職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

「先生は、生きながら冥界に下降していかないでくださいね」……。

2010-08-02 15:22:56 | Weblog

10.08.02 石像のように1ミリ1ミリという欠片と憑依の疾風怒濤という欠片



 異ふたつの欠片をどうくっつけ、融合させるか?

◆前々回くらいに、ここ(blog)に書いたように、江藤淳の自刃(7/21)~日本の敗戦日(8/15)の期間は、わたしが、わたしの魂が還る場所を求めて、孤独に浮遊する期間だ。

 浮遊のゴールは、「還る場所」を、わたが自身の五感(視・聴・嗅・味・触)で、具体的なイメージとして認識し、この手でつかみ取ることだ。
 魂が還りつき、ああ、わたしは、ここに存在して、こうして文字を書いている。
 この書く姿が、見える。
 書く文字が、見える。
 文字を音読する声が、聞こえる。……

◆その具体的なイメージのひとつ(ま、まだ欠片といってもいい……)が、前回、パートナーの話として紹介した、裏の、ジャリを敷きつめた貸駐車場で、ひとつところにずっと石像のようにしゃがみ込み、1ミリの草も見落とさない……といった感じで、草取りをつづけているおじいさんの行為&姿なのだろうと思う。

◆あのとき、パートナーから、その話を聞きながら、オンザロックで少し酔い、ぼんやりしかかった、わたしの頭の中で、「貸駐車場」(70坪くらい)の長方形が、400字詰の原稿用紙になり、おじいさんが摘む「1ミリの草」が、1マス、1マスの文字に。

 こういう仕事の仕方に、わたしは、あこがれている。

 1つ1つのマス目に1文字、1文字、埋めていったら、原稿用紙1枚になり、2枚になり、やがて1つの作品として完成する。

◆「魂の還る場所」の、もうひとつのイメージ(これも、ま、まだ欠片といっていい……)がある。

 ぽっぽや乙松のもとに現れる少女めく、「自分は既に死んでいるのではないか……と思ったりする」教え子のメールにあった「なぜかすごいスピードで物語が浮かんできます。1週間程度で原稿用紙200枚とか平気で書けるのです」。

◆わたしは、あきらかに、この教え子と競争しようとしている。

 「先生は、生きながら冥界に下降していかないでくださいね」……。
 いや、「生きながら冥界に下降し」つつ、こちら側に対するあちら側の、こちら側ギリギリのところで、燃えよ剣・疾風怒濤編、来る日も、来る日も、毎日、憑依の状態でうわ言のように、次から次に書きまくろうとしている(^_^)v。

◆ここ、数日の、自身の苦しみ、迷い、躊躇を整理すると、江藤淳の自刃(7/21)~日本の敗戦日(8/15)の期間に、魂の還る場所を求め、孤独に浮遊しつつ、(1)石像のように1ミリ1ミリという欠片と、(2)教え子に対抗して憑依の疾風怒濤という欠片とのあいだで、揺れ動いている。
 ふたつの欠片を、どう、くっつけ、融合すればいいのか?……と、もがいている。


★画像=ひさしぶりに、早朝(午前5時半頃)、はなむけ号で根城城址公園を訪れる。
 公園入口の東門付近で撮影。

 左の画像は、わたしのつもりとしては、奥、正面の、ぼかした黒い影=東門をメインに……だったのだが、失敗^^;。
 ただ、ゴチャゴチャした画像になってしまった^^;。

 トップの画像は、ストレートにトンボと植物だけを撮った。
 RICOH・CX3。


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