網創漠蓄

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エイトセンシズとは何か

2013-06-15 19:25:42 | 聖闘士星矢

聖闘士星矢の世界における第8の感覚、エイトセンシズについて

セブンセンシズ同様、こちらも「小宇宙の神髄」として語られており、ただしこちらの方がより
深いところという扱いになっています。これに目覚めた聖闘士は通常の黄金聖闘士よりさらに
強力な戦闘力を発揮でき、ただしその差はセブンセンシズの時よりは小さいようではあります。

さらに追加効果として「冥界での活動」が挙げられます。生者が冥界に落ちると通常はそのまま
死に、生きたまま冥界に行くためには第八識、阿頼耶識に目覚める必要があるという。死者の
場合も目覚めていれば他の亡者と違い自我を失わずに冥界で活動ができる、と言われます。

唯識論の中では無意識の中の「過去の一切の経験や記憶を蓄積」する働きでありまた末那識
など残りの七識は全てこの阿頼耶識から生じるという。また「自我への執着」 がない部分として
捉えられることもあります。聖闘士星矢ではこれは「肉体への執着」に近いと予想してみます。

紫龍の場合の描写から、冥界では肉体の持つ感覚(目)以外のものを使って見ている様子が
あり、では何によって見ているのかというと該当しそうなものが第八識位しか出てこないことに
依ります。小宇宙によるのならそういう描写になりそうだし単純に消去法として。

肉体を失っている(死んでいる)者は七識以下ではほとんど何も知覚できないが、第八識に
目覚めているとそれを通して周囲の状況とかを知覚し、また肉体同様の六識を構成して
生前と同様の行動ができるのでは。そうでない者は単純な反応しか返せなくなっているとか。

すると肉体ごと落ちたものは実はまだ生きてはいるのでは。他の亡者と同じような状態に
なる上に体を動かすことができないため反応も返せず死人同様に見えるとかで。そうすると
神の助けを得るとそこら辺の働きを代行してもらえるのかも。本物の第八識か不明ですが。



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