「キリング・フィールズ 失踪地帯」
製作:2011年
出演:サム・ワーシントン, クロエ・グレース・モレッツ, ジェフリー・ディーン・モーガン, ジェシカ・チャステイン, アナベス・ギッシュ
殺人課の刑事として日々捜査に明け暮れるマイクは血の気が多く、周囲とトラブルを起こしてばかり。
ニューヨークから転属してきたブライアンは、そんなマイクの頼れる相棒であり、よき理解者だった。
二人は連続少女失踪事件の捜査中だったが、手がかりすら掴めていない。
そんな矢先、ブライアンが気にかけ面倒を見ていた心に傷を持つ少女、リトル・アンが失踪してしまう。
刑事の勘が騒いだブライアンは、アンが事件に巻き込まれたと直感する。
必死にアンの捜査をするブライアンに引っ張られるように、マイクも次第に事件に深く入り込んでいく。
二人は互いにぶつかり合いながらも、アンを助け出すために“キリング・フィールズ“と呼ばれる“殺人地帯"へと踏み込んでいく・・・。
テキサス近郊、テキサスシティのすぐ外側に、広い範囲で遺体が発見される地域「テキサス・キリング・フィールズ」があるという。
この映画はその枯れた立木が延々と立ち並ぶ殺伐とした“殺人地帯”で実際に起きた事件をベースにしたクライム・サスペンスです。
だだっ広く荒んだテキサスの大地。
貧困と搾取と暴力がはびこり、だれもが簡単に「自衛のための」銃を持てる街。
『アバター』のサム・ワーシントンが荒くれ者の刑事に扮し、相棒と衝突しながら殺人事件の真相に迫っていく・・・。
話そのものは、決して派手ではなく、ジリジリした展開が続きます。
突っ込みどころも結構ありますが、常に独特の緊張感があり、最後まで飽きずに観れました。
この映画のお勧め度:☆☆☆
重松清 著 「カシオペアの丘で」を読みました。
肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。
そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。
初恋の人がいる。
「王」と呼ばれた祖父がいる。
満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる・・・。
二十九年ぶりに帰ったふるさとで、病魔は突然暴れ始めた。
幼なじみたち、妻と息子、そして新たに出会った人々に支えられて、俊介は封印していた過去の痛みと少しずつ向きあい始める。
消えてゆく命、断ち切られた命、生まれなかった命、さらにこれからも生きてゆく命が織りなす、あたたかい涙があふれる交響楽。
久々に重松作品を読みました。
この前に読んだ「とんび」ではすっかり泣かされてしまいましたが果たして本作は・・・
上下巻合わせて、800ページ越えとかなりの長編です。
肺ガンで死を迎える幼馴染の一人を軸に話が進みます。
内容が内容だけに読み手のペースも上がりませんでした。
ちょっと話が暗いのと、廻りくど過ぎるかな~。
しかし、その暗い中に少しずつ光が見えてくる感じがいかにも重松作品らしい!
やっぱり最後には”ほっこり”と云う事で・・・。
「バトルシップ」
公開:2012年
出演:テイラー・キッチュ, 浅野忠信, ブルックリン・デッカー, アレキサンダー・スカルスガルド, リーアム・ニーソン
ある日、ハワイ沖にアメリカや日本をはじめ各国の軍艦が集結し、大規模な合同軍事演習が行われようとしていた。
血気盛んな米海軍の新人将校アレックスは、日本から参加した自衛艦艦長のナガタに激しいライバル心をむき出しにする。
そんな中、演習海域に正体不明の巨大な物体が出現する。
さっそくアレックスの乗る駆逐艦とナガタの自衛艦、それにアレックスの兄ストーンが艦長を務めるサンプソン号の3隻が偵察に向かう。
ところがその正体は、地球に飛来したエイリアンの母船だった。
やがて母船は巨大なバリアを築き、人類はそこに閉じ込められた3隻以外に反撃の手段を失ってしまうのだった・・・。
ユニバーサル100周年記念映画とあってお金かけてますね~!
お金をかけた割には中身はイマイチかと思いきや・・・意外?に面白かった!
ストーリーには無理がありますが、それを上回るダイナミックな映像が次々と登場して最後まで飽きずに観れました。
終盤にはオチもしっかりとあります。
なにより、浅野忠信が『ほぼ主役』として頑張ってくれているのが良かった!
