平成24年度IYEO関東ブロック大会(神奈川県開催) 1日目

年明けから神奈川県IYEOで準備を進めてきた、平成24年度IYEO関東ブロック大会が、いよいよ開催となりました。会場は三浦半島に位置する「湘南国際村」の中核施設である湘南国際村センターです。

湘南国際村は、国際的視野に立脚した「学術研究」「人材育成」「技術交流」「文化交流」という相互に関わりの深い機能を集積した「21世紀の緑陰滞在型の国際交流拠点」として整備されました。工業都市川崎や、商業都市横浜を擁する神奈川県にあって、穏やかな自然豊かな景観を今でも残す別天地です。

今大会ではIYEOの大会史上初の試みとして、神奈川県で開催する大会ならでは魅力を目と耳で感じてもらうための予告編動画を作製し、YouTubeで公開を行いました。まずはこちらをご覧下さい。


平成24年度IYEO関東ブロック大会予告編。


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2012年10月13日。大会当日の朝、三浦半島は快晴の空でした。目を凝らすと遠くに富士山の姿も見えてきます。



受付の準備中。最初に参加者の方々をお迎えする重要な場所です。



ようこそ神奈川へ!



続々と講師陣が会場に到着し、実行委員との打ち合わせが行われました。簡単な自己紹介とこの日の流れについての全体確認です。



メイン会場は国際会議場。湘南国際村センターで最大の会議室で、頻繁に国際学会が開催されているそうです。当初はもっと小さな会議室を使う予定だったのですが、開催間際になって国際会議場の予約を別団体がキャンセルしたため、IYEOでこちらを使わせてもらうことにしたのでした。



国際会議場入口にはIYEOの旗が飾られています。



開会式は大会実行委員長の挨拶から始まりました。若者が多いここ神奈川県において、つながりが未来にもたらす可能性がいかに大きなものか、熱く語ります。熱く語りすぎて後の日程に影響が出てしまった!そんな話もあったとかなかったとか。そんなところも含め、実行委員みんなから絶大な信頼を得ている我らが委員長です。実は委員長はこの日の朝まで山形県に長期出張中で、飛行機とレンタカーによる超高速移動で会場へ駆けつけたのでした。



IYEO大河原会長挨拶。



内閣府吉田氏挨拶。


ここからは今大会の基調講演に入ります。講演者は小笠原雅弘氏。日本の太陽系探査衛星の開発に長年取り組んでこられた元技術者で、現在は年間100件を越える講演依頼を受けて全国を飛び回っておられる宇宙解説者。NHKの教育番組のように誰にでもわかりやすく雄弁に語る口調から「宇宙の語り部」と呼ばれて親しまれています。



今回の講演では、「はやぶさを継ぐもの~新たな太陽系大航海時代に向かって~」と題して、小惑星探査機はやぶさが地球帰還に成功するまでの知られざるエピソードと、これからの人類の太陽系探査への希望を語っていただきました。スライド資料は著作権上の都合によってここで紹介することができないのですが、照明と音響と映像を駆使した素晴らしい講演でした。1980年代、当時の若者の意志によって始まった太陽系探査は既に現代の若者へと引き継がれ、新たな太陽系探査時代が始まっているのです。

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基調講演:
「はやぶさ」を継ぐもの ~新たな太陽系大航海時代に向かって~

小笠原雅弘
NEC航空宇宙システム 宇宙事業シニアエキスパート

【要旨】

1985年1月8日、私たちは新たなステージに立った。地球の重力のくびきを抜け出して太陽系の海原に船出した。その探査機の名は「さきがけ」、ハレー彗星を目指す1年を越える長旅への出発。1990年には「ひてん」で月を使った重力スイングバイ技術を修得、燃料を出来るだけ使わないで軌道を大きく変える技を手に入れた。その技を使って遥か惑星へのチャレンジが始まった。1998年「のぞみ」は火星に向かった、しかし火星に向かう途中に太陽フレアの直撃を受けて機能の一部を喪失、2003年遂に火星近傍まで到着しながらも火星軌道には投入できなかった。「のぞみ」の教訓は「はやぶさ」や月周回観測機「かぐや」に活かされた。そして2010年、全国民の注視の中「はやぶさ」は人類初の惑星往復飛行に成功、貴重なイトカワのサンプルを持ち帰った。

