一万人のゴールドシアターその6 脚本がきた。あなたの夢 きみの夢 1300人のロミオとジュリエット 失望と希望

 

脚本を一読

....しただけではわかりませんが　一抹の疑問と不安

やはり　ネクストシアターとさいたまゴールドアターの役者　それからノゾエさんのカンパニーはえぬきの役者さんが多く出演なさるんですね。

壌晴彦さんの50代からのシェークスピアでは募集して1年かけてつくりあげていったので　プロの出演者はひとりもなしで　私が出演した初回は真夏の夜の夢を上演しました。　今回のように1000人以上の出演者　実質2ヶ月の練習では無理からぬところではありますが　若干安易ではなかったか.....応募は1900人くらいあったはず　10000円の参加費を払った方は推測ですが1700人くらい　いたのではないか　それが先日　聞いた話では1300人　つまり　1/4から1/3の方がやめてしまった。

それは　思っていたのと違うじゃないか　という失望が大きかったのではないか。

 

練習に参加して　わたしは　バルコニーのシーンが　お笑いにならないか不安でした。

声の年齢は隠しがたい。　14歳　16歳の少年少女　ロミオとジュリエットを　老いた人が演じるとしたら　世代を超えた普遍的な愛でいくしかないのではないか....　素人の売りは真摯さと情熱。成功すればいいけれど　一歩間違うと　パロディ　それとも　ハナからウケ狙いか....

つけたしとしか思えない　ファッションショーのシーン....出演者のひとりとしては自分にお祭りと言い聞かせ　おばかになってのりのりでいくしかないか....

あと　もうひとつ　愕然としたのは　....　チケット代　家族や親戚のために参加者はチケット（出演者割引で3000円）を買うわけで　わたしも頼まれて10枚求めたのですが　生協のチラシにチケットが売り出されていて　それが2300円。　もちろん　地家とは完売したいでしょうが　こういうやり方はあまり後味がよろしくないです。

ともかく　はじめての試み　ギネスをめざす？ということで　ノゾエさんはじめ　スタッフさんたちもたいへんでしょうが　お客さまも公募の出演者も失望させないで　いただきたい。ちからをあわせて　生きるちからがわくようなステージにしてゆきたいと思います。