みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

南野九大教授 「書かないことで統制」より抜粋 そのⅠ

2017年11月04日 | 憲法守るべし
改憲勢力が国会議席の圧倒的多数を占めても、安倍「憲法改正」に反対の国民が多数である。改憲勢力は次々あの手この手を繰り出して国民を改憲に引き込もうとしてきたが、騙されないぞと「反対」の意思表示をした国民が過半数を占めている。
昨日の「安倍9条改憲NO!国会包囲大行動」は、「国会発議を阻止する」と〝宣言〟したが、そのたたかいの要は、多くの人々に安倍9条改憲の意図=からくりを知ってもらう活動と言ってよいと思う。

10月30日の岩手日報の「識者評論 自衛隊加憲論」に南野森九州大学教授が「書かないことで統制」と題する文を寄せている。(以下はその抜粋)
これまで憲法に明記されないことで自衛隊が「戦力」(9条2項)にならないようにさまざまな制約が課せられてきたが、自衛隊が明記されればそのような効果が期待できなくなる。
9条のもとで世界有数の実力部隊が存在するという事実は、確かに容易には理解しずらいところではあるが、還暦を過ぎた自衛隊が人を殺さずそして殺されもせずにこられたことには、書かないことで統制するというわが国独特のやり方が大きく貢献していることを見落としてはならない。
9条2項の削除にも等しい自衛隊加憲がなされれば、自衛隊が「普通の軍隊」となり、また「戦力」となっていくことは時間の問題ではないだろうか。ーつづくー






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