工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

GMキットの京王顔 その4 完成

2019-04-18 19:24:39 | 今日の製作所


中信平もいよいよ桜が満開となりました
今年は早いかなと思ったのですが、蓋を開けてみればそうでもなかったです・・・w

さて、塗装をした京王旧1000タイプ



床下機器は在庫消化の名目の下、手持ちのパーツで数が揃うものををそのまま取付けw
GMキットのモールドがはっきりしていてカッコいいヤツを何も考えず付けたため実物とはかなり違います。
・・・取り換えできるように両面テープで留めたケド、こういうの結局換えないんだよなw

東急5000の時もそうだったんですが、強制送風式の抵抗器っていいパーツあるんでしょうか?

連結器は鉄コレのパーツ、赤・白・緑が印象的なコックはGMのジャンパ栓パーツを付けて塗りました。


客扉窓は窓の断面にクリームを塗ってゴム押さえ風にしてみました。
斜めから見るとこれでも結構雰囲気が出ます。



インレタはGM5000系用、大きいKTRの文字はジオマトリクス製の物を使いました。
・・・このインレタだけはどうしても欲しかったのでこれの為に購入。





あとは窓を貼って完成!
渋谷の行き先表示板は東急のステッカーから拾ってきましたw


こんな感じで京王グリーン車の井の頭線1000タイプが完成です。
よくよく見るとだいぶ異なるのですが、雰囲気は十分と思います。
これぞエコノミーキットの醍醐味でしょうか?

・・・中間のサハも東急3000キットから作りたいところですね。


≪完≫

GMキットの京王顔 その3

2019-04-10 07:22:43 | 今日の製作所


まさか京王線内で緑の電車が見られるとは思ってもいませんでしたが、
ここ数年で都営新宿線の電車も高幡の車庫で昼寝するようになりましたね。

さて、井の頭線1000もいよいよ塗装



いつも問題になる京王グリーン車の色
今回はたまたま模型店で見つけたエヴァグリーン(ガイア)を使用してみました。

実車も何度か変わっているようで、
「最近の色より黄味の少ない白っぽい色でした。ところが、色あせが早くすぐ白っぽくなって汚れがひどく目立つようになり(中略)1000・2000系では少し濃くしました。」
※鉄道ファン1984.6より
ということで、一時期かなり濃かったようですが再び明るい色に戻り、
かなり薄い緑→段階的に濃くしていき→再び明るい緑
という流れのようです(笑

この塗料は最晩年のグリーン車の(個人的な)イメージにかなり近いように思います。



車体はこのエヴァグリーン、屋根はGM9番で塗装。手抜き汚しでパンタ周りだけ濃いグレーを吹いています。



ベンチレータは別に塗って貼り付け・・・これがなかなか大変でしたw



HゴムにはGM28番を色挿し。一気に京王らしくなります。



・・・あと少しつづく

上前津東公園の単車 その2

2019-04-08 07:02:40 | 今日の製作所
https://blog.goo.ne.jp/matsumoto-works/e/86b99c3159f5538af58666e353b8ef31

4年前に紹介した上前津東公園に置かれている名古屋市電179号を再び訪問しました。





前回同様に桜が満開ですが、塗り直されたようできれいな状態になっています。
ボールがぶつかったように曲がっていた窓部の格子も交換されたようです。

・・・ワンマンを示す赤帯が省略?されて、より本来の塗装に近づいていますw

そしてちょうど会合が行われており中に人が・・・これはチャンスということで



鍵を閉める前に許可を得て車内の写真を撮らせていただきました!

車内は思ったより電車w
古い台車を流用したために車体中央は高床になっており、床は低いドアに向けて傾斜が付いています。
腰掛の脚はカーブを描くようにカットされており、まさに現役時代のもののようです。
・・・内側の人はドア側の人が出なければ移動できないのでちょっと不便ですねw

両側運転台付近は作り付けの棚になっており当時の面影はありませんが、幕板や屋根部分に当時の面影が残ります。


この電車の廃車は昭和31年ですので、実に60年以上この場所に置かれている事になります。
製造から80年以上、今も市民によって利用され続ける路面電車です。

GMキットの京王顔 その2

2019-04-03 07:08:38 | 今日の製作所
花粉が・・・と思ったらいきなり雪が積もったり、いろいろ忙しいですね・・・

さて、製作中の井の頭線初代1000







大幅に手抜き?wなので、加工は屋根に集中します。

俯瞰した写真をみると、扇風機カバー?の凸が特徴的なので、2mmプラ棒を差し込んで表現します。
そして両脇に箱型ベンチレータ
・・・手持ちで数が揃うのが京王5000用しかないので、明らかに過大ですが採用
少し形が違いますが、国鉄の箱型が一番ソレっぽいかと思います。

削った雨樋も0.3*0,8mmの帯材で表現しました。

・・・配管にチャレンジしたかったものの、ベンチレータが邪魔で所定の位置に付けられないのが判明w
どうしようかなぁ~(汗




最初は前面の加工をするつもりはなかったのですが、
実物について調べたところ両側にアンチクライマの付いた先頭車が付いている編成は1本のみ。
(1005~1052の編成)
前後で顔が違うのも面白いかなと、1001~1054の編成ということにしてみました。
・・・サボとアンチクライマを削るとなんだか青カエルみたいです。