・・・ ときには忍者に ・・・
♠ 川沿いの柳の道はわたくしを忍者にしていたコンビニに来るまで
東京・お台場の日本科学未来館でいま「忍者展」を開催している。館長の毛利衛は宇宙飛行士。スペースシャトルでは打ち上げ後8分ほどで無重力状態になる。地上では重力がかかっていたことを実感する。忍者は重力を意識して効率的に使っていたのだと毛利衛さんは思うそうである。
江戸時代にまとめられた「万川集海」などの忍術書や口伝で今に伝わる忍者の知恵や技が紹介されている。外出の前日など天気が気になる。「明日は曇りのち晴れ所により雨」などという曖昧な予報より忍者の知恵のほうが頼れるかもしれない。
♦ 朝焼けは3日以内に雨 春や秋は移動性高気圧と低気圧が交互に来る。朝焼けの後は西から雨になることが多い。
♦ 夕焼けの翌日は天気が良い
天気は西から東へ変化する。西の空は 「未来の空」
♦ 太陽に輪がかかれば雨
輪になる雲は巻雲や巻層雲と呼ばれ低気圧が来る前兆。
♦ 星がいつもよりまたたいている時は3日以内に大風
上空に吹く風が強いと大気が揺らぎ、星がまたたいて見える。上空の大気は、太陽エネルギーであたためられた地表との温度差で起こる対流によって降りてくるので、やがて地上も大風となる。、
「忍者展」の入場者は10万人を超えた。夏休みの子供たちが多かったらしい。開催は10月10日まで。10月25日~2017年1月9日まで三重県総合博物館
☀ 猛暑にも慣れてきしとき8月と別れる恋を失うように
8月尽日 松井多絵子