気軽に観るのには最適な映画です。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
北海道から帰京したHさんですが、家に着いて休む間もなく再び外出!
向った先はこちらの「彩の国さいたま芸術劇場」です。
館内中央の光の広場?
打ちっ放しのコンクリートがなかなか美しい!
こちらは軽食コーナー
そうして、廊下にはこの行列が!
Hさんがここにやってきた目的がこちらです!
「味の素 CookDo プラゼンツ よしもとスペシャルライブ」の観覧です。
このライブは味の素のCookDoを買って応募すると抽選で観覧チケットが17,700名に当たると云うものです。
ライブは札幌・仙台・さいたま・東京・名古屋・大阪・広島・福岡で開催されました。
さいたま会場への申込み件数は13、000件でその中で約350組700名が当選したそうです。
Hさんは家人が申し込んで見事に当選しました。
Hさん、東京に来た頃は新宿にある寄席「末広亭」へよく行ってましたが、お笑いを生で観るのは本当に久しぶりです。
そしてこちらがライブ会場となる大会場。 Hさんは2階席でした。
寄席の雰囲気とはだいぶ違いますね~!
が、撮影はここまで・・・
ライブの模様は残念ながら撮影禁止でした・・・
出演者は下記の面々です。
最初は知らない漫才コンビばかりが出てくるのかなと思っていたら、TVのバラエティー番組で良く見る人たちばかりでした!
さすがは味の素! しょぼい事はしません!
その出演者の中で、Hさんの好みでいうと、スリムクラブの内間の天然ボケが面白かった!
また、スリムクラブが初めて”笑っていいとも!”に出演した時のギャラが二人で8,000円だったと云うのもTVじゃ言えない暴露ネタでした。
一方、ブラマヨの吉田は下ネタが多いな~!!
ライブ終了後には抽選会が行われ、当選者は出演者全員のサイン入り色紙と一緒に記念写真が撮れるサービスなどもありました。
こちらの抽選にはハズレましたが、なかなか面白かった!
北海道でいま人気のスイーツをいただきました。
そのスイーツがこちらの「侍プリン」です。
容器の側面には”侍”の顔が・・・
販売しているのはプリン専門店の「プリン本舗」。 製造しているのは株式会社侍ファクトリーと云う会社です。
結構大きめのガラス容器にたっぷりとプリンが入っています。 その下には、カラメルソースがあります。
なんでも、この「侍プリン」は北海道の厳選素材で構成されているそうです。
牛乳は砂川市岩瀬牧場から届く低温殺菌牛乳を使用し、卵はNPO法人農業塾 風の学校と、阿部養鶏場で作られる酵素卵を使用しているのだとか。
その卵も牛乳も熱に弱いためイタリア産の釜で低温で短時間ですばやく焼くそうです。
舌触りは滑らかで弾力のある食感、味は牛乳の風味と濃厚な卵の風味があります。
一番下のカラメルはやや苦めで、甘めのプリンと合わせると丁度いいアクセントになってます。
1個食べると、”がっつりとプリンを食べたな~!”と云う感じでした。
そしてこちらは新千歳空港内で売っていた「白い恋人 ソフトクリーム」です。
「白い恋人」なんて名前を付けただけで売れると思ってんじゃねえよ!と思いながらも・・・
つい食べてみたくなります!
して、そのお味は・・・
さらりとしてコクがある牛乳の味が口一杯に広がります!
ん~、これは美味い!!
後で調べたら、このソフトクリームは北海道産の生乳に「白い恋人」の”ホワイトチョコレート”を加えてあるそうです。
なるほど、「白い恋人」は単に名前だけじゃなかったんだ!
皆様も北海道へ行く機会があれば是非ご賞味してみて下さい。
前半戦8ホールを終わって7オーバーと絶好調のHさん。
残すは9番ホールPAR4のみ。
そのホール1打目もナイス!ショット!で残り70ヤード。
通常のアプローチはピッチングウェッジを使用しているHさんですが・・・
N田さんの”70ヤードはサンドウェッジのフルショットでピッタリの距離だな・・・”のつぶやきと聞いて、サンドの持ち替えました。
これが大誤算! ダフってしまい、ボールがあえなくグリーン手前のガードバンカーへ・・・。
しかもバンカーのアゴ下で左足上がりの難しい位置です。
1打目、クラブのエッジが直接ボールに当たり、グリーン奥のOBゾーンへ・・・。
2打目、同じくホームランでOB・・・
3打目、頭の中がカッとなってまたまたホームランでOB・・・
4打目、ようやくバンカーから出るもグリーンオンならず・・・
この1ホールで12打も叩いた!!
