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STAP細胞論文で小保方晴子博士と掲載したネイチャー誌が反省 反省から次の発展繁栄が生まれる

2014-07-05 11:03:32 | 報道/ニュース
7月5日の産経新聞が伝えたところによると、STAP細胞論文の撤回について理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーは4日、「論文の不備は筆頭著者である私の至らなさが招いた結果と深く反省しています」「自身のデータ管理のみならず、共同研究者間でのサンプルやデータ共有の在り方、確認方法」に問題があったとの認識を示し、「多くの方に多大なご迷惑をおかけしたことを重ねておわびします」と謝罪した。
その上で「今後はSTAP細胞の存在を実証するために最大限の努力をしていく」とし、理研での検証実験に意欲を見せた。

一方、STAP細胞論文を掲載した英国の科学誌ネイチャーも、同日、2005年に発覚した韓国ソウル大の黄禹錫元教授による、人クローン胚性幹細胞(ES細胞)の捏造問題を教訓に、厳しい精査を行う編集方針であったが、STAP細胞論文の精査が甘く、また理研の笹井芳樹副センター長ら共著者の名声だけで掲載を決めてしまったために起きたとする分析記事を掲載した。
つまり、STAP細胞論文は、掲載されるまで誰一人、精査する人はいなかったことになる。
STAP細胞論文の問題は、いかに先端技術の研究開発の困難さと共に、啓発や発表の難しさ、論文の検証や検証実験の大切さや難しさも浮き彫りにした。
これは細分化され、かつ高度化が進む研究や技術開発などの分野では、今後もますます重大な社会問題になるであろう。


また、特許などの知的所有権や知的財産、隠されたノウハウや生産技術など、単に技術レポートや特許などの出願が、即、研究開発の成果や新たな産業の成果を左右する事態に発展する現代社会では、尚更である。秘匿するべき技術は公開しない、基本特許すら出さない物やそれに基づいた製品なども世の中には数多く存在するのは公然の秘密だ。
例えば、食品業界では、既存の製造機器では他社にすぐに真似されるからと、新しい製品を造るために全く新しい製造機器を自社開発して作成することも多いのだ。

STAP細胞論文で小保方晴子博士と掲載したネイチャー誌が反省の弁を述べたことは、研究開発や技術関係者だけではなく、社会全体の問題として一般の読者の立場からも真摯に受け止める必要がある。研究者や技術者などの責任だと押しつけるのは決して公平な判断ではない。
小保方晴子博士、とにかく今は検証実験に集中して下さい。
反省から次の発展繁栄の種が生まれるのです。
それが、研究者や技術者の使命なのです。
小保方晴子博士を応援しましょう!!


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