ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

「心勇んで」

2008-12-09 | 日本のいろいろ


先週末、私が視覚障害のあるラン友と二人で走った後、
>地下鉄駅でホームに乗り込む彼女を見送った
のくだり、「あれ?目に障害があるのに一人で電車に乗って大丈夫なの?」と思われた方もいらっしゃるはず。
 
大丈夫、彼女にとって何度か出かけたことのある場所は、自宅からの乗換駅・乗り継ぎ電車の位置・階段の方向などすべて記憶しているので、白い杖で安全を確保しながら自分で移動することが出来るのです。
 
ランナーが多く集まる場所には、一人で出かけていっても大丈夫。ちょっとむつかしいかな、と自分で思うときには、駅員さんに聞いたり手引きしてもらって、目的場所まで行くそうです。
 
そんな彼女からいただいたエピソード。
>あの日の帰り、乗換駅でおばさんが声かけてくれはって、
>乗って帰る方向のちょうどいい車両まで
>送ってくれはって、ラッキーでした。
>心勇んで歩いてるとそんな出会いがあるんですよね。
>それも楽しみの一つですね。

「心勇んで歩いていると」・・・・
そうなんだ、彼女はいつもそんな気持ちで歩いているんだ!

私たちよりもずっと危険に取り囲まれていて、不自由さも不便さもいっぱいあるのに、そんなことを撥ね退ける心意気!日々を前向きに一生懸命に過ごすこと。

わたし、いつの間にか、忘れていました、胸を張って堂々と歩くこと。走ることの基本はまず歩くこと。彼女のように、「心勇んで」歩いてみましょう!
 
一番上の写真は、今日のお気に入り写真。
先週末田舎に帰省していたお友達からいただきました~裏山の頂上から見た日の出、雲の下の山は小豆島。きっとこの日はキーンと冷たく冷え込んだ朝。早朝ランの前の一枚かな?送ってくださってサンキュです!




いつもご声援ありがとうございますm(__)m