取り出したるが運の尽き?
いきなり着手してしまいました。

16番のモユニ81です。
今回は飯田線のクモニ83として組み立てる事にしました。



このキット、今や主流のレーザーカットではなく、伝統的?なケガキ線のみ入ってるかなり硬派なモノ
全て人力でカッターで切り出します。



普通のキットに比べると紙が幾分薄めで、その代り何枚も貼り重ねるのが特徴。
フルスクラッチと違い、何も考えず線をカットして行けば良いので、気は楽?です。



ペーパールーフも思いの外簡単にキレイな形に曲げられました。



なんとオデコも紙w
ここまで来ると自己満足なのではとか思いますがw
十数枚の積層で表現します。





湘南顔を作るのが一番難しかったです。
なかなか良い角度になってくれません。
最後に溶きパテ等で整形します。オデコの積層部は特に入念に・・・でもヒケちゃうんだろうなぁw



なお、このキットはオマケでパンタグラフ(不可動)も作れます。
今回はコスト削減の為片側のみ紙製で作る事にしました。
・・・飯田線時代は片側のみ使用で、一方は常時畳んだ状態のようなので。
思ったよりマトモ?に出来ました。

つづく