魔の薔薇の香気の虜

　今朝一番の朝風呂で、かのやばら園で購入した薔薇の石鹸を使ってみた。

ほんの少しの泡立ちで全身をしっかり洗うことができ、入浴後６時間が経過した今も薔薇の香気に包まれている。これは今気づいた。夜入浴して、魔の薔薇の香気の虜になって眠るがよろしい。ロイヤルデモンロ～ズ！

それとも、触れるものを何でも粉々に破壊する黒い薔薇にしようか？ピラニアンロ～ズ！

それでも足りぬとは、たかがシルバーにしてはよくやる。ならば君の心臓めがけてこの白い薔薇をくれてやる！そして血を吸い尽くすと薔薇が赤く染まるのだ！舞え！ブラッディーロ～ズ！！

くぅっ！返り血が！汚らわしい！海の水で洗い流そう。このミスティの身体には埃一つついてはならない！

この地上のいかなるものにもまして。月も星も、あの輝く太陽さえも、私の美しさの前に輝きを失う。恐らくアテナ以外に私の美に勝る存在はあるまい！

という訳で、アフロディーテとミスティの間のわだかまりは、魔の薔薇の香気の虜になってしまうミスティが倒れて引き分けに終わるのであった！？

　冗談はさておき、昼飯の準備でも始めるか！

　この度の豪雨の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。