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こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2013年9月14日 土曜日 「距離」

2013-09-14 18:51:11 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
大竹伸朗さんの著書「既にそこにあるもの」よりの朗読。




■David Sylvian 「詩人の血(The Ink In The Well)」1984■
焼け跡の残り火が、丘や谷間にくすぶる
最強のものたちの心に、郷愁が燃え上がる
ピカソは、港で船の絵を描いている

風と帆

ひとには、生まれつき生きる才能があるもの

動物たちが、収穫済みの炎の原を駆け抜ける
家を失ったものたちの顔に、苦悩が浮かぶ
ピカソは、家々から上がる火の手を描いている

突然の雨

縄は切られ、うさぎは解き放たれる
(今は狩猟期、思うさま発砲しろ)
詩人の血、万年筆の筒の中のインク
(すべては、この理性の時代に書き留められる)

デヴィッド・シルヴィアン「詩人の血」(作品「ブリリアント・トゥリーズ」より)















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