いままでの8ホールの好調さは何だったんだ!!
前半戦は結局51でホールアウト。
あのバンカーにさえ入らなけらば、40台前半が出たかも・・・。
そのままスルーで後半戦は西コースへ
1ホール目ダボ・・、2ホール目ダボ・・と9ホール目の大叩きを引きずるHさん。
一緒に廻ったメンバーからは”精神修行が足りないね!”と冷やかされる始末・・・。
しかし!3ホール目の164ヤードPAR3でワンオンならずも寄せが決まってパーセーブ!!
これで気分を切り替えたHさん!
その後はパー2回、ボギー3回、ダボ1回で廻り、後半戦は45でホールアウト!!
トータルスコアーは96でした。
スループレー終了後はやっぱり北海道と云う事で味噌らーめんで〆ました。
それにしてもあのバンカーにさえ入れなければ・・・。
あそこで何時ものようにピッチングウエッジで打っていれ・・・
自己ベストの90前半で上がれたのに・・・。
今回の教訓! ”人は人、自分は自分! 自分の得意のクラブで打つべし!”
懇親会は1次会、2次会も夜が更けるまで続き、和気藹々と終了しました。
一夜明けて有志が向かった先は「竹山温泉」から車で10分程の所にある「サンパーク札幌ゴルフコース」です。
このゴルフ場は以前にも一度プレーした事があります。
今回のゴルフ参加者は3組11名です。
明け方に降っていた雨も上がり、気温も涼しく、まずまずのコンディションです。
今回は何時も上位に名前を連ねる方が今年は所用で欠席の為、優勝争いは混とんとしています。
もちろん、Hさんも虎視眈々と優勝を狙っています。
果たして最後に笑うのは誰なのか・・・
コースは南コースから西コースとスルーで回ります。
スループレーは北海道ならではですね~。 関東地方にもそんなゴルフ場が増えると良いと思いますが・・・
さて、西コース1番ホールは349ヤードPAR4。 Hさん課題のスタートホールの第一打目!!
これが何と!ナイス!ショット!でフェアウェイのど真ん中へ!!
2オンならずも、ここは3オン2パットでボギーで上がりました。
続く、2番ホール466ヤードPAR5もボギー!
そして、迎えた3番ホールは距離のある402ヤードPAR4。
ここで2オンに成功したHさんは、バーディーは逃したもののパーをセーブ!!
途中4ホール目からは雨が降り出しましたが、その雨も通り雨程度で済みました。
その後も、8ホールまで全てボギーで廻り、なんとここまで7オーバー!
残すは9番ホールの314ヤードPAR4のみ。
よし! このホールをたとえダボで上がってもハーフ45だ!
その1打目はナイス!ショット!でグリーンまで残りは70ヤードの位置へ・・・
しかし、グリーン手前にはアゴの深いバンカーが待ち構えています。
”ここはピッチングウェッジのハーフショットで距離を合わせよう!!”と思っていたHさんですが・・・
ほぼ同じ距離に1打目を運んだN田さんが一言・・・、
”70ヤードか・・・。サンドウェッジのフルショットでピッタリだな・・・”
それを聞いたHさんは、迷った末にピッチングウェッジからサンドウェッジに取り換えたのでした・・・
つづく・・
新千歳空港を出てHさんが向かったのは電車で30分ほどの所にある集合場所の北広島駅です。
いやいや、もう9月中旬だというのに北海道も暑いです!
この日の気温は30度! 東京と変わらないですね~!! これも温暖化の影響なのでしょうか?
北広島駅に集合した我々は迎えの車で宿泊場所となる「竹山高原温泉旅館」へと移動します。
そこで早速練習着に着替えてイザ!サッカー場へ!
サッカー場は昨年と同じ「南幌リバーサイドサッカー場」です。
まずは1年ぶりのピッチで念入りに身体をほぐします。
そんな我々が試合前に必ずと言っていいほど足や腰に塗る薬があります。
その薬がサロメチール!
サロメチールは運動前のウォーミングアップや、運動後の筋肉疲労の改善に効果があり、また、筋肉疲労の回復を促します。
その匂いは強烈ですがなかなか効くんです!
