@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

古典・名作を読むシリーズ・・・新・水滸伝

2020年07月15日 | 小説

吉川英治 著「新・水滸伝」を読みました。



北宋末期、汚職官吏や不正がはびこる世の中。

様々な事情で世間からはじき出された好漢百八星が「梁山泊」と呼ばれる自然の要塞に集結する。

彼らはやがて、悪徳官吏を打倒し、国を救うことを目指すようになる・・・。


『水滸伝』とは「水のほとりの物語」という意味。

「水のほとり」とは、本拠地である「梁山泊」を指す。

吉川英治絶筆の未完作品です。

それぞれに傑出した能力を持つ義人たちが数奇な運命を経て「梁山泊」に集う。

108人のメンバーが揃い、さあ、これからという処で終わります。

ここからどうなるのか気になるところですが、話の区切りとしては悪くありません。

登場人物が多いですが各々のエピソードが面白く楽しめました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏近し | トップ | アウトブレイク 感染拡大 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

小説」カテゴリの最新記事