prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
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現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展  ヤゲオ財団コレクションより 東京近代美術館

2014年08月25日 | アート
もちろん現代美術が集められているわけだが、コレクションの基準に絵画マーケットでの値段という価値観が入っているのが解説からうかがわれる。
海外オークションで高い価格がつく上位に90年代から中国人作家が増えてきたとある。活動しているのは世界中決まっていないし、モチーフもばらばら。田園風景を抽象化した作品もあるが、抽象の方が目立つ。そうなると国籍はあまり関係ないはずだが。
日本人で高い値段がつくのに村上隆の名前見えたりするので、どういう基準なのかますますわからない。
高い値段がつく作家の作品だから高い値段がつくのだといったトートロジーめいた印象すら受ける。

参考上映にドキュメンタリー「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」「ハーブ&ドロシー2 ふたりからの贈り物」が上映されたそうだが、あれだと個人的な好みで集めるのがはっきりしていた。
漠然とした言い方だが、コレクションという行為の思想性も考えていかなくてはいけないのだろう。

核施設がどう見ても映画「惑星ソラリス」のソラリス・ステーションなのだね。現実が映画を模倣したのか。



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現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展  ヤゲオ財団コレクションより - 東京国立近代美術館


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