えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

拡大自殺?

2019-05-30 14:10:58 | 歌う
三日前の夜、宮中晩餐会の雅なテレビ放映を見ながら私は眠ってしまった。
翌朝の川崎市での登校バス停大惨事は悪夢であれと願わずにはいられない。自殺をしたければ独り静かに睡眠薬であの世へゆけばよいではないか。

「独りでは死ねない、拡大自殺なんですよ」 と心理学者らしい人がテレビで話ししていたが、ふと思う、猫や犬、カラスや虫なども自殺するのだろうか。

私の知人て自殺した人は何人もいる。真面目で義理固く私には窮屈で親しめなかった。うつ病らしいと云われていて友達が少なかったため情報も少ない。私の歌集から次のように自殺に関わる歌を抄出する。

「自殺する前に」,六首


屋根のなき巣箱に白き封書あり「自殺する前に」 と大き活字が

おおかたは負債にあえぎし男らし樹海を死処に選びし人は

文藝に関わるひとの贅沢な自害とりわけ三島由紀夫の

縄をもて自ら命を断ちし人いたであろか縄文時代

自殺する癌細胞もあるらしい逞しく生きる癌細胞も

自殺するエネルギ一などどこにあるこのソファ一から立ちあがれない

「しろたへの」宮中晩餐会

2019-05-28 14:11:17 | 歌う
朝刊を見ながら昨夜の宮中晩餐会を思った。トランブ大統領と天皇の白いYシャツ、皇后とトランプ夫人の白いドレスが鮮やかな夜だった。

春過ぎて夏来たるらし白たへの衣干したり天の香具山

私の好きな万葉集の歌を思い出していた。上野誠著「万葉集のことば」 の解説を引用してみる。

「しろたへ」 とは「白い布」 です。ところが「しろたへの」 では衣や袖、紐、帯などにかかる枕詞となります。枕詞ということになれば、衣や袖が白でなくてもよいのです。ただし歌の世界では「しろたへの衣」 とえば、まっしろな衣とイメ一ジしてよいのです。

春になり新緑の頃から白がことに鮮やかに見える。寒い頃はひんやりしていた白い布が爽やかに美しくなる五月、昨夜の宴は白が生き生きしていた、政治のことは暫し忘れて私はテレビの「しろたへの」 宴を楽しんだ。

6月病緊急対策

2019-05-27 14:06:20 | 歌う
本日発売のAERAの新聞広告は🔘6月病緊急対策

五月病は知られているが六月病なんて聞いたことがない、でも六月は雨の月、さわやかな五月の後のじとじとした日々は気分が重くなる、まして令和の開幕でこの五月は興奮しすぎ、十連休の後遺症に悩まされるかも六月は、

▼ 6月病緊急対策、退職、休職のドミノ倒し「退職代行サービス」に過去最高の依頼、1人やめると部署全体がオ一バ一ワ一ク、人の補充はいつ?「終わりの見えない忙しさ」 がストレス拡大、30代男性、50代女性がもっとも不調、

AERAのこの広告は深刻だ。うつ病のリスクが高いのは5月病より6月病とは、
責任感強く体調悪くても休めない管理職が危険、わたしには関係ない、ほっとするが淋しくなる。

あと3日で5月が終わる、6月病より私が怖れているのは大雨、雨はしとしとだらだら降ってほしい。6月の空よ泣くのはしくしく、大声で泣かないでね。

☔ 六月の雨はつぶやくように降る少し哀しい詩のように降る

トランプとチバニアン

2019-05-26 13:39:09 | 歌う
昨日の午後はテレビを見ていた。国賓として来日するトランプを見るためだったがうとうと、すると地震が、一瞬だが強い揺れ、震度5弱、昼の3時20分、震源は千葉県南部。大丈夫だろうか明日のトランプと安倍とのゴルフは千葉の予定だ、テレビは地震の情報ばかり、私の居眠りしているときにトランプ夫妻はすでに?と思ったが地震のほうが先だったらしい。

飛行機から降りてきたトランプ夫妻は疲れているように見えた。夕食やゴルフも仕事なのだろう。4日間の滞在中に天皇皇后との会見 、宮中晩餐会、相撲観戦なども予定されている。それにしても新たな地質時代「チバニアン」 とは日本はさらに重荷を背負うのか

地震(なゐ)あらば避難所となる公園のベンチに座りすぐ立ちあがる

🗻富士山登山鉄道はどうなる

2019-05-24 08:57:52 | 歌う
富士の山頂までケ一ブルカ一を敷設する計画や、地下にトンネルなどの構想はいま観光団体が意欲的らしい。2日前の朝日夕刊一面に富士山がひろがってた。私は20代始めに富士山にのほり御来光を眺めた。この快挙をやたらに吹聴し「その自慢話何度も聞いた」 と云われるが、あの御来光の素晴らしさ!

🗻 わたしの富士山

あのビルがなければ見えるか未だ白い帽子を脱がぬ富士の山頂

暖かくなっても白いその帽子ぬがないほうがいいよ富士山

僕たちの富士山の高さはアバウトで二千、三千、五千メ一トル

いまは静かにしているけれどそのうちに噴火するかも富士山、あのひと

元首相吉田茂の庭に来て今日は見えない富士山を見る

いくたびも落選せしを知りしより片岡球子の富士の絵たのし

君のこと信じられぬときは富士山を引き寄せながら眺めていたい

富士山に会うため四十八階にきて鯖雲に見られていたり