1980年代、20代だった若者たちは今や50代を迎えた、その意志は若い世代に受け継がれた。

若い世代の挑戦が始まった。「はやぶさ」を追って「あかつき」が金星へ向かった。2010年12月エンジンの異常燃焼により金星軌道投入は出来なかった、しかし「あかつき」は2015年再びのチャレンジを行う。「あかつき」と一緒に打ち上げられたIKAROS は、百年来人間が夢見てきた「宇宙ヨット」を世界で始めて実現した。

ここで立ち止まることは無い。2014年新たな未知の小惑星を目指す「はやぶさ2」プロジェクトがスタート。2015年には、太陽系の一番内側、灼熱の惑星、水星に向けて、ヨーロッパと共同で「MMO」を打ち上げる。

「はやぶさ」を継ぐものたちが太陽系を大航海する時代が来た。
私たちの歩みは止まらない。
「はやぶさ」を金字塔にしてはならない。


「はやぶさ」の物語が、人の心に灯をともし、子供たちが大人になった時に、私の世代の人間がいつも思い出す「子供のときにアポロの宇宙飛行士たちが月を歩いた」と同じように、「はやぶさ」のことを次の世代へ語りついでくれたらこれに勝る喜びは無いと思っている。

人を動かす原動力は何だろう、と考えたとき、私には「感動」その言葉がすぐ浮かぶ。喜び、悲しみ、怒り、良きにつけ悪きにつけ人を動かすのはそんな思いなのだろう。この大会に集った人達は、海外で様々な感動を味わった人達。是非多くの人にその気持ちを伝えて欲しい。感動を共有できる、これこそが我々人類だけに与えられた最大の能力なのだから。
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講演後には参加人数から想像できる音量を大幅に超えるほど盛大な拍手が会場に鳴り響き、盛り上がりは最高潮に。そして、その瞬間の感想や疑問を周囲の人と共有するため、自己紹介を兼ねた語り合いの時間へと移りました。始めは予期せぬ展開に驚きのざわめきが聞こえていましたが、それはすぐに様々な意見交換の声へと変わっていきました。







一通り感想を共有できたところ質疑応答の時間です。





すべての質問に対して熱く語って答える小笠原雅弘氏。意見交換の中で様々な感想やアイデアが結びついたのか、実行委員が想定していたよりも実に多くの質問が飛び出しました。小笠原雅弘氏も「今までに数多の講演をこなしてきたけれど、こんなに多くの質問を受けた講演会はなかった」といささか興奮気味です。



質問はまだまだ続きましたが、時間を一旦区切って全体記念撮影。関東地方各地より大勢の方々にお越しいただきました。


ここからは各自の関心ごとに4つの分科会へと移っていきます。

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分科会A:
地域で働く ~あそびからはじめる地域再生~

ハラダイスケ
NPO法人西湘をあそぶ会 代表理事

【要旨】

今、地域では様々な問題が起こっています。

コミュニティの崩壊、加速する少子高齢化、産業の縮小、人口の流出・・・。そして物流から価値観にいたるまで東京型に組み込まれ、都市から流される情報の受け手に成り下がっています。その中で育った若者の多くは都市へと流出し、後にはチープで金太郎飴的な寂れた地方都市ができあがっていきます。

このままでは地域はどうなるのでしょうか。

一方で、都市でビジネスの経験を積んだ若い世代があえて地域に戻っています。そんな彼らによる新たな視点や動きが、従来の慣習や人間関係などによって硬直化していた地域に変化を与えている事例が多く見られるようになりました。地域には自ら新たな価値・仕事を作り出したいやる気のある若い人が活躍できる場が多くあります。

講演では神奈川県下最大の朝市「大磯市」、正月に箱根駅伝を見ながら食べるための「無農薬こたつみかんを育てるプロジェクト」、そして自分たちで作ったお米をお酒にする「僕らの酒プロジェクト」など、我々西湘をあそぶ会があそびながらもどのように地域に変化をもたらしたのかを、地域の現状やNPO 設立の経緯を含めてお話しします。

地域の仕事は大変です。

地域にはすでに閉塞感があり、市場が、仕事がないから都市部に皆さん働きに出ます。よってもちろん、当初から地域に自分の役割が用意されていることはありません。都市部より人間関係が濃く、いいところがある反面、顔が見えすぎるその関係が地域に閉塞感をもたらしていることさえあります。そこで働くことは金銭的に考えればハイリスクローリターンかもしれない。

