チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

グリーンローズ 第21話

2007-10-16 21:16:31 | 韓国ドラマ カ行
記憶を取り戻したオ会長。ジョンヒョンが犯人ではなく、命の恩人だということを覚えており、「君は潔白だと証言しよう」と約束してくれました。しかし、真犯人については口を閉ざすオ会長。ジョンヒョンが、「自分を殺人犯、放火犯に仕立て上げ、母の命を奪った憎き真犯人が誰なのか知りたい!」と言うと、母親の命を奪ったということに驚き、「申し訳ない」と謝るのですが、真犯人については全く明かそうとはしません。「濡れ衣は晴らされて当然です。私が望むものは、制裁です!」とジョンヒョン・・・

オ会長が真犯人について語らないことから、ジョンヒョンは強硬手段に出ました!チョン・テッス運転手を強引に連れ出し、暴行し、真犯人を告白させたのです「真犯人はシン・ヒョンテ」と言うチョン運転手。ヒョンテの命令で別荘に火をつけたことを認めました。ソ専務と連絡をとっていた理由については、ヒョンテの指示でソ専務を尾行していたら、気付かれてしまい、お金をもらおうと二股をかけたんだとか(?)そして、ソ専務はこの事件には無関係だったと話しました。ジョンヒョンがこの事件の犯人は2人だ。放火犯とジョンヒョンを殴った人。と問い詰めると、チョン運転手は、「自分は放火しただけで、それ以外のことは知らない」と言うのでした。その一部始終をジョンヒョンは録音しました。

このジョンヒョンの強硬手段を違法と知りながらも、黙認したチョ捜査官。「法で裁けないのなら、正義の拳が解決しないと。法律は、人が正しく生きるために作られたものだ。その法が役に立たないのなら、正義の拳しかないさ。」だって。

ジョンヒョンが、チョン・テッスの証言ビデオを見せると、「私は、奴を罰したくない。あいつを許してくれないか?すべて私の責任だ!」とオ会長。それでも納得できないジョンヒョンが、「自分を苦しめ、母親を死に至らしめ、秘書のチャ・ユランまで殺したヒョンテを会長が許しても僕は許せません!」と言うと、ユランの死に驚く会長。「子供のために捨てられるものが命しかなかった母の魂に報いなければなりません。息子の潔白のために命を捨てようと、薬局を訪ね歩いた母の一歩一歩を考えると、全身の血が逆流します。"1日だけでも外に出たい"と言った自分を呪い続けました。それさえ言わなければ、一生刑務所にいれば、母は一生死なずに済んだのです!自分の命をかきむしって生きてきました。絶対に許せません!」といくらジョンヒョンが主張しても、会長は「自分が責任取るから、許してやってくれ」としか言いません。「ヒョンテが真犯人だと分かった途端に、SR電子がつぶれてしまうから。3万5千人の社員のために、許してやってくれ・・・」と。

絶対にヒョンテを許すわけにはいかないジョンヒョンは外へ出て、母が死んだ時のことを思い出しながら「何で俺が・・・母さん、俺はあなたの息子です。それだけです。俺は神じゃありません。人間です。殴られれば痛いし、痛ければ泣く人間です。奴を許せるはずが・・・お母さん、答えてください。」と天国の母に向かって問いかけました。遠くから様子をうかがっていたスアは、ジョンヒョンに駆け寄ろうとするのですが、ドンウクが止めました。

会長の記憶が戻っていることを何となく感じたヒョンテですが、真犯人が自分だと知っているはずなのに、何も動きがないことを変に思っていました。
「しっかりしろ、シン・ヒョンテ。これからだ。」と自分に言い聞かせるのでした。そんな時、スアの姉ソラから「会長が記憶を取り戻しました!イ・ジョンヒョンさんが犯人ではないと言ったそうです!」という連絡が入りました!ソラさん、ジョンヒョンが犯人ではないと知って喜んでいました悪い人じゃなかったのね。今まで嫌ってしまってごめんなさい・・・
ヒョンテは、ソラに会長の記憶が戻ったかどうか調べさせていたんですよね・・・ヒョンテ、確実に焦っています!

