M's diary

よかったを探そう

クリスマス

2016年12月25日 17時15分14秒 | Weblog
ずっと前に、
ある牧師の自伝を読んだことがある。

『生きよ』(金田福一著 いのちのことば社)
という本だ。

この金田牧師は、
大変苦労された方である。

18歳の時に洗礼を受け、
結婚して
6人の子供に恵まれた。

しかし、
重い病気を患って
仕事ができなくなり、
その日の食事にも困るような
どん底の生活を経験された。

しかし、
自暴自棄になっていたある日、
河原を歩いているときに、
金田牧師は
神さまからの語りかけを聴く。

自分の中には、
キリストのいのちが注がれている。

その確信が、
その後の
金田牧師の人生を支えていく。


その体験の後、
金田牧師は結核を患い、
失業と貧困の日々は何年も続いた。

しかし、
河原で与えられた
確信と感謝と平安は、
決して揺るぐことはなかったという。


やがて、
療養中に書いた論文が、
知人の好意で本として出版され、
さらに、
ある教会から声がかかり、
金田牧師は
伝道者として歩み始める。

教会の牧師となってからも、
経済的には
苦しい日々が続いたようだが、
この金田牧師のもとで
大勢の人が救われ、
信仰を持った。


この金田牧師の娘さんが、
ご両親の思い出を書いておられる文章を
今年、発見した。

娘さんもまた、
教会の牧師夫人として
活躍しておられるらしい。

貧しさの中にも
楽しい想い出がたくさんあったことを
綴っておられた。

貧しさの中でも、
多くの人を助け、
キリストの愛を伝えた金田夫妻。

その生き様を見るときに、
「貧しさ」とは、
もしかしたら
神さまからのプレゼントであり、
貴重な経験なのかもしれないと
思わされた。

貧しくなければ
知ることのできない
恵みがあるのではないか。

おかしな言い方だが、
そんな気がするのだ。


わが家も今年、
なかなか厳しいところを
通らされた。

ここ数年、
経済的に
追い詰められた状況が
続いていたが、
今年は格別だった。


「今月こそ、
 公共料金が
 払えないのでは……」
と思うことが何度もあった。

「来月は
 どうやって生活するんだろう……」
と眠れなくなる時もあった。


だけど、
そんな時ほど
真剣に祈った。

逆に言えば、
追い詰められなければ、
人間って
神さまのほうを向かないのだ。


もう後がない、
と思った時に、
目の前の扉が開かれて、
新しい道へと導かれる体験をした。

あんまり具体的なことは
書けませんが、
そんな波瀾万丈の1年でした。


クリスマス。

また、
新しい1年が
始まろうとしています。
        

もうすぐ年末、そして明日はクリスマス・イヴ

2016年12月23日 09時25分28秒 | Weblog
2016年も
あと8日で終わる。

12月だというのに
気温が20℃近くまで上がる日もあり、
気持ち悪さを感じるけど、
それでも生かされています。


今週は、
超複雑な内容の
チラシ作りを仰せつかり、
1日中パソコンとにらめっこ。

チラシ作りは得意な分野だし、
座ってできる仕事なので
自分では自覚がなかったのだが、
かなり疲れたようだ。

腰が痛い。


さらに、
研修のための出張もあり、
(前の仕事に比べて
 出張が多い)
帰りが遅くなって
気持ちにゆとりがなくなった。

夕飯の用意、
洗濯物たたみ、
お風呂の掃除など、
やることが山積みで
ホッとする間がない。


こういうストレスを
なんとかしないと、
きっと行き詰まると思う。


仕事を始めて約3か月。

だいたい、
この辺で
疲れがたまってくるのだ。

前の仕事でも
そうだった。


ここへきて
連休があることを感謝して、
なんらかの工夫をしたいと思います。


明日は
クリスマス・イヴの夜礼拝がある。

この1年の恵みを思い出し、
感謝したい。

いつも
ともにいて導かれた
イエス様を思いつつ。
        

オバサン、窓口デビュー

2016年12月08日 08時42分00秒 | Weblog
教会では
11月27日から
アドベント(待降節)に
入った。

クリスマスまで
あと少し。


オバサンが新しい職に就いて
2か月が過ぎた。

「1月になったら
 窓口に出てもらいます」
とのことだったのだが……。


家庭の都合や
病気などで
休暇を取る人が続出。

人手不足のため、
ついに、
オバサンも窓口に出ることになった。

しかも、
予約制なのに
突然やってくる人が多く、
昨日は
4人の相談者に対応。


センパイの横で見ていたら
簡単そうに思えたことも、
いざ、自分がやってみると、
思わぬところに
落とし穴がある。

内心はあわあわ。

冷や汗をかきながらでも、
相手には知られないように、
どっしりと構えたふりをして
対応するしかない。

これは、
学校で学んだテでもある。


でも、
いろいろな方と話をし、
その方に必要な支援を考えるのは、
やり甲斐のある仕事だ。

神さまから
与えれた職場であることを
忘れないように。

がんばりすぎないように、
ひとりで抱え込まないように。

それだけを
肝に銘じて、
ぼちぼちやっていきたいです。