◆卒業式が近づいたので、朝、過去の卒業式・式辞をチェックしていたら、日付がまったく同じものが2つ出てきた。
瞬間的に「ああ、どちらかの日付が間違っているのだぁ~。なんということをしてしまったのだろうか? そういえば、(だれもなにも言わなかったが)1回、わたしが式辞を読み終わったあと、会場に妙な空気が流れたことがあった。あのとき、わたしが年月をまちがえたのだ。それで、会場が、あれ? あれ? おい! おい!……という雰囲気になってしまったのだ。」
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2つを見比べているうちに、パタパタと折った巻紙の一方の厚さが、少し薄いことに気づく。
字数は毎年、同じ量にしているつもりなのだけれど、こういう年もあったのだろうか?
それに、薄いほうの冒頭が「保護者のご臨席を得まして……」となっている。
通常、必ず述べるはずの「多数のご来賓……云々」がない。
おお~、ああ~、すごい精神状態になっていたのだなぁ~。
自分では気づかなかったけれど(いや、うすうすは気づいていたけど)不安定な状態に陥っていたんだなぁ~……と思いつつ、式辞の冒頭をみると、右下の隅に「縮小版」と記入してある。
うん?
「縮小版」とはなにか?
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自分で自分にこの問い発して、数秒後、ある年、午前中の卒業式に出席できず、午後に特設の卒業式をやることになった子どもが1人いて、別な式辞をつくったことを思い出した。
それが、この「縮小版」だ。
だから、「保護者のご臨席を得まして……」でいいのだ。
もちろん、同じ日付でいいのだ。
悪い夢から覚めたように、かなり、ほっとする自分がいる。(ただし、ほっとしつつ、この「オチ」でいいのか?と自問する。)
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◆PTA広報委員長(兼PTA副会長)の鎌田さんから、広報紙に使用するみなみ中の画像(みなみ中の校内でもOK、みなみ中から見た風景でもOK)を数枚、わたしがこれまでに撮ったものからピックアップしてほしいという依頼があった。
わたしのほうで20枚ほど選び、その中から鎌田さんのほうで4、5枚選んでもらうことにする。
ハードディスク内の画像をディスプレイ上でチェックしながら、USBメモリーに移動しているうちに、自分のからだが、非日常的な時空間にスリップしていくのがわかった。
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たとえるなら、通常は、バスや自動車を使っている通勤路を、休日の朝、折りたたみ自転車で、ユルユルと走行していく感じだ。
ほとんど人影がない。
牛丼屋も、カメラ屋も、シャッターが閉まっている。
ドトールコーヒーの女性スタッフも、まだ店を開けていない。
ハナミズキ通りで、道路工事中の交通整理をする男性と目があう。
車もないし、人も通っていないから、退屈そうに背中を丸めて突っ立っていた。
「よッ」と声をかけると「おッ」と返ってきた。
そういうシンと鎮まった街を、孤独に、浮遊していくわたし。
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もう少しいえば、この画像群は、「新選組、函館戦争まで5年」=新選組の5年間以上のドラマを創出する! 教育改革の路線を提示できるのはわたしだ!と、力むわたしの筋肉が、徐々に、徐々に、誕生日のプレゼントにリボンをかける小さな筋肉へと……、眠っている人を起こさないようにそっとドアをしめる細かな筋肉へと……、散らばったオモチャを片づける柔らかい筋肉へと……変化していく象徴だ。
みなみの風景に感謝している。
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本当に、大変だったと思います。お疲れ様でした。
長い間、有難うございました。感謝してます。
またいつか、お目にかかれる事を祈ってます。
いろいろあって、打ちひしがれて、蟄居している、わたしを元気づけるためのコメントを、ほとんどだれも書き込まない、無名の無人駅の、駅ノートのようなスペースに向かって、キーボードを叩く、あなたの、小指の筋肉に感謝します。
今の今まで、このカキコミに気づきませんでした。
名もない、無人駅の「駅ノート」のようなブログですから、わたしの頭は「カキコミはない」ということが大前提になっていて、それで、大切なカキコミを見落としてしまいました。
お詫びします。
客観的にみると、たいした仕事は出来ませんでしたが、当の本人=わたしからすると、ま、やはり、全身全霊の、奮闘努力でして(^_-)、その結果として、戦艦にたとえると、やはり、ま、あちこち、穴があいたり、塗装がはげたり、部品も使えなくなっていたり……ということで、ドック入りが必要なようです。
ドック入りをわたしは「蟄居」と呼んでいます。
蟄居には、粗く、3種類あると思っています。
(1)蟄居後、戻る。
(2)蟄居後、元には戻らないで、転身する。
(3)永久に、蟄居。
わたしの愛する高村光太郎は、(3)の決意だったと思います。
わたしも(3)なのですが、光太郎との違いは、「決意」がすっぽりと抜けているところです(*^_^*)。
水仙様のお励ましのコメント、ほんとうに、ほんとうに感謝しています。
これくらいうれしいコメントはありません。
こちらこそ、ありがとうございます。