それでも自分の故郷をどうにかしなければならないというおもいに突き動かされて地域で活動をしています。新しい価値をつくるという仕事は答えがありませんが、その分やりがいがあるのです。行き詰まる時、仕事はパズルだと思うようにしています。解けないパズルはない、そして難しいほど面白いのです。地域の仕事はダイレクトに自分に跳ね返ります。新しい地域社会をつくる手応えを感じるというのは楽しい仕事です。

挑戦は将来多くの引き出しをつくるでしょう。自分の夢を自己実現に終わらすことなく、他者・社会の実現において、難しいパズルを解きつづけてください。

あそびは真剣に、仕事はあそび心で。


後半では「僕らの酒プロジェクト」の成果物「僕らの酒」を題材にした、本格的な日本酒講座を行います。日本では昔から喜び、悲しみ、出逢い、そして別れのあるごとに日本酒が飲まれ、地域の身近な文化として各地で親しまれてきました。そのような伝統を背景に、「僕らの酒」は一体どのような日本酒なのか、全国の様々なタイプの日本酒と比べることで「僕らの酒」の特徴を明らかにしていきます。この部分は日本酒の上級ソムリエ「酒匠」の有資格者である「僕らの酒プロジェクト」のスタッフが担当します。

NPO の取り組みから生まれた「僕らの酒」をきっかけに、若い世代によるこれからの地域づくりの在り方を一緒に考えてみませんか。






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分科会B:

【食肉加工分野】「自然との共生」によるハム作り ~創る人と食べる人の共同を目指して~

平井三郎
湘南ぴゅあ 直営店舗責任者

【要旨】

日本では、食肉の歴史は150 年程度、もともと魚を沢山食べていた。反対に、ヨーロッパではお魚を食べるのが下手なんです。もしヨーロッパ人のように日本でもお肉を余すことなく1頭まるごと食べるような食文化が根付けば、日本の農業は良くなるのだろう。環境に負荷をかけず、モノ造りをする楽しみを少しでも伝えたいと思います。

湘南ぴゅあは、創業以来「自然との共生」「創る人と食べる人の共同」を基本にしてきました。「自然との共生」を無視した科学技術、対話と共感なき経済活動のもとでは食生活とそれを支える食糧生産の未来を描くことができないからです。25 年の歴史の中で「自然との共生」とは生命を受け継ぐことであり、「創る人と食べる人の共同」とは人々とともに地域の食文化を創造していくことだと認識を深めました。湘南ぴゅあはこれらの担い手となることを目指しています。

1. ぴゅあハムは「自然との共生」を生産に生かすため、科学を深く学び、科学者と共同し、科学的根拠に基づいて、経営を行います。

2. ぴゅあハムは、「生命の循環」「微生物」をキーワードに、ものづくりを支える革新的
技術の開発と技術の研鑚に努めます。

3. ぴゅあハムは、生きる喜びを感じる食生活のために、素材、生産、品質基準、販売・表示のありかたについて共同する人々とともに創造的に考え実行します。

4. ぴゅあハムは地域と共に繁栄することを目指し、様々な業種、人々とのコラボレーションによるものづくりや流通のしくみを創造します。

5. ぴゅあハムは営業活動と地域活動を通じてこれらの考えに共感する人々を広げ、学びの機会を提供し、食文化の継承と創造の担い手となることを目指します。




【地場産野菜分野】大都市横浜の食と農業 ~活動の原動力「熱意」とは~

谷口圭
横浜市環境創造局 北部農政事務所

【要旨】

農地転用の許認可や地産地消ガイドブックの作製(2011 年度)。神奈川新聞社、JA横浜、JA田奈、横浜市の4者で協定を結んだプロジェクトに職員メンバーとして参加。農家さんに取材し、神奈川新聞社の編集さんと記者さんと共に本を作ることができ、農家さんの生産への熱意を1冊の本にまとめ書店での販売にこぎつけました。また主体が4団体あるため、互いの立場の違いからうまくいかないことや勉強になったことも多く、よりよい本を作るために試行錯誤することがとてもよい刺激になりました。

