職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

校内模擬授業大会②

2006-08-03 13:37:59 | Weblog

06.08.03 校内模擬授業大会②

きょうは、職員検診。
 毎年、検診センターの階段をのぼるとき、かつての同僚で敬愛する先輩の「生きていくって、たいへんだなぁ」ということばを思い出してしまう。
 注意書き「7/22~8/6は希望者が多く混雑が予想」が効いたのか、ガラガラ。お祭りの期間中であることも影響しているのかもしれない。
 「もしかすると……」と、先日、勤務の都合で予約をキャンセルした市民病院に行くと、こちらもガラガラ。
 予約外(通常4、5時間待ち)なのにすぐ診てくれる。

■北澤Tの模擬授業(8/1のつづき)

①いい声、いい語り。特に、自分はこのことがおもしろいと思っている、あるいは、自分はこのことに興味をもっている……そういう自分の「思い」が、生徒に伝わっていく「語り」だ。
②たくわん、バナナ、トマト、電極……など理科教師としての「もの」へのこだわりを強く感じた。
 わたし(=)は現役としての最後の授業が「高村光太郎」だった。光太郎の詩(智恵子抄・戦争詩)と書簡(病院の智恵子宛)を使った。そのときの生徒の反応を見て、国語教師が何にこだわらなければならないのか、ハッと気づいた。(現役教師最後の単元で気づいた。もっと早く……)
③ぼんやり見ていると気づかないが、よく見ると、たとえば、説明を聞く場面、考える場面、選択する場面、実験する場面、まとめる場面……などが明確に位置づけられている。北澤Tのここがいちばんすばらしい。
④臨機応変の指示やギャグがあるが、プロとしては、それがグループに対して発しているのか? 全体なのか? 個人なのか? こういうことを強く意識して発する必要がある。

■今田Tの模擬授業

①語りが心地よい。ひとつは、マイクに乗りのいい声という言い方をするが、聞く耳の耳に乗りのいい声だ。もうひとつは、きょうの4人のなかでいちばん声の大小、高低の幅が広い。自由にコントロールしている。
②教師が範例を示す場面で「わたしにやらせてほしい」という言い方をしたが、生徒の意欲につながると感じた。
③全員が起立し3回音読し、終わった生徒から着席する場面で、あらかじめ出された座った生徒への課題が「さらに読みつづける」だった。空白を作らないための、やり終えた生徒への課題として評価したい。ただし、この場合、他の課題も考えられる。たとえば、声に出さない、パクパク読み、黙読、他の生徒の音読を聞く……等々、生徒の状況を考え、よりよい課題を追究したい。みなみ中全体の課題でもある。

■授業力向上の目標として

①本校設定の「授業力向上5原則(教師)」ならびに「学力向上5原則(生徒)」を共有化し、授業研究および模擬授業研究を校内全体で年間100回実施して、本校設定の「生徒による授業評価(3項目5段階)」の5=70%、「保護者による授業評価(5項目5段階)」の5=80%をめざす。(校長自己目標シートより)

②経営の重点の数量的分析と基準
経営の重点 数量的分析の視点
知的で楽しい授業 生徒による評価5の段階 40
50 60 70 80
(省略) (省略)
(省略) (省略)
(省略) (省略)
(省略) (省略)

③1学期の実践
  4月=模擬授業1
   5月=模擬授業4  授業研究 7
   6月=模擬授業4  授業研究12
   7月=授業研究 1
   8月=模擬授業4(これまで33回実施)

■本校の研修 今後の課題
 現在は①模擬授業や指定発言者のコメントなどから、個々の教師が学ぶというスタイルだ。
 今後、②パートレッスン形式や、③模擬授業+ストップモーション方式、③(これまでもやってきたが)技術の一般化……などについて研修部を中心に検討したい。

■模擬授業の音声記録は公式HPへ


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