ローズマリー 第4話

■第4話　ローマにも行こう

ジョンヨンが胃ガンであることを知ったヨンドは、ガン闘病に関する本を図書館で借りたり、ネットで調べたり・・・家事や育児をひとりでやろうと頑張り始めました。
そんな中、ガン闘病中の隣の奥さんが家に帰って来ました。その様子を見たジョンヨンとヨンドは、ガン闘病の大変さを痛感させられるのでした・・・

今まで仕事一筋で家庭を顧みなかったヨンドの突然の変わりように戸惑うジョンヨン。「ガンとは長い付き合いになるから、最初から頑張りすぎないで。私のことが負担になって嫌いになるかもしれない。他のみんなに嫌われても、あなたにはそばにいて欲しいの。だから最初から頑張らないで。今まで通りでいいの。疲れて欲しくないから、普通にしてて。私のことが嫌にならないように。それだけは耐えられないと思う。」と言うのでした。ヨンドはジョンヨンを抱きしめ、「嫌いになるわけないじゃないか・・・」と言い、会社へ行くことにするのでした。

キャラクターの絵を描き終えて、久しぶりに家に帰ったギョンス。家に帰ると、家賃として用意していたお金を父親が持ち逃げしていました・・・落ち込んで涙を流すギョンス偶然、ギョンス父を見かけたジュノは、ギョンスに父親がスーパーの前でお酒を飲んでいたことを教えました。

父親に会いに行ったギョンス。父は、ギョンスにお金を返すのですが、ギョンスは「お金はあげるから、もう来ないで」と言うのでした。すると父は、「もう来ないよ。一応、娘だから様子を見に来ただけだ」と言ってお金を返しました。それでもギョンスは、父親にお金を渡して去って行くのでした・・・

会社へ行ったヨンドなんですけど、イライラして周囲に当り散らします

入院の準備をするジョンヨンは、駄々をこねる子供たちに「永遠に病気にならないように病院へ行くのよ」と言い聞かせました。

入院前夜、ベッドでヨンドはジョンヨンを抱きしめ、「子供たちが成人したら、ヨーロッパ旅行へ行こう。フランス、ドイツ、スイス、スペイン・・・ローマにも行こう」と元気になったら将来一緒に旅行に行くことを約束するのでした

会社で周囲に当り散らすヨンドを心配したミレソフト社長のソクテは、ヨンドを自宅まで訪ねて行きました。ジョンヨンが入院したことを知ったソクテは、ギョンスに病院へ行くよう指示し、「ヨンドが会社をどうするつもりなのか？」を探ってくるよう命じるのでした。
パニック生涯を患うギョンスは、フラフラになりながら人混みをかき分けて地下鉄に乗り、やっとの思いで病院へと辿り着くのでした・・・

その頃、代行運転の仕事をしていたジュノは、若くて美人なお客さんを家まで送って行きました。恋の予感！？

ソクテの指示通り、病院へ行ったギョンス。ジョンヨンが胃ガン患者の病棟に入院していることを知り、驚きます
そして翌日、ジョンヨンは手術室へ。離れたところから様子を覗っていたギョンスは、手術室の前で心配しながら妻の帰りを待つヨンドの姿を目撃するのでした・・・

そんなところで、第4話終了です