えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

ピンクの猫が

2017-12-14 14:09:31 | 歌う
テレビにパンダのシャンシャンが映ると私はつい両手を伸ばしてしまう。抱きたくなるのだ。今までのパンダより愛らしいのはピンクの毛が加わったからだろうか。私たちの身近な動物として可愛がられている猫、でもピンクの猫を私は見たことかがない。10日前わが家の郵便箱にピンクの猫が、『猫は踏まずに』という本多真弓の歌集が、その表紙にピンクの猫がうずくまっている。

「わたくしはけふも会社へまゐります一匹なりとも猫は踏まずに」からはじまる短歌は猫のつぶやきではないか。
平仮名の多い口語の短歌だが旧仮名の表記、屈折した表現のためか読むのに時間がかかった。

ともだちのふうふとあそぶともだちのふうふはおなじおうちへかへる

なくしてはいけないものはありますかおあづかりするからだのなかに

どこまでがきみのきまぐれゆふまぐれあたりのやうなくづけ

全て平仮名、読みながら私はピンクの猫の呟きを聞いているような気分になった。

今日はここまで、まだまだ書きたいですが、家事がつぎつぎ、猫の手を借りたい、ブル一の猫でもブラックの猫でも私を手伝ってくれる猫を。