豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

小石川後楽園(2019年4月28日)

2019年04月29日 | 東京を歩く

 昨日、4月28日、天気がよいので後楽園に出かけ、小石川後楽園を散歩してきた。

 後楽園は、丸の内線の茗荷谷-後楽園間の車窓からいつも眺めているが、中に入るのは今回が初めてである。

         

 パンフレットによると、初代藩主徳川頼房が造園に着手し、2代目藩主光圀が、中国の風物を取り入れて完成させたとある。
 都心にこんなに広大な緑が広がっているのは、東京のよいところである。

                        

 木々の葉が、初夏の光を浴びて緑に輝いている。
 背景には、東京ドームの白い屋根や、ドームホテル、飯田橋方面のオフィスビルが頭をのぞかせていて、ニューヨークのセントラルパークを思わせる。

                  

 風景は何とか木々の緑と調和させようとしているのだが、ドームから聞こえてくる野球観戦客のどよめきと、ジェットコースターの軋む音と乗客の悲鳴が耳障りである。

                  

 写真の順番は分からなくなってしまったが、入り口から右回りで、西行堂跡、延段、唐門跡、内庭、竹生島(!琵琶湖を模して作った池に浮かんでいる)、九八屋(酒亭だが、酒量は昼は九分、夜は八分に控えるようにという意味だそうだ)、菖蒲田、一つ松、円月橋、渡月橋と、約1時間をかけて1周した。

         

         
              

 程よい散歩になった。
 午後2時になったので、ドームホテルのアフタヌーン・ティーに向かう。

 
 2019/4/29 記


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アフタヌーン・ティー @ 東京ドームホテル

2019年04月28日 | 東京を歩く

 10連休の第2日。

 後楽園の東京ドーム・ホテルの43階にある“アーティスト・カフェ”(The Artist's Cafe)で、アフタヌーン・ティーを喫して(?)来た。

         

        
 4年前にイギリスを旅行した際に、バッキンガム宮殿近くでアフタヌーン・ティーを経験しようと思ったのだが、店頭に50ポンドと表示されていた。
 女房と息子とぼくと3人合わせて約2万円というのは、ちょっと高すぎると思って、やめることにした。
 その代わりに、パディントン駅近くのパブで、ランチをしてビルを飲んだのだが、それ以来、せっかくイギリスまで行ったのに、あんなところでケチったといわれ続けて、4年がたってしまった。

         

 実は4年前に、日本に帰国した際に、池袋・東武の“マツオ”のアフタヌーン・ティーでまさに「お茶」を濁そうとしたのだが、あいにく成田から池袋についたのが午前10時すぎ。アフタヌーン・ティーは午後2時半からとなっていて、とても待ちきれないと断念したのだった。

         

 あれから、4年、とうとう今日、連休なのにどこへ行く予定もないし、天気も良いので、昼前から後楽園に出かけ、小石川後楽園を散歩して時間をつぶしてから、午後2時半、東京ドーム・ホテルに行き、ネットで調べた“アーティスト・カフェ”で、懸案のアフタヌーン・ティーを経験してきた。

         

 43階の窓からは、わが職場や、武道館、南方の遠くには東京タワー、西のはるかかなたには富士山も望むことができた。
 お客さんはぼく以外は全員女性。かなりの甘党でなければ無理だろう。

         

 甘いものが続いたので、帰り道では無性にラーメンが食べたくなった。
 最後の写真は、エレベーターから眺めた東の方角。スカイツリーが見えていた。

         


 2019/4/28 記


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フランスの旧紙幣 (断捨離の途上で)

2019年04月08日 | あれこれ

 久しぶりの、断捨離シリーズ。第何回だったか?

