まりまりの精神科生活

2011年より精神科に通い、休職中。未だに診断が下りない、まりまりの日々を綴ったブログ

音符のネックレス

2019-02-19 22:36:35 | 日記
倒れて闘病生活が強制開始されてから、何年もの間。



音楽の記号や、それらをモチーフにしたものは、直視することが出来ませんでした。



音楽にかかわる仕事をしていたので、そういうものが視界に入ると、働いていたころのGOODな気持ちもBADな気持ちも思い出されてしまうし、胸がウッって苦しくなっちゃうし、苦々しいというかなんというか、とても見られたものじゃなくて…。







何年もそうして過ぎて、



おととし辺りだったですかね、姪っ子がピアノを始めて。



その年にたまたま何かの拍子に、近所の洋服店にふらっと入ったとき、アクセサリーコーナーに、音符のモチーフのペンダントが置いてあって。



キッズ服が置いていない洋服屋さんだったのに、どうしてか値段が500円しないくらいで。



ぱっと、「あっ、、姪の誕生日にちょうどいいな」って思ったんです。それで買って。



無事に姪にプレゼントできたのですが、なんとなく「あのペンダント、値段が買いやすくてすごくかわいかったなあ…」


と忘れられなくて。



数日後に、同じお店で同じペンダントを、自分用に買いました。




レジに持っていく間も、買ったその瞬間も、家に帰ってからも、



「どうして音符のペンダントなんて買えたんだろう…??あんなに直視するのがしんどかったのに…?」



と不思議で不思議でしょうがなくて、




でもやっぱりペンダントはかわいくて。





と、そういうことがありました。



それから今日までのあいだに、また出来事があって、徐々にダイジョブになっていって、




いまは音楽モチーフのアクセサリーをみるのは、好きです。




なんでペンダントの話を急にしたかというと、いま私は自宅でそれを眺めているからです。



どうして眺めているかというと…




今日は買い物の用事で、近所のお店を3件くらいはしごして、



帰ってからは賞味期限のヤバめなひき肉を冷蔵庫内に発見して、急遽父の手を借りながらハンバーグ作ったので疲れていまして、



夕食後にちょっと心臓バクバク苦しくなりそうだったので(薬は飲んだ)、



「なにかきれいなものを眺めよう!そうだ音符のペンダントだ!」




と思って、じっとながめていたのです。それで、




どうやら楽になったので、発作回避できたようです!




アロマ、とかハーブ、など、嗅覚からのアプローチは昨年から試し中なんですけど最近、



視覚的なもので自分をケアしようって、ふと思いまして。



子どものころから、日光に透かされた曇りガラスやコップの麦茶など、



生活の中にありふれているものでいいんですけど、きれいなものを見ると、なんとなく眺めてぼーっとしちゃう癖があることを思い出したので



自分の中のそのシステムを、神経が高ぶったときに活用してみよう!



というのをやってみているのです。今回はなかなかよかったかも!助かった…!また試してみよう。




あ、こういうの全部、自己流のアイデアです。病院の治療方針のせいなのか、普段の通院では、
歴代の主治医たちは日常の生活をどう過ごしているかとか、体調悪いときにどう切り抜けているのかとか、なにも聞いてくれないし、何か言ったとしても話を広げないし(うまく休んでくださいね~orうまく休んでいますね~でほぼ終わる)、向こうからの提案もないので。
日常生活を送り続けていくための武器を、自分で手探りで掘り出している状態でずっと来ています。





姪の話ついでにもうひとつ報告がありまして。




5年ぐらい前のブログ記事に、姪に近所の銭湯に誘われたのに、具合悪くてそこすら一緒に行けない…!




と、泣きたい気持ちを書いたことがあったのですが、



おととし後半あたりに、




姪とその銭湯に行くことができました!!



たまたま姪が、その銭湯の近くに引っ越しまして(引っ越す前もあとも私の家の近く)、



わたしも、心臓ドキバグをかかえながらも、たまになら新しい姪宅にだんだん行けるようになってきて、



小学生になった姪からふたたび銭湯に誘われまして、




(…もしかしていまの私なら、もしかして行けるかも…)という思いが頭をよぎって、



行くと返事をしたのです。




いざ着いてみて、玄関ホールに足を踏み入れると、




(あ、こりゃダメパターンかも。。)という感じが胸の中でしました。




でもまだ体調は多少の余裕があったのか(なかったと思うけど)



とりあえず脱衣場には行って。



たぶん銭湯じゃなくて、すごく身なりをきちんとしてきちんと振舞わなければいけない場所だったら、ダウンしていたかもしれません。



まあちょっと湯に浸かって、つかれたら一人で脱衣場に戻って休んじゃおう、



と決めて、お風呂場へ入って、広い湯船に2人で浸かりました。



なれない場所では発作が起きやすく、体もちゃんと(ここははじめてくる所だぞ!!)ってわかっているみたいで、



温かいお湯に浸かっているのに、寒気がするんです。最初は寒気がとまらなくて。



でも時間をかけてだんだん体が慣れて、けっこう心地よく入ることが出来ました。



昔は目標にすることもできなかったことを、実行できて。それが姪と一緒にで。



その日は私は、運命みたいなものとか、無宗教ですけど神さま(Godではない)みたいな存在がもしいるならそういった存在に、勝てたような気がしました…。



それからはまだ行けてないけど。






つらつらと長くなりましたが、



具合わるくなっても、以前に好きだったものはきっとまた好きになれると思うし、好きになっていいし、
嫌いになったならそれでいいし、


以前は苦手だったものごとでも、大きく体調を崩したことで好きになれたりするし、




そんなことがあったんですよ的なハナシ。

こういう方法はどうかな?

2019-02-10 00:46:42 | 日記
とっくに年は明けまして今日は雪が降り、とても寒かったです!



