みんなしてなんじょにがするべ!

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「何も変わらない」はウソ! 証明した首相発言

2019年02月18日 | 憲法守るべし
安倍首相がまたまた9条「改正」の新しい理由をご披露した。「自治体の6割が自衛隊員募集に協力していない。憲法に自衛隊を書き込んで、こうした状況を解消しなければならない」というのだが、与党内からも「憲法を変える理由になるのか?」と疑問が出ているほどのお粗末な論だ。
〝6割の自治体が非協力〟と言い出したのは、美しい憲法をつくる会の櫻井よし子らだそうだが、とにかく日本国憲法が邪魔でしょうがない連中は“大衆受け”しそうな理屈さがしに忙しい。すぐに飛びついた安倍晋三の改憲にかける執念のすさまじさを感じる。
しかし、「自衛隊を書き込んでも何も変わらない(から安心して)」と繰り返してきた首相が、それが大ウソだと自分から証明した形だ。
個人情報の保護などに気をつかわず、問答無用で名簿を出させられるようにしたい、そうできるようになると首相は言っているわけだ。最高の法規・憲法に自衛隊を書けば、政府が“何でもできる”ようになってしまう。自治体を政府の下請けにしてしまいたい願望が透けて見える。
辺野古埋立に反対する沖縄県民の割合は、世論調査によると6割~7割に達している。すでに政府は、県民投票の結果に関わらず「埋め立てを粛々と進める」と表明している。ステレス戦闘機を新たに105機買うとか、空母に造り替えた自衛艦に載せるとか、専守防衛からかけ離れた大軍拡を始めている。ウソと隠蔽は底抜けに広がっている。
この政府に“何でもできる”権力をもたせる「アベ憲法改正」は絶対にやらせられないと改めて思う。

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