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監督は日系のキャリー・ジョージ・フクナガ。台湾出身のアン・リーがジェーン・オースティン の「分別と多感」の映画化「いつか晴れた日に」で成功したのにならって起用されたか。
撮影・美術・衣装・メイクなどのレベルが素晴らしい。
ガヴァネス(家庭教師、という日本語にするとニュアンスが全然違う)が、主人の男性と結婚する話となると「レベッカ」が似ているなーと思っていると、「サウンド・オブ・ミュージック」の方が似ていると感じるイギリス人が多いとのこと。まあ「レベッカ」はガヴァネスではありませんけど、ゴチック調の雰囲気あるいは怪奇趣味なんか似ている。
原作を読んだときは怪奇趣味が最も印象に残ったくらい。「嵐が丘」もだけれど、ブロンテ姉妹ってどういう環境で育ったのかと思う。
(☆☆☆★★)