えくぼ

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『クリぽっち』 の人々

2016-12-24 09:11:46 | 歌う
          『クリぽっち』の人々
  
 ♥ 今年との別れを知らせる唄なのだジングルベルを聴かねばならぬ 松井多絵子
 
 クリスマスを普段通りに過ごす若者が多くなっているらしい。Line利用者に11月ウェブで実施した調査では、20代未婚男性では、恋人や友人、家族と過ごす予定のない人が33%を占めた。女性は26%だった。男女とも「仕事やアルバイトが最多。男性が「1人でいつも通り」女性は「家族と一緒にいつも通り自宅で過ごす」とのことである。

 ♥ 土曜日の動く歩道は待つ人のなき私を速やかに運ぶ

 今日はXmasイブ、土曜日なのに若者たちのXmas離れとは、、。若者の「恋愛離れ」も原因らしい。恋人とレストランやイルミネーションで過ごす費用も原因か。近年、クリスマスを独りで過ごすことを「クリぽっち」と呼ぶそうである。クリスマス離れの傾向もあるらしい。物が溢れ、プレゼントされても、さほど嬉しくないのだろうか。
                                           
 ♥ それ以上言わなくていい、これ以上言いたくはない清しこの夜
                                           プレゼントよりも素敵な言葉をひとことXmasカードに書いて贈るほうがいいではないか。でも相手を喜ばせる言葉を考えるのは難しい。「詩人なら言葉を捨てよ」というように
「恋人なら言葉を捨てよ」でもいいかもしれない。イルミネーションが楽しい言葉をささやいてくれるから。

 ♥ 聖堂の絵ガラスのようにその羽を孔雀はわたしに開いてくれた

 夜の街を歩いているとき、行く手に孔雀がひろがった。電飾の孔雀は教会の礼拝堂のステンドグラスの孔雀のように私に迫ってきた。クリスマスは異国の聖誕祭なのだ。
                              
              12月24日  松井多絵子 、、


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