疲労困憊の理由

ここのところ、
オバサンはすごく疲れている。

忙しすぎて
あまり意識していなかったのだが、
気がつくと
口内炎ができており、
身体がすごく重い。

なんで
こんなに疲れているのか、
考えてみる。


先週くらいから、
Kちゃんと遊ぶようになった。

Kちゃんはすごく元気な子で、
身体を動かさないと
ストレスが溜まるようだ。

以前は、
相手をしてくれる仲間が
いたのだが、
ここのところ、
ひとりでいることが多い。

それで、
このオバサンが
Kちゃんと遊ぶようになった。

Kちゃんは、
毎日必ずやってきて、
「せんせ、
　今日は遊べる？」
と聞いてくる。

楽しみにしてくれているので
断るわけにはいかない。

ボーリングだとか、
風船バレーボールだとか、
危険の少ない遊びを考えてやるのだが、
元気なKちゃんは
いくら遊んでも疲れない。

そのうち、
オバサンはぐったりしてきて、
「ちょっと休憩ね」
と言うことになる。

だけど、
それだけじゃ、
こんなには疲れないだろう。


そうだ。

先日、体調の悪いU君を
おんぶしたっけ。

いつもは元気いっぱいなのに、
珍しく、暗い顔をして
しゃがんでいたU君。

しんどくて
歩けないと言う。

「先生がおんぶしてあげるから、
　保健室に行く？」
「うん」

という訳で、
おんぶして歩き出したのだが、
思ったより重い（汗）。

一歩一歩が
ずしり、ずしりと
足腰に来る。

これは
ちょっとヤバイぞ。

腰を悪くするかも。

だけど、
見回しても
他の先生は見当たらない。

途中で下ろすわけにもいかない。

階段を上がり、
廊下を歩き、
保健室にたどり着いた。

息が切れた。


周りの先生たちは
ものすごくタフだ。

60を過ぎても
再任用や講師などで
元気に仕事をされている方が
少なくない。

だけど、
このオバサンは
どこまでがんばれるのか。


疲れすぎないように、
上手に休まなきゃと思う
今日この頃です。


あ、確定申告の準備も
まだやってなかった……（汗）。
　　　　　　　　　

とうとう雪が降ったぞ

降るな降るなと
思っていたけど、
今朝起きると、
庭のあちこちに雪があった。

でも、
そんなに積もってないから、
通勤には問題ないだろう。


いざ出発してみると、
四つ角のところが
白くなっていて、
ちょっと焦った。

学校は、
ここよりも
さらに寒い所にある。

まさか、
道路が凍結してないだろうな……。


どの車も、
いつもより
スピードを落としている。

幹線道路は
無事に走れたが、
路側帯の部分に
雪が溜まっていた。

学校に近づくにつれ、
道が白くなっていく。

登校中の子供たちが、
凍結したところで
スケート遊びをしていた。

「せんせ～。
　気をつけてね～」
と声をかけられ、
緊張しながら校門を目指した。

ああ、
バイクでなくてヨカッタ。

なんとか無事に
駐車場に着きました。


３学期が始まって
２週間。

最初の３日間は
勘を取り戻すのに必死。

その後、
なんとな～く
疲れを引きずりながら、
オバサンは
がんばっています。


今日は、
教室に入れないG君と、
新聞紙を丸めた玉で
１時間、
キャッチボールをした。

オバサンはクタクタだ。
でも、
G君が喜んでいたから、
ま、いいか。

明日、
起きられるでしょうかね（汗）。

なんせ
体力がないもんで……。
　　　　　　　　

『黒田官兵衛』（下巻）の表紙イメージができるまで

こんなことをして遊んでいるのは、
確定申告のデータ入力が
めんどくさいからです。

まず、
ロザリオの下書きをしました。

木のビーズでできた
本物のロザリオを見て描きます。




次に、
工房主さんが
この絵をどんなふうに配置するか、
表紙のイメージを考えてくれます。




初めに描いたのより
左に30度回転させました。
だから、
下書きも斜めに置いて
色をつけました。

オバサンは老眼です。
しかも、電灯が暗いうえに、
手元に影ができるので、
懐中電灯で
手元を照らしながら
描きました。

貧乏くさいです。

モデルにしたロザリオは
全部、茶色のビーズでしたが、
つまらないので
ちょっとだけ
色を変えてみました。

それから、
バランスが悪いので、
