チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

総合病院 第17話

2010-12-19 16:00:08 | 韓国ドラマ サ行
■最終話

ドフンに課題を提出したジンサン。
「よくやった。」と褒めてくれたドフンに
「僕に縫合の練習をさせた意図も気付きませんでした。
すみませんでした」と謝るジンサン。
ドフンに治療の予定について尋ね、
「僕に手術する力がないことが悔しいです・・・」と言うのでした。

落胆するジンサンにドフンは、ギテのレジデント時代のことを話しました。
勉強熱心で、手を休めることなく 常に結紮や縫合の練習をしていたギテ。
レジデント最後の年まで、それを続けていたようです。
ドフンは そんなギテに刺激され、何とか研修医を終えることができたそうです。
「君が患者と深く共感できるのは、大きな能力の1つだ。
だが、その能力も 現実に患者を救う実力がなければ何の意味もない。
私は君が、ハン先生のように 実力も備えた医者になって欲しい。
そうなれば最高だ。」とドフン。

ドフンは病院で手術着姿でヘスと結婚式を挙げました
「2人でみんなの前で永遠の愛を宣誓して下さい。」
と科長(正式には元科長)に言われ、
2人は抱き合って愛を確かめ合いました
病院の同僚たちは、2人に盛大な拍手を送るのでした

ドフンの手術の日がやって来ました。
ドフンの望みどおり ギテが執刀することに。

そして、3ヵ月後。
ドフンは順調に回復し、ヘスは献身的に看病していました
ドフンの体調が良くなったら、ヘスも休暇をとって一緒に休養するプランを
話しているところに、手術を担当したギテと主治医のジンサンがやって来ました。
検査の結果、転移は見られなかったことを伝えるギテ。
ドフンは、主治医としてよくやってくれたジンサンに感謝の気持ちを伝えました

ヨンハンも「一番の出来だった」とドフンの主治医を務めたジンサンを
褒め、ジンサンを新しい予備研修生の教育担当に任命するのでした
「ベストを尽くします!」と快諾したジンサン。
早速、予備研修生を厳しく指導することに。

「時計がなくて・・・」と遅刻しても反省する気配もない
研修生のピョン・テオ
「外科を甘く見ているだろ?」とジンサンが厳しく叱っても
笑ってごまかし、医局でゲームして遊んだり、
度胸はジンサンの100倍あるなんて言われてます

退院することになったドフンの病室を訪ねていったハユン。
リハビリ用の運動靴をプレゼントしました
ハユンが、「そろそろ病院を去る時が来たようです」と
弁護士の道を進むことに決めたことを話すと、
「惜しいな・・・私はチョン先生が医者としてもいい先生になると思っている。
君が弱者を弁護しようとする思いと、患者に対して
哀れみを抱こうとする思いは同じだ。慎重に選択しろ。」とドフンは言うのでした。

後輩たちを厳しく指導するジンサンに苦笑いする看護士たち
相変わらず、ジンサンは 問題児テオに手を焼いていました
同僚たちは、「お前もみんなを困らせただろ?」とツッコミを入れるのですが、
ヨンハンは ジンサンの成長を認めてくれました

医療訴訟で参考人陳述を行ったハユンでしたが、
科長であるパク先生に報告していなかったことがバレてしまい、
懲戒処分を下されてしまいました
それを知ったヨンハンは、何とかハユンを助けようと
医局会議を招集し、「これは明らかに医療ミスなのに、
この問題で罰せられるのはおかしいと思う!
病院側に異議を申し立てる!」と言うのでした。
自分のために懸命に頑張ってくれるヨンハンに、
「病院を辞めるから、大事にする必要はない」と伝えるハユンなんですけど、
ジンサン、ヒョヌをはじめ同僚たちは
「医療ミスは明らかにすべきだ!」とみんながハユンの味方になってくれました

