豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

滋賀の旅・大津その1(2024年3月19日)

2024年03月22日 | あれこれ
 
 3月19日(火)から21日(木)の2泊3日で滋賀県の彦根、ついでに大津、近江八幡を訪ねて来た。

 昨年の4月には、父方の祖父の旧本籍地である佐賀県の嬉野、ついでに唐津、有田、伊万里、武雄、佐賀市を旅行した。佐賀では、幸いにも、町名変更にもかかわらず、旧町名、旧地番が残っていたので、現地まで到達することがでた。その後、同地に現在も居住しておられる遠縁の方と手紙を交換できるようになり、その方が先祖の菩提寺を訪ねて墓碑銘や過去帳を筆写して下さったので、1750年ころまでの先祖の名前と没年を知ることができた。

 今回は父方の祖母の故郷を訪ねた。祖母の旧本籍は滋賀県の彦根。
 亡父の相続時に取り寄せた除籍簿では、旧本籍地は「滋賀県犬上郡彦根東栄町xx番地」となっていたが、町名の変更だけでなく、行政区画の変更もあったようなので、今回は難航が予想された。とにかく祖母や、(ぼくが生まれる前に亡くなった曽祖父)の育った地域を歩いてその雰囲気を味わい、その場所の空気を吸うことができればよし、くらいの気持ちで出発した。

   

 3月19日(火曜)、午前9時03分、東京駅発のひかり505号で、12時01分に京都駅着、在来線に乗り換えて10分ほどで大津駅に到着。
 大津での予定は、今年はやりの紫式部ゆかりの三井寺と石山寺を訪ねること、大津事件の現場を訪ねること、そして近江牛を食べること。

   

 駅前の観光案内所に立ち寄って情報をもらってから、まず路線バスで三井寺(みいでら)に向かう。
 ぼくはNHKの大河ドラマは一度も見たことがないし、現在放映中の紫式部も見ていない。高校時代の古文・漢文は嫌いではなかったが、「源氏物語」は苦手だった。三井寺は、紫式部の父・為時(苗字は知らない)が出家した寺だという。
 石段が多くて、けっこう急だったのは、右ひざ膝蓋骨骨折や椎間板ヘルニアの既往歴をもつ身にはキツかった。
   

 あいにくの曇り空で、梅も桜もなかりけり、寂しい境内風景である。桜の季節になれば綺麗だろうし賑わうのだろうが、人混みがないのは救いである。桜が満開の時期の千鳥ヶ淵近辺の雑踏を思うと、のんびり歩くことができるのは助かる。

    
   

 三井寺を後にして、琵琶湖疏水沿いの通りを歩く。京都の水源である琵琶湖の水を京都に流す疏水の道沿いも道沿いは桜並木だが、桜の開花はまだ少し先の様子。中学校の地理で「インクライン」という言葉を聞いたが、この疏水のことだったか?
 疏水を背にして、大通りを琵琶湖方面に歩き、京阪電車びわ湖浜大津駅に向かう。
 浜大津駅前の十字路をゆったりと曲がって行く4両編成、緑とクリーム色のツートンカラーの路面電車がきれいだった(冒頭の写真。下の写真は、その線路だけ)。

   

 石山寺は改めて。

 2024年3月22日 記
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