ヒョンテの部屋にジョンヒョンたちが集団で侵入してきました!チョン・テッスの証言を聞かせ、「会長が許せという理由は何だ?」と問い詰めました。「泰山を抱く男がチンピラの真似か?」と皮肉を言うヒョンテ。泰山を抱く男とは、ユランが生前にジョンヒョンのことを表現するために使った言葉なんですよね~。

「なぜ会長が貴様(ヒョンテ)に懺悔の涙を流すのか知りたい!」というジョンヒョンの言葉に、「懺悔だと?」と言って笑い出すヒョンテ。「あのジジイは、自分の汚らわしい過去を隠したいだけだ!」となぜオ会長を恨むようになったのかを語り始めました。
ヒョンテは、子供の頃にたった一人の肉親であった父親を交通事故で亡くしました。なんと、その事故の犯人がオ会長だったのですそうとも知らず、幼いヒョンテはオ会長に助けを求めたのでした・・・「お前が俺を裁くのなら、俺はオ会長を裁く!」とヒョンテ。ジョンヒョンの母親が亡くなったことに関しては、「申し訳ない」と詫びたのですが、「誰よりも殺したかったのはお前だ!」と言いました。オ会長を恨むようになったヒョンテがナイフを持ってオ会長の家の塀をよじ登った時、スアが足を掴んで止めてくれたことがキッカケで、愛か憎悪か分からぬまま、20年スアを思ってきた。しかし、そこに突然現れたジョンヒョンがスアを奪ってしまった。だから、ヒョンテはジョンヒョンのことが憎かったのです!何度もオ会長を殺そうとしたヒョンテでしたが、スアを思うとできなかったんだそうです。「俺とスアの仲を引き裂き、愛も復讐も台無しにしたのはお前だ!チャン・ジュンウォンに戻れ!イ・ジョンヒョンに戻るのなら、とことんやるぞ!俺のやり方でな。」と言うヒョンテ、警察に電話して「(ジョンヒョンたちのことを)不法侵入がいる!」と通報しました。

ジョンヒョンは、ヒョンテの首を掴み、強く握り締めてから去って行きました。心配そうに見守るタオレン。苦しむヒョンテ・・・

ジョンヒョンは、スアからメールを受け取りました。
「思うようにして下さい。あなたの意思は、私の意志です。」

チョン弁護士に電話をし、「自分の名前を取り戻します!」と決意を語ったジョンヒョン。
チョン弁護士は、マスコミに囲まれるオ検事を見つけました。「真実のない社会に明日はありません!」と語るオ検事。チョン弁護士は、「5%!」とオ検事のことを呼びました。5%足りないからだそうで・・・
チョン弁護士は、オ検事に「イ・ジョンヒョン事件が再審になることになった」と伝え、「経験豊富な検事が、あんな穴だらけな事件を信じているとは・・・」と皮肉を言いました。犯人がイ・ジョンヒョンだと断定し、その結果だけを集めたオ検事の捜査方法が悪いと指摘するチョン弁護士。オ検事は、チョ捜査官に電話し、「新たな証拠でも見つかったのか?」と尋ねるのですが、「イ・ジョンヒョン事件には関わらないで下さい」と忠言されてしまうのでした・・・

別荘の会長を訪ねて行ったジョンヒョン、「なぜ、シン・ヒョンテに気付かなかったのですか?あの日、何があったのですか?」と事の発端であるヒョンテの父が事故死した日のことについて尋ねました。大粒の涙を流すオ会長・・・

そんなところで、第21話終了です。今回は、事件の根底が明らかになりましたね。ヒョンテの過去に少し同情しました。
次回はいよいよ最終回再審はどうなるのか?ヒョンテは?ソ専務は?スアとジョンヒョンは?気になるポイントはいくつかありますが、最後まで見守りたいと思います


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