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黒人少年射殺抗議活動を重武装で対処する米国警察と花火大会をDJポリスで対処する日本警察の差

2014-08-17 11:09:41 | 報道/ニュース
8月17日に産経新聞が伝えたところでは、米中西部ミズーリ州で丸腰の黒人少年が警官に射殺された事件を受け、全米に抗議デモが拡大している。米社会の根深い「病巣」である人種問題を改めて浮き彫りにした今回の事件は、軍隊並みに重武装した警官隊が現場でデモ鎮圧に乗り出すなど、人種間対立を先鋭化させかねないとの懸念も強まっている。

一方、8月16日夜に日刊スポーツが伝えたところでは、男性のDJポリスが16日夜、神宮外苑花火大会(日刊スポーツ新聞社主催)に現れた。
秩父宮ラグビー場の入り口で、指揮車の上からハンドマイクを使い巧みなトークで笑いも誘いながら、あふれかえる帰宅者を誘導した。

お祭りの後の混乱を心配してか「家に帰るまで花火大会です」。最寄駅の外苑前が多くの人であふれていると「花火の余韻に浸りながら、1つ先の駅まで歩いてみてはいかがでしょうか」と、ロマンチックに勧めた。
あまりの面白さに、多くの人からカメラを向けられると「止まられてカメラを向けられても、会場のアーティストのように私は歌うことはできません」。その瞬間、前に進むのもやっとなほど人が密集していたが、沿道は爆笑に包まれた。
またDJポリスの隣には、女性の警察官がいたが「私があまり注目されると、プレッシャーになって、まだデビューしていない彼女が話すことができません」と気遣っていた。妙話が功を奏したこともあってか、大きな混乱は起こらなかった。

何故、このように日米の警官の対応に差が出るのだろうか?

それは、日米の根本的な「防衛」「警察」の考え方の違いにある。
あらかじめ、米国の警察には、かなり辛辣な表現を使うことをお許し願いたい。
米国は軍人、警察、民間人の垣根がなく、保安官制度もある。建国の精神やその後の領土拡大の「成功体験」、則ち、インディアンや黒人奴隷などを虐待し、1億単位で殺害してきたカルマがあるため、それ故に、「軍隊並みに重武装した警官隊が現場でデモ鎮圧に乗り出す」ことを何とも思わないのだ。

つまり、米国の警察自体が、「恐怖にかられた群衆心理状態、恐怖状態」にあるのだ。

一方、日本は、軍人、警察、民間人の垣根がある程度以上存在し、それぞれがプロ、専門家を目指す指向や傾向がある。
そのために社会的な弊害もあるが、それぞれの道を進むという不文律があるために、ある程度の職業倫理や社会的道徳観も生まれてくるのだ。

日本のDJポリスは、この社会的な責任を人一倍認識して、かつ、心理学の「バーナム効果」や「プロスペクト理論」を駆使して、悪い意味での「群集心理」に陥らないように、花火見物の各を上手に誘導されているのである。

日本のDJポリスは、昨年以来、東京渋谷などで成果を挙げている。
日本警察の関係者の日頃からの訓練や実績に敬意を表したい。
また、米国の警察関係者には、真摯に反省して頂きたい。

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本日の有料記事
中国を無視する外交姿勢を鮮明にした北朝鮮が考える外交戦略は日米への国交樹立と軍事同盟化だ

8月16日にRecord Chinaが伝えたところによると、2014年8月15日、米尓社区は記事「日本終戦記念日に金正恩が中国を公開挑発、中国政府は激怒」を掲載した。
8月15日は日本では終戦記念日だが、北朝鮮では祖国解放記念日として祝われている。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記はこの日、ロシアのプーチン大統領に祝電を送り、両国がともに抗日戦争を戦った友好について述べた。金書記は就任以来たびたびロシアに祝電を送り、両国の絆をアピールしている。
その一方で亀裂が鮮明となったのが中国との関係だ。今回も中国に祝電は送られなかった。2013年3月の習近平(シー・ジンピン)氏の国家主席就任には真っ先に祝賀の電報を送った北朝鮮だが、それから1年あまりで中国の友情を忘れてしまったかのようだ。

2014年7月5日の筆者有料記事、 「日朝政府間協議で合意した北朝鮮の特別調査委員会の設置を確認 日本の北朝鮮制裁の一部緩和に共同で中韓両国を潰す北朝鮮への期待あり」をご参照頂きたいが、筆者が度々指摘してきた通り、北朝鮮の中国や韓国離れ、日米露寄りの姿勢が鮮明になってきた。
北朝鮮の外交戦略とは?

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