「活動の原動力“熱意”について、一緒に考えましょう」
私は現在、本業として皆さんの前でお話しできるようなことをしているわけではありません。一方で街の中のみどりを保全することや、中心市街地の活性化に興味があり、今までNPOや市役所の業務の中で活動してきたつもりです。

どの活動においても分析や戦略だけでなく、熱意あるヒトの力が中心にあると私は思っています。ボランティア組織であっても対価をもらう業務であっても、この熱意を自分の中で保ち続けること、チームの仲間と共有することはとても大事なことであり、かつ難しいことではないでしょうか。この時間をお借りして会場のみなさんと対話することによって、一緒に考えていきたいと考えています。




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分科会C:
多文化共生の実践を学ぶ ~日本語学校教育の現場から~

平岡学
横浜YMCA学院専門学校 日本語学科専任講師

【要旨】

横浜YMCA学院専門学校日本語学科教師が、日本語学校や日本語を学ぶ留学生・在住外国人の現状について紹介する。また、留学生による日本在住の体験談を座談会形式で開催。




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分科会D:
武家の古都鎌倉 ~世界遺産登録を目指して~

阿部能久
鎌倉市世界遺産登録推進担当 学芸員

内海恒雄
鎌倉世界遺産登録推進協議会 広報部会長

【要旨】

行政と民間のそれぞれの立場から、武家の古都鎌倉世界遺産登録への道のりと具体的候補地の紹介を行い、これからの展望について学ぶ。




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懇親会

それぞれの分科会を終えて、お待ちかねの懇親会場は国際会議場前のホワイエです。今回はすぐに乾杯するのではなく、各分科会の講師と参加者から簡単に内容を発表してもらうことにしていました。

分科会A:
地域で働く ~あそびからはじめる地域再生~





分科会B:
【食肉加工分野】「自然との共生」によるハム作り ~創る人と食べる人の共同を目指して~
【地場産野菜分野】大都市横浜の食と農業 ~活動の原動力「熱意」とは~





分科会C:
多文化共生の実践を学ぶ ~日本語学校教育の現場から~



分科会D:
武家の古都鎌倉 ~世界遺産登録を目指して~



乾杯のときを待ちわびつつ、それぞれの発表を真剣な眼差しで聴く参加者の皆さん。









そして乾杯後は自由に立食パーティーを楽しみました。



時間がなくて質問できなかったことを講師陣に尋ねる人、数年ぶりの再会で思い出話にふける人、分科会で知り合った人と盛り上がる人。皆さんいろいろです。

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二次会

ホワイエでの懇親会を終えると、会場を分科会Aの部屋へ移して二次会です。神奈川県の地酒、地ビール、肉、野菜をたっぷり用意して、参加者の皆さんをお迎えしました。二次会場には簡易キッチンがあったため、肉と野菜はその場で調理して出来立てのものをお出しすることができました。



地酒は分科会Aの後半で試飲用として用意したもの。左から四升が神奈川県を代表する銘醸蔵「久保田酒造」で醸される相模灘と僕らの酒です。その右に並ぶのは、久保田酒造の地酒との味わい比べのために用意した全国の様々なタイプの地酒です。会津娘、日置桜、出羽桜、姿、三芳菊、琥珀の神秘。



皆さん自由に楽しんでいます。



実行委員はようやく一段落して隣の部屋で翌日に備えた打ち合わせ。とは言っても、段取りは事前に済んでいるため、簡単な確認だけで終わりました。



こちらのグループでは、かるた大会が始まりました。群馬県民なら誰でも知っているという、上毛かるたです。



こちらでは基調講演者の小笠原雅弘氏を囲んで座談会。宇宙から人生全般まで、実に幅広い話題で盛り上がっていました。通常、基調講演者は講演後にすぐ帰られてしまう場合が多く、小笠原雅弘氏のように翌日までご参加いただけるのは非常に珍しいケースです。



ここで登場したのが・・・



湘南ぴゅあの無添加ソーセージ。焼きたてです。酒の肴にはぴったり。



一方その頃下の階では・・・



横浜地野菜の話題で大盛り上がり。



数々のワインと共に、話が尽きません。



その隣では野菜に負けじとぴゅあハム肉談義に華が咲いています。


二次会は存分に新たな交流を楽しんでいただこうと、終わりの時刻を設定しておらず・・・。盛り上がりはまだまだ終わりません。


2日目へ続きます。

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【趣旨】
内閣府、関東ブロック内の地方公共団体等が実施した青少年国際交流事業の既参加者、国際交流に関心のある青少年等が、事後活動の情報交換を行うと共に、地域、職場等における事後活動の推進、国際交流及び国際親善についての研究協議を行う事により、青少年の育成、国際交流及び国際親善の促進に寄与することを目的とする。

