豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

今年の軽井沢(2014年8月)

2014年08月21日 | 軽井沢

 前期試験がようやく8月7日に終わり、採点も済ませて8日の朝、軽井沢に向かった。

 2月の大雪の影響もほとんどなく(庭の雑木の枝が多少折れていた)、一安心。しかし、同日夜から台風11号の影響で雨になり、10日いっぱい降り続いた。

 11日にようやく雨が上がり、正午前から晴れた。その後、12日は雨、13日は晴れ、14日は雨・・・と一日交代で天気が変わった。

         

 14日、小雨が降ったりやんだりするなかを、追分に散歩に行ってきた。

         

 堀辰雄記念館の駐車場に車をとめて、入館。
 ここは以前にも何度か来たことがあるが、多少展示品が変わっていた。堀辰雄の愛用のセーターなどが前とは違っていた(ように思う)。東京下町の彫金師の養子だったことなども知らなかった(忘れていた)。
 今年は特別展示「菜穂子」というのだが、「菜穂子」がどんな小説だったか、覚えていない。

 次に、前から気になっていた、シャーロック・ホームズ像というやつを見に行く。
 追分の分去れの北側の公園(?)の奥に建っている。(冒頭の写真)
 なんで追分にシャーロック・ホームズなのか? も永遠の謎だったが、像の隣りに建つ解説で氷解した。
 要するに、ホームズ物を全訳した延原謙がここ信濃追分の地で翻訳作業を行ったからだという。新潮文庫版は、かつては彼の訳だった(今もそうかも知れない)。

         

 この公園には、追分のあちこちに建っていたと思われる石像や道祖神などが集められている。
 「油屋」と彫られた石もあった。

          

 下の写真は、その油屋の現在の姿。
 宿屋は廃業して、建物も放置されていたが、2、3年前から地域興しの事業が展開されている。
 今は絨毯の展示か販売をしているらしい。開店前のため入れなかった。ペルシャ人(?)の旦那さんらしき人に話しかけられた。日本語で。

         

 昼時になり、駐車場が満車で、人の行列ができている「ささくら」という蕎麦屋でざると天ざるを食べる。
 「かぎもとや」とも「追分そば茶家」ともちがう味とこしだった。

         

 同じ通り沿いの「すみや」という八百屋、雑貨・土産物屋に入る。
 おばあさんが美味しいというので、みかん(父の故郷、佐賀県唐津産だった)とぶどうを買う。美味しかった。
 写真は撮らなかったので、いずれまた。

 2014/8/21 記

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