雪だるま 第19話

■第19話　溶けない雪だるま

「溶けない雪だるま」っていうタイトルが何だか泣ける

ピルスンはヨヌクとの連絡を絶ち、会うことを避けていました。そんな時、ピルスンの再婚話が嘘だと知ったソンジュンがヨヌクを訪ねて行きました。ソンジュンは、ヨヌクをボクシングジムまで連れて行き、「ここに義兄さんがいる。再婚話はウソだ。正直にぶつかって行け。もう離すな！もう、一緒にいたくないんだ。礼は義兄さんに言えよ。二人の思いは一つだ」と言って、ヨヌクをピルスンのもとへと行かせました。
ソンジュンがヨヌクを手放す決意をしたシーン、「完敗だ・・・」と呟くところがとっても良かった何だか爽やかな感じで。

ピルスンに会いに行ったヨヌクにピルスンは、ヨヌクのことを義妹としてではなく、女性として意識してしまう自分が許せないというヨンジョンへの罪の意識から、ヨヌクの気持ちを受け入れられないと言いました。そんなピルスンに「分かった。もう、忘れるわ。でも、義兄さんはバカだわ。誰もが罪の意識を抱えながら生きているのに。本当にバカよ」と言って去って行ったヨヌク。
ヨヌクのことが好きだという本心を必死で我慢するピルスン、とってもつらそうな表情でした・・・

ヨヌクは、警察に辞表を提出して姿を消してしまいました。
ヨヌクと連絡がとれず焦るサンヒは、ピルスンに報告しました。でも、ピルスンは冷静に対応するんです。「こんなにお互いを必要としているのに、どうして一緒に暮らせないの？」というサンヒの言葉は、ピルスンの心に響いたはず！

サンヒの前では冷静だったピルスンですが、本当はヨヌクのことが心配なんですよね？「心当たりはないか？」とソンジュンに連絡していました。そして、またピルスンとソンジュンは会って話をすることになるんですけど、本心を隠しながらもいい義兄を演じようとするピルスンをソンジュンは殴ってしまいます。そして、最後に一言「惨い世間も愛する人がいれば少しはマシでは？以前僕が言いましたね？あなただけにはヨヌクは渡せないと。撤回します。ヨヌクはあなたにしか渡せない！二人は似たもの同士だ。とても残酷で、二度と顔をみたくない！」そう言ってソンジュンは去って行きました。
ソンジュン、ピルスンの前では生意気というか・・・でも、ソンジュンらしいですね。「あなたにしか渡せない」っていう言葉が心に響きました

班長と会って話をしたピルスン。班長は「遠い親戚に、妻に先立たれて義妹と再婚した人がいる。」と話し、ヨヌクとの再婚を勧めました。すると、ピルスンも「次の異動で地方に移れればいいと・・・ソウルから遠くて人が少ない田舎の派出所がいいんです。しばらくの間、3人で静かに暮らしたいと・・・それと、ヨヌクを探してください」ついにピルスンは決意しました

警察だから、人探しは得意なんですよね？ピルスンは、班長の力を借りてヨヌクの居場所をつきとめ、ヨヌクに会いに行きました
ヨヌクはひとりで、ハン・ピルスンという名の雪だるまを作っていました。そこにピルスンがやって来ました！車から降りたときにピルスンの優しい笑顔が素敵でした
「明日、姉さんに話しに行こう」と言ってヨヌクを抱きしめるピルスン「本物の義兄さんよね？溶けたりしないよね？夢じゃないよね？ありがとう、来てくれて。」

ヨヌクの長年の夢が叶うんですね
次回はいよいよ最終回。ヨヌク、ピルスン、ジュニョンは3人で幸せになれるのかな？でも、ピルスンの家族が許してくれるかな？とにかく、最後まで見守りたいと思います。