えくぼ

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ひとは、夏育つ

2017-07-01 14:29:52 | 歌う
朝刊を開き「今日から7月だ」と気づく。夏になったのだと思う、新聞1ベ一ジが黄色、目ざめたばかりの目にまぶしい、「ひとは、夏育つ」新潮文庫の広告である。

ひまわりが、気づけば人の背をこえているように。ひと夏で顔つきが全く変わっている人がいる。動くだけでクタクタになるほど暑いのに、人は恋に落ち、スポ一ツに打ち込み、仕事に燃えて、旅に出て、夏は、1年でいちばん人間を成長させる季節かもしれない。

これは広告文の前半である。人間だけではない。雑草の成長の速さには恐ろしくなる。夏に始まり、夏に終わる恋も多いのだ、

「夏を迎えるあなたの手に、本があってほしい。本につまったたくさんの感情と出会い、もっと泣き、もっと恋わずらい、もっと心育む夏であってほしいと思うのです。今年も新潮文庫の100冊は本屋さんで、

「読書の秋」が「読書の夏」になったのは冷房の普及のためかもしれない。私の場合、猛暑の避難場所は家や図書館、旅は「秋こそよけれ」である。紅葉のシーズンは読書はあまりしない。

🌼どの花もわれの味方のように見え向日葵畑を去りかねており