患者を粗末に扱うテオ。
「俺はまだレジデントじゃないし、
患者の様態にあわせて一喜一憂できない!演劇じゃあるまいし・・・」
と言ってジンサンを困らせていました。
その様子を見ていた元科長は
「テオが患者に対して関心と愛情を持てるよう導いてみろ」
とジンサンに指導しました。

ジンサンは、テオに末期がんの主治医を任せました。
「まだインターンなのに主治医なんてやりたくない」と断るテオに
ジンサンは「これはお前に対する最後の機会だ。
嫌なら、他の科へ行け」と言うのでした。

院長の権限で、ハユンの解雇処分が決定したのですが、
ヨンハンとヒョヌが異議を申し立てました。
「チョン先生を処分するのは、病院の恥です!」とジンサンも言うと、
ドフンとギテもジンサンたちと同じ考えであることを明かし、
元科長と副院長たちの心を動かすのでした・・・

その頃、問題児テオは 末期がんの患者を24時間体制で担当していました。
オムツを交換する際に、テオに申し訳なさそうな視線を送る患者さん。
テオは、何となく気まずさを感じていました・・・
そんな中、患者さんの容態が急変
心肺蘇生禁止の患者のため、「楽に眠らせてやろう」と言うジンサンでしたが、
テオは必死に蘇生を施そうとしていました!
でも、テオの努力の甲斐もなく、患者さんは亡くなってしまいました・・・
その経験により、テオは命の大切さを痛感し、
患者を哀れむようになったようです。
「俺が更正させた」ジンサンは誇らしげにウンジに語りました。
そんなジンサンにキスをしたウンジ。
その現場を目撃したスンドクは嫉妬するのでした

ハユンとヒョヌも仲良くしているようです
ハユンは、病院に残ることに決めたことを
真っ先にヒョヌに伝えると、ヒョヌは初執刀のお祝いの金のメスを
ハユンに返しました。

そして、ドフンは外科医として復帰しました
みんなが家族のようにドフンを温かく迎えてくれました。
ヘスは、モニターで心配そうに夫ドフンの仕事復帰を見守っていました。

「駆血帯で練習しただろ?」とドフンは、
小腸吻合術をジンサンに任せました。
緊張するジンサンに「練習より少し大きくなっただけだから、落ち着いてやれ」
とアドバイスし、ジンサンは完璧に執刀を終えることができました
手術に立ち会うスタッフたちから、一人前の外科医になったことを
祝福されちゃいました~
医局に戻ると、同僚たちがサプライズパーティーを開いてくれました
「チェ・ジンサン先生の改心と、手術成功を祝って乾杯!」
とシャンパンで乾杯した後、
同期のレジデントたちから金のメスがプレゼントされました
でも、ジンサンは患者さんから呼び出されて
早くも主役不在のパーティーになっちゃった

お医者さんは忙しい

そんなところで、『総合病院』全17話終了です

■後記
『総合病院』というタイトルが地味なので、
正直 あまり期待せずに視聴していたんですけど、意外と面白かったです。

今までに『外科医ポン・ダルヒ』とか『ニューハート』とか
外科医の新人レジデントを主人公にしたドラマを見たことがあったのですが、
このドラマは、新人レジデントだけではなく
1994年に放送された前作でレジデントだったキム・ドフンの
成長した姿なども描かれていました。
チャ・テヒョンさん演じるチェ・ジンサンの成長していく姿が
中心ではあったものの、同期で医療弁護士を目指すハユンや
優等生のヒョヌの挫折もあって、外科全体のことが広く浅く描かれた
充実した内容になっていました

こういう職業ドラマを見ることによって、
中学生や高校生などの視聴者が医者を志すなんてこともあるのかもしれないですね。
まぁ、ドラマと現実は違いますが ドラマが若い世代に夢を与える
キッカケを作るというのも素晴らしいことだと思います。

とても視聴しやすいドラマだったので、とっても好印象です
また続編ってあるのかな?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