夏休み最後の日

短い夏でした。今日は最後を満喫するために休暇を取りました。この夏はあまり休暇を取れなかったから、土日以外ではお盆以来ですかね。後は何かと用事が多い夏でした。研修をたくさん入れるとこんなモンですかね。おかげで自分の宿題としていたことが終わっていません。子どもの宿題は完璧に終わらせたのに。毎年同じことをしていますね。
何はともあれ今日は仕事を忘れて、と言いたいところですが、今の今まで研修の報告書を作成していたので結局仕事してしまいました。２学期からは更に行事で忙しいのに、こんなんでいいのだろうか？
こうしていても時間だけは刻一刻と減っていく。部屋の片付けもしていないし。ブログを更新している場合ではないのですが、仕事でパソコンに向かってキリがついたところで更新してみました。明日からの英気を養うべく、午後は外へ出て休暇を満喫してこようかな。
２学期からも宜しくお願いします。

デイキャンプを終えて

先日、楽しみにしていたデイキャンプを無事に成功させることが出来ました。カレーもご飯も美味しく出来ましたし、西瓜割りも全員参加で楽しく出来ました。今回は人の入れ代わりが激しくて、ほとんどが低学年だったので、力仕事に不安がありましたが、手を負傷した私の様子を気遣って、みんながしっかり働いてくれました。お母さん方にもご迷惑をおかけしてしまいました。親子で楽しく取り組む様子が見られてよかったです。
ところで、最後の「子供懇談会」ですが、６年生には１学期から進め方を説明して、私がいないことも話してあったのですが、船頭多くして舟山に登る、の諺通り、４人の６年生が譲り合ってしまい、話し合いが一向に進まない状態が１０分以上続きました。たまりかねた弟君達がお母さんのいる部屋へ報告に行って、様子を見に来てくださったお母さん方の「男の子と女の子に分かれてやったら？」という提案で、あっという間に分かれて話し合いが始まりました。ちょっとしたきっかけですぐに取り組むことが出来るんだということが、再認識出来ました。違う角度から見て言葉を掛ける人がいるということは、素晴らしいことですね。あのまま放っておいて、１０分前になっても進展がなかったら口だししようと思っていましたが、私がつめよると子供達はもっと悩むでしょうから、いつもと違う雰囲気の指導が入り、子供達もフレッシュな気持ちで人の話を聞くことができたのでしょう。話し合いが上手くいったので、最後の１０分は総括するようにみんなの話し合いについて感想を語り、どうすればより良い話し合いが出来たかを伝えて終了しました。
子供達には、２学期には夏の話を聞くと予告してありますが、はたして夏休み明けの初回まで覚えていられるでしょうか？何はともあれ、残る１週間、夏休みをエンジョイしてください！私は明日の出張の書類を作成して準備しなければ！

骨折かも？

夏休みも終盤を迎えました。皆さん、いかがお過ごしですか？私は昨日ひさびさに３０００ｍ級の山登りに挑戦し、下山途中で大きく転んで利き手の薬指を痛めてしまいました。まだ病院に行っていないのですが、こうしてブログを更新しながらも痛くて仕方がないので、おそらく昨年に引き続き厄年骨折でしょう。明日の朝一番に病院へ行こうとは思いますが、たぶん湿布と固定でおしまいの予感。行くだけ無駄かも。そんなわけで、まもなくこの夏最大のイベント、デイキャンプの日を迎えますが、この手ではあまり働けないと思います。これを読まれて参加してくださる皆さん、竈のお手伝いを宜しくお願いします！！力仕事が出来ないことは確実なので。昨年に引き続き、誠に面目次第もございません。大きな怪我じゃないけれど、これでしばらく剣道も出来なくなってしまいそう。ただでさえ運動不足なのに・・・。情けないです。２学期の開始にも間に合わないかも。

