ヘルプマーク

昨日の出勤途中、満員電車の中で私の右肩を叩く人がいた。知り合いかな？と思って右を見たが、それらしき人が見当たらない。だが、次の瞬間、かなり低い位置から小さな女の子の声がした。「どうぞ」私の右後方に国立小学校の制服を着た小さな女の子がいた。そして、彼女はそのまま満員電車の乗客の中を割って消えていった。私の後ろには、優先席が空いていた。位置関係からして、私が肩に掛けたリュックにぶら下がる「ヘルプマーク」が、座席にいた彼女の顔の前にあったのだろう。障害者手帳は訳あってまだ申請しないが、いざという時のためにヘルプマークは身に付けていた。今まで、満員電車だろうが何だろうが、このヘルプマークで優先的に何かを勧められたことは一度もなかった。女子高生が堂々と友達と化粧しながら優先席に座っていたり、若い男女が座って携帯ゲームをしていたりするのだが、マークを見ても気づかぬ振り。今回のように、小学生から優先席を勧められたことは、嬉しく思うと同時に、この国の若者はどこでこういった勇気と純粋さを失ってしまうのだろう？という漠然とした不安を感じてしまうのであった。

夢の翼誕生日に寄せて

このブログを始めて、いつの間にか14年の月日が経過していた。前の職場で最後に卒業した子供らが中２になっている。彼らが生まれた年に始めたブログということだ。歳を取ったなとつくづく感じさせられることが増えてきた。今さっき思いついたことが、次の瞬間、何するんだっけ？と忘れてしまうことが多くなってきた。老眼も益々酷くなり、これほど見えないと、病気が酷くなったのか、歳を取っただけなのか、全く分からない。眼鏡７本が全て合わなくなり、掛けでも５分ほどでぼやけてくる。眼精疲労も甚だしく、ついでに背筋痛で身動きがとれなくなり、激痛で悲鳴を上げそうになる。幸い、コロナ禍のマスクのおかげで、苦痛に顔が歪んでも誰にも気付かれない。能のシテのような摺り足しかできないほど身体を動かせない。身体ボロボロである。何か、記念日のブログなのに、暗い愚痴ばかり。

しかしながら、職場は楽しい。いよいよ来週から通級の授業が始まる。新しい子も増えて14人でスタートだ。ゴールデンウイークが終われば運動会。今年度は始まったばかり。倒れてる場合じゃない。長男も帰ってきたし、やることいっぱいの令和３年度です！張り切って行きましょう！

気合い入れてエヴァンゲリオン初号機柄のネクタイ買ってみた！通級25周年とエヴァンゲリオン25THをかけてみた。イケてる？