夏至を過ぎてしまいました。
これからは、
だんだん日が短くなっていくのだ。
ちょっと寂しいです。
さて、
いろんな変化があります。
外国からの転校生があった。
Lちゃんにしておく。
ご家族の都合で、
1学期の間だけ
日本に滞在するとのこと。
日本語が少しはわかるようだが
普段は
英語で生活しているらしい。
その彼女が
私が入っている算数のクラスに来た。
「いろいろな四角形」という単元をやっているのだが、
彼女の母国では、
図形の勉強はまだしていないらしい。
担任の先生は、
「M先生、お願いしますね!」
と気軽に言われるが、
なかなか大変である。
「はーい、
1組の向かい合った辺が
平行な四角形は
何と言いますか?」
これを英語で何と説明すればいいんだ??
冷や汗が出る。
昔習った英単語が頭の中でくるくる回る。
平行はpararelleでいいのか?
試しに、彼女に向かって、
「One pair of pararelle lines、OK?」
と言ってみたら、彼女はうなずいた。
紙に台形の図を描いて、DAIKEIと書くと、
彼女は「OK」と言った。
次は平行四辺形だ。
どうすんだ、どうすんだ。
「こことここ、same length ね」
知っている英単語と日本語を混ぜて説明するが、
賢いLちゃんは何とか察してくれる。
先生が、
「向かい合った角の大きさは同じです」
と言われる。
「向かい合った」って英語でどう言うんだ?
わからないから図を描いて、
「こことここ、same angle」
と言ったら、彼女は
「まだangle勉強してません」
と日本語で言った。
聞いてみると、
三角定規も分度器もコンパスも
使ったことがないという。
ええ~!
どうするんだよ!
1時間、彼女につきっきりで
図を描き、
ローマ字で図形の名前を書き、
分度器の使い方を教え、
計算を手伝った。
彼女自身、
初めての日本の学校で
ものすごく疲れるだろうと思うのだが、
なかなか積極的だ。
今、習ったことを
すぐに
自分でやってみようとする。
わからないことは
臆せずに質問してくる。
数分経つと、
Lちゃんは自分の力で
平行四辺形を描いた。
先生が丸をつけ、
very good と書いてくださった。
先生が、
「はーい、
この四角形の名前は
何と言いますか?」
と言われると、
Lちゃんは手を挙げて、
「HEIKOSIHENNKE」
と答えた。
まわりの子どもたちが
びっくりしていた。
そんな毎日が続いている。
この年になって
英語を使うハメになるとは……。
でも、楽しくやっています。
これからは、
だんだん日が短くなっていくのだ。
ちょっと寂しいです。
さて、
いろんな変化があります。
外国からの転校生があった。
Lちゃんにしておく。
ご家族の都合で、
1学期の間だけ
日本に滞在するとのこと。
日本語が少しはわかるようだが
普段は
英語で生活しているらしい。
その彼女が
私が入っている算数のクラスに来た。
「いろいろな四角形」という単元をやっているのだが、
彼女の母国では、
図形の勉強はまだしていないらしい。
担任の先生は、
「M先生、お願いしますね!」
と気軽に言われるが、
なかなか大変である。
「はーい、
1組の向かい合った辺が
平行な四角形は
何と言いますか?」
これを英語で何と説明すればいいんだ??
冷や汗が出る。
昔習った英単語が頭の中でくるくる回る。
平行はpararelleでいいのか?
試しに、彼女に向かって、
「One pair of pararelle lines、OK?」
と言ってみたら、彼女はうなずいた。
紙に台形の図を描いて、DAIKEIと書くと、
彼女は「OK」と言った。
次は平行四辺形だ。
どうすんだ、どうすんだ。
「こことここ、same length ね」
知っている英単語と日本語を混ぜて説明するが、
賢いLちゃんは何とか察してくれる。
先生が、
「向かい合った角の大きさは同じです」
と言われる。
「向かい合った」って英語でどう言うんだ?
わからないから図を描いて、
「こことここ、same angle」
と言ったら、彼女は
「まだangle勉強してません」
と日本語で言った。
聞いてみると、
三角定規も分度器もコンパスも
使ったことがないという。
ええ~!
どうするんだよ!
1時間、彼女につきっきりで
図を描き、
ローマ字で図形の名前を書き、
分度器の使い方を教え、
計算を手伝った。
彼女自身、
初めての日本の学校で
ものすごく疲れるだろうと思うのだが、
なかなか積極的だ。
今、習ったことを
すぐに
自分でやってみようとする。
わからないことは
臆せずに質問してくる。
数分経つと、
Lちゃんは自分の力で
平行四辺形を描いた。
先生が丸をつけ、
very good と書いてくださった。
先生が、
「はーい、
この四角形の名前は
何と言いますか?」
と言われると、
Lちゃんは手を挙げて、
「HEIKOSIHENNKE」
と答えた。
まわりの子どもたちが
びっくりしていた。
そんな毎日が続いている。
この年になって
英語を使うハメになるとは……。
でも、楽しくやっています。