M's diary

よかったを探そう

2学期の授業終了

2012年12月21日 20時39分34秒 | Weblog
今日で2学期の授業が終了。

ホッとしたと言いたいところだが、
最後に失敗したなと思っている。

他の子供たちが
次々に九九をクリアしていく中で、
ペースの遅いSちゃんが目立つ。

何とかしなければと
私自身が焦っていた。

Sちゃんは、
やる気が出る時と、
出ない時との
差が激しい。

今日は、
初めからやる気がなさそうだった。


今日で2学期が終わってしまう。

覚えかけた7の段を
なんとかクリアさせてあげたい。

ヒーターの前で座り込んでいるSちゃんを
叱咤激励し、
新聞紙のボールでサッカーをしたり、
卓球のマネをしたりしながら、
7の段を最後まで言わせた。

黒板に7の段のかけ算の式を書き、
乗り気でないSちゃんを励まして、
答えを書かせた。

さらに、
7の段のプリントを渡して、
横で褒めちぎり、励ました。


こうして、
Sちゃんは、
どうにかこうにか
7の段が言えるようになった。

Sちゃんは
笑顔で帰って行ったけど、
なんとなく、
これでいいのかな、という気がした。


Sちゃんが元気がなかった訳を
聞いてあげればよかった。

もしかしたら、
Sちゃんは、
自分がみんなよりも
九九を覚えるのが遅いことを
気にしているのかもしれない。

Sちゃんの気持ちを
もっと聞いてあげればよかったのだ。


もやもやした気持ちを抱えながら、
今までの記録を読み返してみた。

1学期に来てくださった
スクール・カウンセラーの先生が
こんなことを言われていた。

「その子に合った内容、
 その子に合ったやり方で学習する。
 学習内容のレベルを落としてもかまわない。
 学んだことが定着しなくてもかまわない。

 『教えてもらえた。
  わかった。
  できた』
 ……という自尊感情を高めることが大事。

 いつまでにこのことを教える、
 という期限や目標を決めない。
 決めるとプレッシャーになる」

Sちゃんが基準なのだ。
Sちゃんに合わせて
進めなければいけないのだ。

3学期は、
そのことを忘れないように、
Sちゃんのために授業をしよう。


そんな反省で
締めくくられた
2学期でした。
         

Cちゃんのお誘い

2012年12月19日 17時21分10秒 | Weblog
今日からは、
算数は午前中のみ。

給食を食べたら帰れるのだが、
あれこれ用事があって、
結局、3時頃に学校を出る。


今日は、
Cちゃんからこんなことを言われた。
「先生、
 給食食べたら、
 すぐに教室に来てね」

何だろうかと思いながら、
昼休みにCちゃんの教室へ。

Cちゃんは給食当番で
後片付けをしていた。

私に気づいた友だちが、
「先生が来てるよ」
と伝えてくれた。

Cちゃんは、
友だちの手前だからか、
めんどくさそうな顔をしたが、
こちらへやってきた。

「Cちゃん、来てねって言ったでしょ?
 何か用事があるの?」

「あのね、
 一緒に遊ぼうよ。
 鬼ごっこしよう」


遊ぼうと誘われたのは
初めてである。

参ったな……と思いつつも、
Cちゃんと一緒に外へ。

中庭の通路で
鬼ごっこをした。

Cちゃんは
うれしそうに走り回っていた。

これくらいの気候なら、
私も外で走れる。

それに、
5時間目は授業がないし。


昼休みが終わり、
Cちゃんとともに
校舎に入った。

Cちゃんは、
鬼ごっこの続きで
逃げるように教室に向かっていった。

そして、
教室の前に来ると、
何度も振り向いて
手を振った。


今日もいろいろあったけど、
Cちゃんのお誘いのおかげで
心がほんわかと温かくなりました。
        

2学期もあと1週間

2012年12月17日 17時10分07秒 | Weblog
長かった2学期も、
無事に任期を終了しました。

いろんなことがあったけど、
ここまで支えられてやってこれた。

うれしいことも、
落ち込むこともあった。


この2学期、
私を支えてくれた言葉に
「出会い」というのがある。

今まで知らなかった人に
新しく出会うという意味もあるけど、
毎日会っている、よく知っているはずの相手に、
今日も新しく「出会う」のだと考えると、
なんだかワクワクしてくる。

今日も、
子供たちの別の顔を知る。

先生方の別の面に出会う。

そう思うと、
楽しくなってくる。
(家族だって同じだ)。


今日からは、
例によって、
無給のボランティア。

今回は取り出し授業をしているので、
無給というのは
気持ちの面から言うと相当厳しい。

だけど、
私を待っている子供たちがいると思えば、
明日もがんばろうと思える。


落ち着いたら、
2学期にあったことを
いろいろ書いてみたい。

とりあえず、
風邪だけは引かないように、
あと1週間、
肩の力を抜いて行こう。
        

風邪をひいてもうた

2012年12月06日 20時55分54秒 | Weblog
早くも12月。

学期末が迫ってきた。


非常勤の話をお断りしたと書いたが、
その後、
その学校の管理職から
直接電話がかかってきた。

「ぜひ、うちの学校を見に来てください」
と強く言われ、
小心で優柔不断な私は迷った。

「自信がないということだったので、
 あなたのご希望に合わせて
 条件を変えました」
とも言われた。

向こうは
相当困っている。

そこまで言われて、
どうしたらいいのだろう。

勤め先の管理職に相談し、
非常勤の実態を教えていただいたが、
やはり自分には無理だと思えた。

再度、お断りした。

それ以来、連絡はないが、
この一件で、相当神経を使い、
疲れてしまった。


さらに、
先週は学校の行事があり、
玄関の外で受付業務をした。

予報では晴れるはずだったのに、
どんよりと曇った寒い日で、
1時間、外に立っていたら、
喉をやられてしまった。

家に帰ると寒気がした。


土日で十分休んだつもりだったが、
月曜になっても喉が痛い。

咳が出るようになった。

授業中も
給食の時間も
咳が止まらない。

一日中マスクをして過ごす。


夜中も咳が出て眠れない。

朝起きると身体が重いが、
取り出し授業があるから
休めない。


だましだまし、
なんとか仕事を続けてきたけど、
明日は休むことにします。

あんまり無理しても
あかんし……。

自分で言うのもなんやけど、
今週は
ようがんばったで!