M's diary

よかったを探そう

新緑の季節

2007年04月25日 22時26分40秒 | Weblog
 なんだか梅雨のような天候だけれど、明日からは晴れるということなので、ひと安心。
 雨がつづくと洗濯物が乾かないので困るが、外を見ると、緑が濃くなったような気がする。

 昨日、ゴーヤの苗を植えた。
 毎年、ゴールデンウィークまでには植えることにしているのだが、今年はちょっと早め。
 毎年買っていたホームセンターが残念ながら閉店してしまい、別の店で買ったのだが、どうやら今までのゴーヤとは種類が違うようだ。どんな実がなるのか、楽しみである。

 キンモクセイの下には、今年もスズランが出てきた。前に住んでいた方が植えられたもので、毎年、あちこちからニョキニョキと生えてくる。
 昨年はなぜか葉っぱだけで、花はひとつも咲かなかった。
 この前、ペンキ塗りをしながら見てみたら、早くも小さなつぼみがついていたので、今年は咲くかも。日に日に葉が大きくなっていくのがわかる。

 毎年繰り返される光景なのだが、それがとても幸せに感じられる。
        

草苺(くさいちご)の花

2007年04月21日 20時24分55秒 | Weblog
 長崎市長は殺される、アメリカでは大学内で大量殺人、町田では銃撃事件……ほんとうに嫌な世の中である。

 それぞれに事情があり、理由があり、裏の思惑があるようだ。でも、人の命は何にも代えがたく大切だということだけは、決して忘れてはならない。
 そして、暴力を恐れて、言うべきことも言えないような世の中にはしたくない。

 
 きのうの朝、チビ犬を連れて、空き地を歩いていたら、草むらに真っ白な花が咲いているのに気がついた。



 茎に鋭いトゲがあり、一見、野バラのようだけれど、葉っぱを見ると、山吹に似ている。
 なんとも言えない、清楚な感じの花で、絵に描きたくなった。
 先の方だけ摘んで、ビニール袋に入れて持ち帰り、昨晩、遅くまでかかって描いたのだが、背景を青紫にしたら、ちょっとおどろおどろしい絵になってしまった。
 次回、描く機会があったら、もう少し透明感のある明るい絵にしたいです。


 
 何の花だろうと、今日、調べてみたら、どうやら草苺らしい。
 実は、苺も山吹も同じバラ科の植物なのである。だから、草苺の花が野バラに似ていて、葉っぱが山吹に似ていても、不思議ではないのだ。
 
 嫌な世の中にも、美しいものがありますね。
        

わくわく、ペンキ塗り

2007年04月14日 21時28分14秒 | Weblog
 犬君たちを連れて散歩しながら、半分以上散ってしまった桜の木を見る。
 まだ枝に残っている薄ピンクの花と、花が散った後に残された赤紫色のがくと茎、そして、少しずつ伸びてきた、褐色や黄緑色の新芽……なんとも美しい色の取り合わせ。
 花をいっぱいにつけている姿もいいけれど、花が終わっても、なお楽しませてくれる、桜という木はすごい。

 さて、5年前に引っ越してきたときに、庭を囲んでいる鉄柵がかなり錆びていたので、ペンキを塗ったのだが、植木が邪魔になり、塗り残した部分が数カ所あった。
 気になってはいたのだが、次第に仕事が忙しくなり、そのままになってしまっていた。

 しかし、数日前、親切な工房主さんが、鉄柵の手前を通れるようにしてくださったので、ついに機が訪れたと思い、昨日、今日で、塗り残した部分のペンキ塗りをした。

 はがれかけた古いペンキを金属のブラシでこすり落とし、さらに錆を落としてから、レンガ色の錆止めを塗る。そのまま1日乾かし、その上からペンキを塗るとできあがり。

 いつもお世話になっているリフォーム屋さんが「ペンキ塗りは楽しいから、自分でやったほうがいいよ」と勧めてくださったのがきっかけで、手順もその方に教えていただいた。
 「いろいろ試したけど、緑色が一番いいみたい」とのお言葉に従い、鉄柵も、2階のベランダの手すりも、深緑色に塗っている。
 自分の家の柵を塗るのだから、少々塗りむらができても、ペンキがたれても、気にしない。お気楽にできるのがいい。

 今日は午前中、1時間半ほどかかって作業をした。
 かなり暑かったので、疲れたけど、ペンキ塗りはなかなか楽しいです。
         

つくしの佃煮

2007年04月09日 22時49分12秒 | Weblog
今日、入学式を迎えた学校も多いと思います。
桜がなんとか散らずに保ってくれたのでよかったですね。

さて、先日、ご近所の方からつくしの佃煮をいただいた。
田舎にいた頃は、私もおもしろ半分に作ってみたことがあったのだが、煮るとかさが減るので、それこそ、大量のつくしが必要である。
どこでこんなにたくさんのつくしを採られたのかと尋ねてみたら、「八王子には、たくさんありますよ。特に南のほうにね」とのこと。
花粉症にも効くらしいですよ、とおっしゃっていた。
さっそくいただいてみたが、う~ん、おいしい! 
独特のほろ苦さがあり、白いご飯によく合うオツな味である。
家族が「フキと味が似てるよね」と言っていたが、これが春の味、春の香りなのかもしれない。
よく見ると、このあたりでも、ガードレールの下、空き地などに結構生えているので、来年の春、挑戦してみようかな。
        

桜、満開

2007年04月03日 09時21分48秒 | Weblog
 近所の中学校の横に、毎年、他の桜に比べて一足遅く咲く木がある。
 他の桜が散ってしまっても、ここだけはまだ咲いている……という安心感をもたせてくれる。
 先週、暖かい日が続いて、あちこちの桜が一斉に開き始めた時も、その木のつぼみはまだしっかりと閉じていた。
 ところが。
 日曜日の異常な高温のせいか、昨日見てみたら、なんと、すでに満開……。
 あまりにもあっけなく開いてしまい、寂しさを感じた。
 あの日は静岡では31℃を越す暑さだったというし、もはや温暖化は確実。

 ちなみに、例年だと、桜は開き始めてから1週間でほぼ満開になり、それから先1週間ほどが見ごろだそう。要するに、2週間は楽しめるはずなのだが、今年はどうでしょう。

 今年も最低1枚は桜の絵を描きたいと思い、散歩ついでに落ちている花を拾ってきた。
 桜にもいろいろあるけど、ソメイヨシノは、咲いたばかりの花は白くて、おしべが黄色いのだが、時間が経つと、だんだん花びらの元からピンクがかってきて、おしべも褐色になる。

 犬君たちを連れて、家に向かって歩いていたら、ほんの2mほど先を、タヌキのようなものが横切っていった。このあたりはハクビシンも出るし、ほんとにタヌキかなとじっと見たが、大きなしっぽ、横に平べったいその動物は、ひょこひょこひょことゆっくり走って、側溝の中に消えていった。