その3の続きとして、ファイナルファンタジーシリーズのものについて
・固く科学的に安定していて錆びにくい
・高温に耐えられ高融点で低熱伝導率
・加工性は鉄より落ちるかも
ここら辺から考えると、その1で挙げた軽金属は軒並み選外となり
むしろ鉄よりは重い辺りが候補に挙がってきます。
ニッケル、モリブデン、タンタル、タングステン、白金族のいずれかといった辺り。
高温で反応性の高くなるチタン族は入るかどうか微妙。マンガンはなさそうか。
一応軽金属という辺りではクロムは残りそう。クロム鉄鉱からのステンレスとかも。
白金族は要求性能はかなり満たしていますが兵士への配給などは辛そうです。
タンタルも供給はそういう辺りに近そう。タングステンはさすがに重いかも。
青系として描写される事からはチタン族の可能性もありそうですが、ここはやはり
モリブデンとニッケルが残りそうです。特にニッケルは青を発色できるし。
モリブデンの青は反応絡みなので考えづらく、この方面からは弱いか。
ただしこの二つ、加工性ということではかなり難しいという代物ですが。
そしてやっぱりそれより考えやすそうなのは加工性面で鉄系合金になりそうです。
ステンレスをはじめインバーとか、選考で残った金属を配合した辺りが特に。
そう考えるとシリーズでの比較的低い扱いも無理はないのかも、という気はします。