洋館から和館へは、遠かったです。2時間くらいかかりました。
見所がたくさん有って、つい 足を止めてしまいました。
ブログの日にちで言うと、玄関から入って2週間かかりました。笑!
和館廊下入り口に、見学者用の綺麗なトイレがあります。
冷えた体には、ちょっと嬉しい。足もすっかり冷たくなりました。
洋館西側に、和館へと続く船底天井の廊下があります。
和館は、500坪にわたる十数棟の日本家屋が岩崎家と使用人の暮らしの空間となっていました。
洋館と同じ1896年完成です。
書院造りの、大広間を中心とした3部屋のみが現存しています。
ミミズクの描かれた板戸は、狩野芳崖の作。
岩崎家の家紋である三階菱を基調にした装飾が使われています。
三菱マークは、岩崎家の家紋と主家であった土佐藩主山内家の柏紋を組合わせて作られたのだとか。
天井や柱、鴨居、長押などの部材には、檜や杉の大木が使われ、継ぎ目や節目が一切見当たりません。よく見ないとわかりませんが、かなり贅沢な造りとなっています。襖絵など、褪色が激しいようです。
次之間に、小さな売店と、お抹茶を頂く席があります。
部屋が寒いので、座ってお茶を楽しむ気持ちになれません。
昨年3月に来た時は、暖かい日で、庭の毛氈を引いたベンチで頂きました。
もう少し暖かくなったら、建物と一緒にお茶を楽しめるかな。
窓から、日本庭園を楽しめますが、大木の先には芝庭が広がり、不思議な光景。
和館の壊されてしまった建物、とても残念です。
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