2009年10月1日、中国は建国60周年の国慶節(建国記念日)を迎えた。北京市中心部の天安門広場では午前10時(日本時間同11時)から祝賀式典が始まった。胡錦濤国家主席(中央軍事委員会主席)が天安門の楼上で10年ぶりの大規模な軍事パレードを閲兵し「改革・開放があってはじめて中国は発展できることを60年の歴史が証明した」と演説。150万人規模の警備体制で市民を排除する厳戒態勢のなか、最新鋭の兵器などで中国共産党の統治力を誇示した。式典では胡主席のほか、呉邦国・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)委員長、温家宝首相ら首脳が、故毛沢東主席の肖像が掲げられた天安門楼上前のひな壇にずらりと並んだ。隣接する特別席には国内外からの招待客が参列した。 胡主席は演説で「毛主席ら共産党の指導の下で世界が注目する偉大な成果を上げた」と述べ、共産党の業績を誇示した。
天安門事件から20年、中国の大きな節目にある。社会主義国家中国は、農村部と都市部の所得格差が約4倍などいろいろな格差が内在している。中国国民は共産党統治国家であることを忘れているような日常生活を送っている。社会主義体制下市場主義を実践し急成長してきた中国。13億を超える人口、広大な国土、一枚岩とはなれない70程の多民族、一国統治国家として、共産党一党独裁国家中国をは今後どのように緊張感を保ちつつ国民を誘導統治していくか難しい時期に乗りきるか?
それはさておき、中国人は、自国の民主化なんかどうでもいい事なのだ。彼らは中国人は、中国人を信用していないし、中国を愛してもいない。中国では中国バブル経済をうまく泳いだ富裕層が誕生している。富裕層は、賄賂を使って無税で収入を得、それを不動産と株売買に廻し突如成金となったのだ。まだ中国人のほんの一部である富裕層は、先進国に永住権を求めて世界中にはびこっている。あらゆる手段で他国に寄生し、非常識で厚顔無恥に振る舞い衛生概念など全くなく、ヒンシュクをかう存在だ。自分の利益だけを考え「人の物は自分の物、自分の物は絶対人に与えない」事を当然とし、がむしゃらな打算で欲望のままに生きている。先進国へ移住した富裕層の中国人は、納税もしないで教育も医療も同等の待遇を当たり前のように要求する・・・彼らにとって中国との関係は投資目的だけ。そんな富裕層は、中国国内で批判される事もなく中国国民の憧れの的である。反社会的行為をしてもなんの罪の意識も持たない・・・建国60周年でやっと悪たれ思春期になった中国である。
アレ?・・・中国の事を書いているのに、日本の事を書いているような錯覚を覚える・・・でも中国富裕層の中国人的文化は、日本の場合は精神的ビンタレの特徴的文化といえる・・・