【テーマ】
~新たなつながり、自分らしいチャレンジ。そして皆(みな)と未来(みらい)へ~
現在の日本では、東日本大震災で、国内での助け合いはむろんのこと海外からも多くの支援を受け、「つながり」や「絆」に対する意識が高まっている。
今大会では、「つながり・絆」から創り出される様々な可能性に着目しつつ、参加者に新しいつながりを創り出すとともに、若い力を中心としたチャレンジの出発点を発見し、次のアクションへとつなげていくきっかけとしてもらうことをねらう。
特に参加者がそれぞれの立場で、自分が既に持っている「つながり」をどのように活用していくのかという点を掘り下げていく。国際交流によって、文化、習慣、価値観が違っても一生の友人となる「つながり」を築くことを経験し、そこから学んだ多くのことを振り返り、自分たちの想いをカタチにするために実践的な場でいかしていく方法や、「つながり」を築き上げることの価値を再考する場とする。
具体的には基調講演・分科会を通じて、宇宙という壮大なテーマへのチャレンジから地域に根差した地道なアクションまで、そして、大きなビジョンを持つことの意義から具体的な行動への移し方やいかに「つながり」を築きいかしてきたかまでを学ぶとともに、経験を積んだベテランとつながりながら、若い世代が活躍する出発点となることを目指す。加えて、開催地である神奈川県の豊かな自然、歴史のある文化など、地域の魅力に触れて発信する場とする。

【主催】
内閣府
日本青年国際交流機構
財団法人青少年国際交流推進センター
神奈川県青年国際交流機構

【後援】
神奈川県、鎌倉市、葉山町

【主管】
平成24年度IYEO関東ブロック大会実行委員会

【期日】
平成24年10月13日(土)~14日(日)

【会場】
湘南国際村センター
神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39

【参加対象者】
内閣府、各ブロック内の地方公共団体が実施した青少年国際交流事業の既参加者、または国際交流や地域社会貢献活動などに関心のある一般の皆様

【基調講演】
「はやぶさ」を継ぐもの
~新たな太陽系大航海時代に向かって~
NEC航空宇宙システム 宇宙事業シニアエキスパート 小笠原雅弘氏

【分科会A】
地域で働く
~あそびからはじめる地域再生~
NPO法人西湘をあそぶ会 代表理事 ハラダイスケ氏

【分科会B】
地元特産を神奈川ブランドに!
~若者が取り組む情熱的ハム作りと大都市横浜の食と農~
食肉加工分野担当: 株式会社 湘南ぴゅあ 直営店舗責任者 平井三郎氏
地場産野菜分野担当: 横浜市環境創造局 北部農政事務所 谷口圭氏

【分科会C】
多文化共生の実践を学ぶ
~日本語学校教育の現場から~
横浜YMCA学院専門学校 日本語学科専任講師 平岡学氏

【分科会D】
武家の古都鎌倉
~世界遺産登録を目指して~
鎌倉市世界遺産登録推進担当学芸員 阿部能久氏
鎌倉世界遺産登録推進協議会広報部会長 内海恒雄氏

【実行委員会】
実行委員長 渡辺一行 平成16年度 第11回「国際青年育成交流」事業(ヨルダン)
副実行委員長 大野裕章 平成17年度 第32回「東南アジア青年の船」事業
事務局長 熊坂真輝 平成20年度 第15回「国際青年育成交流」事業(バルト三国)
委員(経理) 半沢弘毅 平成19年度 第34回「東南アジア青年の船」事業
委員(広報) 山本悠希 平成17年度 第27年「日本中国青年親善交流」事業
委員(編集) 金丸恵美 平成15年度 第25回「日本中国青年親善交流」事業
委員 酒井敏之 昭和54年度 第6回「東南アジア青年の船」事業
委員 水林健一 平成11年度 第13回「日本韓国青年親善交流」事業
委員 黒川彩乃 平成21年度 第23回「日本韓国青年親善交流」事業
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