この匂いを嗅ぐと”よし!運動しよう!”と云う気になるから不思議です。
今年のOB会は例年よりも開催時期が半月程早く、3連休も重なり、他の用事と重なってしまって欠席された方も多く、この時点での参加人数は12人でした。
昨年はここに子供たちがいてサッカーをやって遊んでいましたので、その子供たちにも試合に参加してもらいましたが、残念ならが今年はいません。
2チームに分けて6対6ではあまりにもグラウンドが広すぎると云う事で、ゴールを近づけてミニゲームの開始です!
まずは年齢順にチームを振り分けて10分ハーフで一試合目。
ミニゲームと云えども交代要員がいないのでかなりキツイ!!
5分休憩の後は、北海道組と本州組にメンバーの入れ替えをして再び10分ハーフで二試合目!!
その後は遅れて会場に到着した人たちも合流して最終的には7対7で3試合目・・・
最後まで元気だったのは、今だに少年団のコーチ兼シニアチームの現役プレーヤーとして毎週月曜日以外は毎日ボールを蹴っていると云うT淵さんです。
日頃からサッカーをやっている人はやっぱり身体のキレが違いますね!!
Hさんはと云えば、普段の運動は休日にたまにやるゴルフくらいでランニングすらやっていない・・・
それでも、最初はサロメチール効果?で思っていたよりも走れましたが、徐々に息切れして、ボールが足に着かなくなり・・・
仕舞には足がもつれてボールに遊ばれる状態に・・・
やっぱり、筋力が衰えてるね~!! 運動しなくちゃね~・・・
それでも久々にいい汗をかいて芝生に寝転がり、ふと見上げた空が清々しい!!
こうしてメンバー全員ケガをする事もなく、ミニゲーム3試合は無事に終了しました!!
再び宿に戻りゆっくりと温泉に浸かって疲れを取った後は懇親会に突入です!!
Hさん、先週末は学生時代のサッカー部OB会に参加する為に1年ぶりに北海道へ行ってきました。
こちらは新千歳空港の中央広場です。
一年前は東北震災復興支援フェアーをやっていてかなり賑わっていましたが、今年は何の催し物もやっていず、少し寂しい・・
集合時間まで余裕があったので何か目新しい物がないかと暫し空港内をうろつきました。
こちらはカルビーのアンテナショップ。 店の中ではこんな映像も観れます。
こちらも昨年は気が付きませんでしたが、大きな動物のぬいぐるみが飾ってあります。
特に新しいものではなさそうです。
そろそろ昼食の時間。
らーめんでも食べようか!と向かった先はおなじみの北海道ラーメン道場です。
ラーメン街の入り口前に行列が出来ていました。
そんな人気店がこちらの「えびそば 一幻」です。
甘えび(南蛮海老)の頭から出汁をとったスープが有名です。
40分ほど並んでようやく暖簾をくぐり店内へ!
厨房の客席側がガラス貼りで中の様子がよく見えます。
さらに待つ事15分でようやくHさんがオーダーした「えびしお そのまま」が登場!!
スープは、「そのまま」の文字通り「えびの風味をそのまま活かしたストレートスープ」。
「ほどほど」は「えびスープにほどほどのとんこつスープをブレンドしたもの」
「あじわい」は「ほどほどにさらにコクを加え、あじわい深く仕上げたもの」
3種類のスープから選ぶ事ができます。
麺は中太ストレート麺。
スープは売り物のエビの風味とコクがよく出ていますが、若干甘めでした。
美味しいですが「そのまま」ではちょっとインパクトに欠けるかも・・・。
池袋にも支店が出たようなので、今度は「みそ」を食べてみたいと思います。
佐々木譲 著 「ネプチューンの迷宮」を読みました。
太平洋、赤道直下の小国ポーレア共和国。
良質のリン鉱石を産し、世界でも有数の裕福な国家だった。
しかし、その資源も枯渇寸前で、政情不安に陥っている。
そんな中、海中に沈むゼロ戦の引き揚げ作業でポーレアを訪れた日本人ダイバー宇佐美。
彼は友人の殺害をきっかけに、大統領派、クーデター派、そして某大国の思惑が絡み合う国際的陰謀に巻き込まれていく・・・。
740ページに及ぶ長編小説ですが、冒頭から一体これから何が起こるのかと期待感満載です。
いかにも現実に有り得そうな事件ですが、終着点がみえず、はらはらしながら最後まで読み切りました。
良質のサスペンス小説です。