カゼなど召されていませんか?




私はいまの所どうしてか、風邪はひいていません。



冬の初めに、悩んだ末に、清水の舞台から飛び降りるような覚悟を決めて、手ピカジェルプラスを購入して使っているのが、たまたま良かったのかもしれません。両親が高齢で、インフルエンザや感染症が心配すぎたので…買ってみたんだ…。



思いのほか内容量が多かったので、普通の使用方法のほかに、



ホントは良くない使い方かもしれませんが、シャンプーや乳液用の、



小さな携帯ボトルを100円ショップで買って、詰め替えて使ってもいます。



かばんに入れておいて、出先でなにかちょっと食べるときや、たまに友人宅にお邪魔した際の玄関先などで手指にすりこんでいます。万一、自分のウイルスをうつしちゃったらやなので…。









昨年のことを少し振り返ったとき、




秋冬あたりから体調が良くないまま、ずっとずーっと2ヶ月強ほど長引いてしまったことが悔やまれまして。



自分の中で、楽しみにしていた計画みたいな、やりたいことほぼ何にもできなくて、



いつも体調を気遣ってくれる親友にも心配をかけてしまって、それが自分のココロにもとってもつらくて。



これじゃあだめだなあ…もう少し、体調管理方法を進化させないとな…



と思ったんです。そのとき私はテニスの全豪オープンをたぶん観ていて、選手たちの、日々の細かな体調管理のことを番組内で聞いたりしていて、

あぁ、選手たちのこういった姿勢をお手本にしたいなあ、なんてぼんやり考えていたんだと思います。









それまでも、ここ何年間も、手帳に記録をつけていたんですよ。


その日に飲んだ薬、その日に活動したこと、起床時刻、昼寝したりダウンしたりで休んだ時間、食べたもの、たまに体重、など


これらを簡単に記入して、あとは残った3、4行で、日記風になにか書いたり。最近の心境を書いたり。








これで、調子が悪い日は手帳をひらいてみて、「最近なにかきついことしたっけ?」「このごろ食事ちゃんと摂れてたかな?」



って、自分の行動を振り返ることが出来ます。



どのくらいの期間体調が悪いのか、知ることも出来ます。



振り返って得た情報を生かして、「じゃあもう少し食事の量をきちんと摂ってみよう」とか、対策につなげることが出来ます。



あと診察やカウンセリングで自分のことを話さなければならないときに、役に立ちます。
私は診察が月に一回なので、けっこうその間に起きた出来事を忘れてしまったりするので。









でもこれだけ細かく日常をメモ記録していても体調ブレブレ期を招いてしまって、



どしよ~、なんか方法ないかな~…、って、布団に転がってボーっと考えていたときにふと思いついたのがこの方法↓



手帳に日々の記録をする、っていうのとほぼ変わりがないのですが、この方法↓



「その日に活動したことを書くのと同時に、その活動がどのくらいきつかった(体力、精神どちらでもOK)かを点数にして書く。」



っていうのを思いつきました。










私のやり方だと、



まず3つのランクをつくっちゃったんです。●超きつい ●まあまあきつい ●余力が残る
って。ランクの名前はテキトーです



で、、日常生活の活動を(べつに全部じゃなくていいので笑)、それぞれ3つのランクのどれかに当てはめます。
「スーパーに行くのは●まあまあきつい、だな」とかね。私の場合です。

決められないものは宙ぶらりんのままでかまわないと思いますっ。


(出来れば紙に書けたら書くといいかなと思います。わかりやすくなると思うので。。)






で、、、それぞれのランクに、自分の感覚でよいので点数を決めるんです。
たとえば●超きつい、やつは…10点満点で言ったら6かな~とか。私の場合ですけど。









点数を決めたら、手帳(カレンダーとかメモ帳でも良いと思います)に、

その日活動したことと、その点数を書いちゃうんです。




説明わかりにくいかも。すみません。。。




まあ要するに、今日の活動の強度、どのくらいしんどかったか、を点数にして記録するということです。












私の場合は、もうちょっとプチ工夫して、それぞれのランク別に制限回数を設けてみてます。
●超きつい、のは原則週に一回までとか。

ランクごとの、最大の回数を、自分の体調から考えて、あらかじめ決めちゃう。


そうすると、「きょうは超きついランクのを一回やったから、今週はもう、超きついランクのことは控えよう」って、
動きすぎるのを防ぐきっかけになるんです。








それぞれのランクごとに制限回数を決めておくと、地味にすごく便利だと思います。


「週単位で見て、合計○点分までは動いてダイジョブ」、という目安ができるんです。



私の場合は、週に20点分までは動いてダイジョブ、20点分に到達しちゃったら、たとえ動きたい気分でもがんばって安静に過ごそう、と言った感じです。








私はここ1、2ねんくらいの間に少しづつ、気持ちが楽しいことに向いたり、あとは(近所だけど)外出の機会が増えてきました。会える人も少し増えて、それでまた世界が少し広がった気がしたり。



それはとてもうれしい変化なのですが、気分が楽しいことに向いて、本当は体調的には休んだほうが良いのに、プチ無理をして外出してしまって、あとで寝込むことになったり、というケースが出てきました。



昨年の長期の体調不良も、自分の前向きな感情にまかせて活動量を多くしすぎてしまったことの積み重ねなんじゃないかな…?と感じています。



だからこんな方法を勝手に作って試してみています。


いまの所、以前よりいい感じに、活動量をセーブ?コントロールできているような気がします、多分。




もし、ご自分に合いそうな方法かもと思ったら、一度試してみるといいかもです。素人考案ですみません。
ラクにテキトーな気持ちでいっしょにがんばろーおー。。



重ね重ね、説明が下手でごめんなさい!