世界遺産の旅にて

私は昔から戦争関連の、特に太平洋戦争の関係に興味を持っていました。子供の頃は、ただ単に旧帝國海軍艦艇に興味があっただけで、ご多分に漏れず、戦艦大和や航空母艦瑞鶴などのプラモデルを作りまくる、ただの海軍マニアでした。大和のことになるとやたらと詳しかったのを今でも覚えています。そんな私が戦争という行為そのものに大きな憤りを覚えたのは、ちょうど終戦５０周年だか６０周年だかで、名古屋駅で戦後の歴史を紹介するコーナーを見学したときでした。細かなことは書くと論争の火種になると困るのでここでは控えておきますが、何はともあれ、今の平和は、あの戦争で失われた大勢の人々の尊い犠牲の上に成り立っていることを思わずにはいられません。山口県まで行こうと思い立った理由の一つに、徳山に近い場所に、人間魚雷回天の基地だった記念館があったからです。回天に乗り込んで若い命を散らして逝った名も無き兵士達の遺書等が展示してあると聞き、是非行ってみたいと思った訳です。ただ、ネットで調べているうちに、似たような展示が呉市海事歴史科学館、所謂、大和ミュージアムにもあることが判明し、山口県からの旅の途中で広島に立ち寄っていくことを決めました。
原爆ドームさえも見たことがなかったので、今回の途中下車の旅を世界遺産の旅にすることにしました。
広島に着いてすぐに、原爆ドームを訪れました。思っていたより小さな建物でしたが、原爆の爆風に耐えて残った残骸が見学者に向かって訴えかける無言のメッセージに、そして平和記念公園にある無数の折り鶴、永遠の火、「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しません。」の碑文を見た瞬間、心が震えるのを感じました。これからの子供達に、なんとしても平和な世界を引き渡さなければという思いを新たにしました。
一夜明けて、朝一番に宮島厳島神社を訪れました。引き潮だったので鳥居や神社が海の上にある様子が見られなかったのは残念でしたが、推古天皇の時代から建立されている神社には、やはり物言わぬオーラのようなものを感じました。そこから船を３度も乗り継いで、本丸、呉市海事歴史科学館こと大和ミュージアムへ。
実物の１０分の１サイズの戦艦大和の模型が出迎える迫力に驚きながら、少し少年に戻ったように写真を撮りまくってしまいました。本題の戦争関連資料では、やはり当時の方々の遺書や遺影に目が行きます。中でも心に残ったのが回天に乗って特攻していかれた、当時２０才の塚本太郎海軍大尉の出撃前の遺書録音でした。当時の軍隊の検閲を考えれば実際の気持ちはもっとどん底だったと推測出来ますが、ご両親、ご兄弟、友人と過ごした日々を懐かしむことと、お国のために死することを書かれていました。読んでいたら涙が出て来てしまい、自分が平和の中で生活していることの有り難さをひしひしと感じて来ました。
今回の世界遺産の旅で、といっても大和ミュージアムは世界遺産ではありませんが、改めて戦争の恐ろしさ、愚かさ、悲惨さを感じて来ました。オバマ大統領が核兵器を廃絶する方向へと世界を導いてくれるのでしょうか？それにも勿論期待しますが、やはり、唯一の被爆国日本がどのように世界平和に貢献出来るか。その国を作っていく若者を育てる仕事をさせていただくことを誇りに思いながら、そしてそれに見合う仕事をしなければと、ますます責任を感じながら、山口県大会を終えて帰還の途につきます。あと２０分で名古屋駅だ！

大会二日目終了

山口県周南市で行われた全難言協の山口大会最終日が先ほど終わりました。今日の分科会のテーマも連携ということで、北海道と山口県の先生方の研究協議に参加して来ました。全国と名古屋の取り組み自体はあまり差がないと思いますが、特別支援教育コーディネーターが組織の中でしっかり機能して幅広く活躍しているかという点では、名古屋の遅れが目立っていました。コーディネーターが専任で設置されていても、一般の先生方や保護者の方々、更には管理職の先生方が、その存在を全く知らないようでは、利用価値が下がります。発達障害の支援にはコーディネーターが必要で、その人がどこの学校に所属しているのか、平たく言えば、どこの誰に相談を持ち掛ければいいのかを学校の職員がみんな知っていないといけないのではないかと思うんです。その点、うちの職場は通級以外にも特別支援学級があり、その担任の先生がとてもしっかりした方なので、校内のことについては全てをお任せしています。まるで手を抜いているようで申し訳ありませんが。うちにはこうして２人のコーディネーター？らしき人物が共存するので、お互いが相手の活躍の場を侵さないよう、それでいて必要な時にさりげなくサポート出来る関係を保っています。ここに発達障害の通級ができれば完璧なんですが。大会報告はこれで終わります。
明日は広島に立ち寄って世界遺産を見学して帰ります。原爆ドームと宮島厳島神社へ。ついでに大和ミュージアムにも寄って、戦争についてを考える旅にしたいと思います。