 古い引出しの中から出てきた、フランスのフラン時代の紙幣を3枚。
 
 上は、サン・テグジュペリの肖像と、“星の王子”が描かれた50フラン。よく見ると、プロペラ飛行機と帽子の形をした象の絵もある。象を飲み込んだヘビだったか何だか・・・。
 Antoine Saint-Exupery 1900-1944 と記されている(アクサンテギュは省略)。

 裏面は、双翼の飛行機と星の王子。
 “1994”とあるのは、この紙幣の発行年だろう。

 大学1年の時のフランス語の授業で、宮原信先生がテキストに指定されたので、必死で内藤濯の日本語訳を全文暗記して、何とか訳読の試験にパスした。
 何でこの本があんなに人気があるのか、ぼくには理解できなかったし、今でも分からない。

 当時のぼくは、他の先生の授業で読んだメリメの「マテオ・ファルコネ」や、ドーデの「スガンさんの羊」が印象に残っている。ネットで調べると「スガンさんの山羊」となっているが、ぼくの記憶では確かに「羊」だった。
 ただし、これらも日本語訳で読んで、試験を凌いだ。

         


 中は、エッフェルの肖像とエッフェル塔、それにぼくの知らないドーム型の建築物が描かれた200フラン。
 Gustave Eiffel 1832-1923 と記されている。
 
 エッフェルさんには何の思い出もない。
 裏面には、19世紀風のパリジャン、パリジェンヌがエッフェル塔の下を歩く姿が描かれている。
 “1996”とあるから、この紙幣は1996年に発行されたのだろう。


 下は、ドラクロワと“民衆を率いる自由の女神”が描かれた100フラン紙幣。

 Eugene Delacroix(アクサングラブは省略)なぜかほかの2枚と違って、彼の生年、没年が書いてない。
 ネットで調べると、1798―1863 とあった。ということは、彼は1789年にはまだ生まれていなかったのか・・・。
 あんな絵を描いているから、当然「大革命」の現場に立ち会ったのだとばかり思っていた。

 発行年は1994年。

 コインもどこかにあるはずだが、今回は見つからなかった。

 フランスの通貨は、2002年にフランからEUのユーロに切り替わったが、現在では流通していない紙幣といえども、紙幣のコピーが許されるのかどうかわからないので、一応「見本」という字を書いたセロファン紙を上に載せてコピーした。


 2019/4/8 記


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平成最後の桜(2019年4月4日)

2019年04月05日 | 東京を歩く

 4月4日、お花見を兼ねて、多磨霊園に墓参りに行ってきた。
 お彼岸は過ぎてしまったが、許してくれるだろう。

 母や祖父母たちが生前には毎春の花見の定番としていた、武蔵野市役所通り、国際基督教大学(ICU)、そして多磨霊園のコースを今年もたどってきた。
 下の写真は多磨霊園の桜並木。
 吉野作造、南原繁、今村力三郎らの墓所がこの通りの北側にある。

         

 今年は寒さが戻ったせいか、開花宣言からすでに日にちが経過しているが、ほとんど散ることなく満開の桜が咲き誇っていた。

 武蔵野市役所通りの両側に植えられた桜のアーチの下を走るのもよいが、道路脇の大きな家の庭に1本だけ立っている枝ぶりの立派な桜もよい。 
 走るクルマの車窓からそんな桜を撮ったのだが、残念ながらきれいに映らなかった。        

 ICUキャンパスは、平日の観桜入構はできないようなので、正門前から並木道を撮った。
 10年くらい前までは自由に中に、しかも中のバス停ロータリーまでクルマで入れたように記憶するが・・・。

         

 武蔵野市役所通りの、マック前からデニーズまで並べておく。
 まずはマック前。
 母も祖父母も晩年まで健啖だったが、ドライブの途中で、このマックに立ち寄り、マックシェイクを飲んだり(食べたり?)したものだった。
 昨年は孫を連れてきて、ここの2階の道路側の座席から、目の前の桜を眺めた。
 
         

 つづいて、市役所近くの2枚。
 どちらも、病院の前のようである。

         

         

 最後はデニーズの前。
 現在は北側に巨大なマンションが建設中で、将来の居住者を見越して、 “いなげや”がすでに営業を始めている。

         

 年年歳歳人は変われど、桜は変わらない。


 2019/4/4 記
 

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