ロザリオの右半分をねじって、
左の方に持ってきました。




採用されない部分は
着色しませんでした。

オバサンは
とっても
横着な人間だからです。

できた絵をスキャンして
表紙のイメージができあがりました。




30度回転させた分、
見る位置が変わったので
十字架部分のデッサンがおかしいけど、
これ以上ゆとりがないので
すんません。

ほんまに
ええかげんやな。

さ、いつまでも逃げてないで、
確定申告と
向き合おう。

お粗末様でした。
　　　　　　　　

『黒田官兵衛』の表紙絵を描く

第２の課題は
『キリシタン黒田官兵衛』（下巻）
の表紙絵。

昨年出た上巻の表紙には、
囚われの身となった官兵衛が
牢の窓から見たという
藤の花を描いた。

上巻は秋に出版されたので、
絵を描いたのは
夏休みだったのかな。

とにかく、
藤が咲いている季節ではないので、
仕方なく
写真を参考にして描いた。

写真を見て描くのには
すごく抵抗があるのだが
そうも言っていられない。


そして、今回、
下巻には
ロザリオを描くことになった。

形がすごく複雑だ。

ここのところ、
まったく絵を描いていないので、
正直言って
自信がなかった。

いつものように、
ケント紙に
ペンと色鉛筆で描くのだ。

真っ白な紙を前に、
いざデッサンしようとすると、
頭の中で、
「こりゃ、無理でしょう」
と、心の声がする。

だけど、
やるしかないやないの。


家族に
家事を手伝ってもらいながら、
３日かかって
やっと仕上げました。

下手くそですが、
見ていただけると
すごくうれしいです。


『牧師夫人新島八重』
『キリシタン黒田官兵衛』（上巻）
（いずれも雜賀編集工房刊）
Amazonなどで好評発売中です。

『キリシタン黒田官兵衛』（下巻）
間もなく発売されると思います。
　　　　　　　　

2014あけましておめでとうございます

あけまして
おめでとうございます。

どなたが見てくださっているのか
私にはわかりませんが、
ご挨拶がすっかり遅くなりました。


楽しみにしていた冬休みも
あと１日を残すのみ。

バタバタと走り抜けた気がするが、
振り返ってみると
ずいぶん充実していた。


まず、休みに入って間もなく
久々に帰省した。

子供たちは忙しいので、
工房主さんとふたりで
気楽にクルマで出かけた。

中央道と名神を通ったが、
今年は雪もなくて
ホッとした。

京滋バイパスを使うと
渋滞する京都を迂回でき、
楽々行けた。


京阪神の山々は
穏やかな色をしている。
ほとんどが
広葉樹だからだ。

大学時代、
油絵で六甲山を描いた。

そうだ。
こんな景色だったと、
なつかしくなった。


西宮と岡山の両親を訪ね、
神戸にも寄って
帰って来た。

どちらの両親も高齢だが、
ありがたいことに
それなりに元気だ。

出される食べ物すべてが
なつかしい。

穴子の押し寿司なんて
東京ではまず
お目にかかれない。
（こっちでも
　たまに売ってますが、
　穴子の料理の仕方が
　違うようです）。

高野豆腐の入った
巻き寿司。

瀬戸内海で採れた
大粒の牡蛎は、
無水状態で売られていて、
新鮮でぷりぷりしている。

うどんのだしは
薄口で
青ネギが浮いている。

これや！
これや！

自分の味覚の原点は
やっぱり西日本にあるのだと
痛感した。


今まで
何度も帰省したが、
今回ほど感激したことはなかった。
……ような気がする。


とりあえず、
無事に帰って来れたことに感謝。

そして、この冬休み、
私には３つの課題があった。

ひとつは年賀状書き。

もうひとつは、
この春、工房主さんが出す
『キリシタン黒田官兵衛』（下巻）の
表紙の絵。

３つ目は、
あら、恐ろしい！

そう。
確定申告の準備なのだ。


まず、年賀状。

昔から筆圧が高く、
字を書くのが苦手だったが、
ここのところ、
ますます
年賀状書きが辛くなってきた。

いただくとうれしいし、
書きたいこともあるのだが、
とにかく、
字を書くのがしんどい。

じゃあ、
印刷だけでええやんか。

と、割り切りたいのだけど、
それができないので
うろうろしているうちに
日が経っていく。

今日になって、
やっと書き終えました。

みなさん、
大変申し訳ありません。