【講師の先生から指揮法学ぶ現場の教師】
教員の職業を「聖職」とか「専門職」とか「労働者」とか、まあ、いろいろと言われる。多くは専門職と言われることが多いだろうか。しかし、専門職などと言われても、それにはほど遠ものだと私は感じている。
例えば医師の世界ではどうだろうか、医大において学生は、教授が行う医療処置を直接見て学ぶ、インターンの時代には、やはり教授の助手をしながら学ぶ、そして、こんどは自分で教授の指導を直接受けながらする。これが一般的である。
職人の世界ではどうだろうか。例えば大工ならば棟梁の仕事を直接見て学ぶ、盗む。棟梁の直接の指導のもとで技術を磨く。
教員の世界ではどうだろうか。大学で教職課程を選択する。教育原理や心理学などを講義で受ける。2~4週間の教育実習をする。大雑把に言えばこんなものであろう。ようするに、教員の場合は、学生の時代に教授から現場でおこりうる仕事の指導を直接受けることがほとんどないと言っても過言ではあるまい。そういう学生が、教職の試験を受け、教員となって学校に入ってくる。そして、1つの教室を与えられ、子どもたちの学級担任になり授業をするのである。これは恐ろしいことである。
初任者は一年間の初任者研修があるが、本人が相当真剣に学び、先輩の先生方から進んで直接指導を受けたり、先輩の先生方の指導の技を盗むような研修をしなければ一人前の教師にはならない。
民主党のマニフェストでは、「教員養成課程6年制」で教員の資質や能力を高めると言っている。しかし、その学びの内容が現場から離れたものであったら今までとは変わりはないであろう。
私は、もう少し学校現場での初任者研修のシステムや内容を変えていくほうがよいと考える。
とっても残念でした。
合唱が「静岡県芸術祭 合唱コンクールで入賞」されたり、「あの人が学校の中で一番頑張っているし、力がある」と噂される方がいたりと、朗報が多々あったようですね。
・「芽をふく子ども」の映画。
・若い先生が「合唱」と「デッサン」を、
・宮坂先生に「とにかく実践を」と言われた方は、「跳び箱」「学級づくり」「絵」を出されたとのこと。
・「風景画」と「版画の下絵」。
・自作の「ふきのとう」の表現を発表。
・友田小の「佐藤さんの授業」に感動されたかたもいたようですね。
若い方が、力をつけていくのは見ていて頼もしい限りですね。