夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

スイッチ行脚 その肆

2024-05-03 14:17:18 | Weblog
病院デー恒例のお昼ご飯。今回はオープンして間もない中日ビルに行ってみた。いろんな番組で取り上げられている店がたくさん。だが、そのほとんどが「ビジュアル」に重きを置いているように見える。SNS全盛の時代、盛り付けや見た目に凝るのは仕方がない。客を呼ぶのはまず「写真映え」する見た目が一番だからだ。そこへ「価格」がついてくる。特に今の若者は「コスパ」「タイパ」などにこだわりを持つ人が多いので、値段の割にお得感があるものでないとウケない。高くて美味いは当たり前という言葉をテレビでも常に言っている。「味」が求められるのはその次になってしまっているようだ。私のように、「味が一番」「量が二番」という昭和のビンボー学生のような考え方しかできない客は相手にされてないのだ。それでも、スイッチで観て旨そうだったので、開店15分前で早いかな?と思いながらビルに着いたら、どの店も既に大行列!まだオープンして5日程しか経ってないから当たり前なのかも知れないが、「映え」を求めて若い女性や老夫婦が並んでいるのだ!とんでもない所へ突入してしまったかも知れん!他にも当てはあるが、並ぶことができるのも今日くらいだと諦めずに並ぶことにした。目的地は三階の「豚捨」。伊勢おかげ横町でコロッケ行列ができるあの店。そこに「松阪牛のひつまぶし」があるらしい。並んでみた。一巡目では入れない。それでも並び続ける。店の向かい側にはこれまたテレビで散々紹介していた「うまい魚が食べたくて」がある。美味しいことは分かっているが、今回のオープンに当たり、売りになっているのが「自分で作る海鮮丼」と「三種の海老フライ」である。海老の消費量日本一を誇る名古屋だからこそわかる海老フライの価値。見た目のゴージャスさなどには騙されない私。大きさも食感も伊勢志摩の、特に浜島町や五カ所湾の車海老フライに敵うものなど名古屋には存在しない。あまつさえ、バナメイエビに天下を明け渡した名古屋の海老フライなどに興味はない。「映え」など海老フライに求める必要はないのだ。あれこれ考えるうちに「御一人様」はカウンター席にご案内。スタッフも美人ぞろいで中日ビルの気合いの入れ方が伝わる。ハナから決まっていたので、まるで常連客の如く「上ひつまぶし御膳」をメニューも見ないままに注文する!


6000円オーバーのかなりいい値段だ。高くて美味いは当たり前!と言われているが、やはり美味い。中日ビル店にしかないメニューだそうだが、伊勢でも出せば絶対売れるのに。しかも場所代と運搬費が安く済ませられるから、名古屋より安く提供できるのに。私のような大食い選手権には全く足らないお上品な量だが、参拝客の殆どは年寄りと女性だから、これだけで十分だろう?味は保証付きだ!松阪牛の霜降りだからな。まぁ、ひつまぶしという食べ方がなごやめしの独特なものだから根付きやすいということもあるが、何でもかんでも「なごや」の名を冠してやらなくても、あつた蓬莱軒さんは「ひつまぶし」元祖だけど登録商標にしなかったのは、全国にこれを広めたいから使って!という計らいだと聞いている。どこかの腐った根性の奴が人様の名前を勝手に商標登録しやがったり、市松模様とかの古来からある伝統文様を勝手に登録しやがったりする訳じゃあるまいし、これも伊勢で自信もってブランド化すればいいと思うよ。ご飯の大盛を選べると嬉しいな!
コメント
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